速効性、コスパ抜群のクリームパック美容法!効果と正しいやり方を徹底解説

速効性、コスパ抜群のクリームパック美容法!効果と正しいやり方を徹底解説。保湿クリームイメージ画像。

クリームを塗って、待つこと15分。クリームを塗るだけで、もっちりハリのあるお肌に仕上がる「クリームパック」。

しかも手持ちの保湿クリームや、ドラッグストアのプチプラアイテムでも効果が実感できるとあれば、試さずにはいられませんよね! 

基本的なクリームパックの手順から、スペシャルケアのやり方まで、すぐに実践できるクリームパック美容法をご紹介していきます。

クリームパックとは?

クリームパックの方法について。

クリームパックとはその名の通り、たっぷりのクリームでパックする美容法。

たっぷりのクリームを肌一面にのせるだけの簡単な方法で、ハリのあるもっちりとしたお肌を作り出します。

元来クリームというのは乾燥を防ぎ、保湿をするための化粧品。その効果をパックという方法でより高め、しっかりと保湿をすることがクリームパックの目的です。

多くの女性を悩ませる、シミ・くすみ・肌のハリ・メイクのりの悪さなども乾燥が原因。

保湿がしっかりと行われれば肌内部の水分が満たされ、ふっくらとしたツヤのあるお肌に戻ります。

また、日焼け後の乾燥した肌にもクリームパックでの保湿が応急処置になります。

手軽さに加え、さまざまな肌トラブルに対応してくれることも、クリームパックの人気の秘訣です。

人気のクリーム

使用するのは普段使っているクリームで大丈夫ですが、1回の使用量が多いため、あまり高価なものだと、もったいなく感じられるでしょう。

クリームパックの良いところは、リーズナブルなクリームでも効果が得られること。クリームパックユーザーの間では、「ニベア」と「ユースキン」が圧倒的な人気です。

そこで2つのクリームの配合成分を元に比較してみました!

ニベア

クリームパックに使用するのは、「ニベア青缶」。

ニベア青缶

高級クリーム「ドゥ・ラ・メール」の配合成分とほぼ同じということで、ここ数年で再ブームとなっているアイテムですね。

“グリセリン”“スクワラン”“ホホバオイル”など、肌内部の水分の蒸発を防ぐための油分がたっぷりと入っていることからも、保湿力の高さがうかがえます。

ニベア青缶成分表

ユースキン

ユースキンには3種類ありますが、普通肌の場合は「ユースキンA」を使用しましょう。

ユースキンA

ユースキンAは、有効成分を見ると非常に優秀。

美容効果があるとされるビタミンB群の中でも特に肌荒れに効果的な“ビタミンB2”やアンチエイジングの代名詞である“ビタミンE”、消炎作用のある“グリチルレチン酸”、ニキビの改善に効果的な“dl-カンフル”などが配合されています。

その他にも、美白効果の“ビタミンC”、お肌の水分量を高める“ヒアルロン酸”など、美容成分が多く配合されていることがわかります。

ユースキンA成分表

このように2つのクリームの配合成分を比べてみると、徹底保湿にはニベア、ニキビ悩みなどのトラブルが気になる場合はユースキンが適しているようです。

しかし前の章でお伝えしているように、シミやシワ、くすみなどのお肌の悩みは、乾燥が原因となっていることがほとんど。大人ニキビも乾燥が引き起こすものです。

まずは保湿にポイントを絞り、自分の肌悩みが保湿で解消できるものかを知るのもひとつの方法。

実際に、美容に効果的な成分が入っていないニベアがパックとして重宝されるのは、優れた保湿力でトラブルを改善しているからです。

手持ちのクリームを使う場合も、できるだけ保湿効果の高いものを用いるとよいでしょう。

保湿ランキングでは、肌の保湿に特化した基礎化粧品トライアルセットを集めてみました。

クリームパックのやり方

クリームパックのやりかたについてイメージ画像

では、クリームパックの基本的なやり方をご紹介します。

1.クレンジングと洗顔でメイクや皮脂汚れをしっかりと落とします。洗顔後は水分を軽くタオルでふき取り、化粧水や美容液でお肌を整えてください。

2.クリームを顔全体にたっぷりと塗っていきます。肌が隠れるくらいに厚く塗ることがポイント。

口もとのほうれい線、目もとのシワなど、乾燥が気になる部分は特に厚く塗っておきましょう。

3.15分ほどそのままにした後、ティッシュや軽く濡らしたコットンで優しくふき取ります。蒸しタオルを使えばクリームが温まり、肌への浸透力がアップ。

より保湿効果を高めたいなら、クリームを塗った上からラップをしましょう。水分の蒸発が防がれ、クリームの成分が一層肌へと浸透します。

ラップをする場合は、息がしやすいよう鼻の部分に切り込みを入れるか、鼻の部分を中心に顔の上下2枚に分けて使うとよいでしょう。

唇にも同様にクリームを塗りラップをすれば、プルツヤ唇ができあがります。

スペシャルケア(お風呂パック、朝パック)

大切な予定の前には、より速効性のあるクリームパックがおすすめ。お風呂で行うクリームパックと朝のクリームパックのやり方を説明します。

お風呂でのクリームパック

湯船はスチームの役割を果たすことも。

お風呂でのクリームパックは、湯ぶねの蒸気がスチームの役割をして、肌への浸透力が高まります。

お風呂でのやり方は、

1.クレンジングと洗顔の後、タオルで水気を軽くふき取ります。

2.クリームを顔全体にたっぷりと塗ります。

お風呂でのクリームパックは、デコルテ部分もできるのがメリット。首のシワなど気になる箇所があれば、一緒にパックしましょう。

3.湯ぶねに浸かりながら10~15分待つ。

4.ホットタオルで優しく拭き取る。またはシャワーで洗い流してください。

5.お風呂からあがったら、化粧水や美容液で通常のスキンケア。

※クリームパックの後に、きちんとスキンケアを行い、乾燥を防ぐことが大切です。

朝のクリームパック

メイクの前にクリームパックをすることで、お肌の色が明るくなり、化粧ノリもよくなります。

朝のクリームパックのやり方は、

1.洗顔後、水滴の残っているお肌にクリームをたっぷりと塗る。

2

.ラップを顔に重ねたら、その上から蒸しタオルをのせます。

3.約5分おいたら、蒸しタオルで優しく拭き取る

4.通常のスキンケアの後、メイクをしてください。

お風呂でのクリームパックや朝のクリームパックは、保湿が行き届いたキメの整った肌にメイクができるため、化粧くずれも防げます。

クリームパックの注意点

クリームパックを行ううえで、いくつか注意する点があります。

頻度

週に1回くらいを目安にしましょう。手軽にできるからといって、毎日行うのは逆効果。

クリームには油分が多く含まれるので、毛穴に油分が詰まり、新たな肌トラブルの原因になります。

クリームパックで使用するクリームは、パック用に考えられた化粧品ではありません。パックをするための大量のクリームを毎日のように湿布すれば、刺激が強すぎる恐れもあります。

くれぐれも気をつけましょう。

やり方

クリームパックをする時の注意点について

クリームを顔に塗る時、拭き取る時の力の入れ方に注意。

クリームが固くて上手く湿布しにくいようなら、あらかじめクリームを手の平で温め、柔らかくしてから塗るようにしましょう。

拭き取る際も、ゴシゴシこすらないように。摩擦による肌のダメージが、新たな乾燥を引き起こします。

使用するクリーム

基本的には保湿ができるクリームなら問題ありませんが、化粧下地として使うような、紫外線防止効果の入ったものは避けてください。

紫外線防止剤は肌に負担がかかるので、肌に残らないよう、普段からきちんと落とすのが基本。肌への浸透を目的とするクリームパックには不向きです。

以上がクリームパックに関する注意事項です。覚えておいてくださいね。

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オリジナルクリームを作ってみる

クリームの効果に物足りなさを感じたり、より自分に合ったものを望むなら、オリジナルクリームを作ってみてはいかがでしょう。

簡単なアレンジ方法をご紹介します。

美容オイルをプラス

手持ちのクリームにアルガンオイルなどの美容オイルを1~2滴混ぜる。

アルガンオイルには、お肌のターンオーバーを促すビタミンEや、アンチエイジングに効果のあるオレイン酸が含まれまれます。

美容オイルをプラスすることで、オイルのもつ効果を同時に摂取。 滑らかなテクスチャのオイルを混ぜることで、クリームの伸びもよくなります。

ガスールでクレイパック

ガスール粉末

ガスールは古い角質を除去したり、毛穴の汚れを落としてくれる働きがあるクレイ(泥)で、洗顔料やパックに用いられます。

市販されている粉末状のガスールを、クリームパックに使うクリームと1対1の割合で混ぜ、肌にのばしやすい柔らかさになるよう、水を少しずつ足しながら調整します。

鼻の黒ずみ、くすみに効果的です。

このようにクリームに何かを混ぜる場合、化学反応が起きないよう、プラスするアイテムは天然素材のものを使うよう心がけましょう。

クリームパック美容法まとめ

クリームパックの魅力は速効性の保湿と、お手軽さ。

お肌に疲れや乾燥を感じた場合の応急処置としても使えますので、気軽に試してみてはいかがでしょう!

クリームパックに使えるクリームもセットになった化粧品お試しセットもありますよ。

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