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美容オイルの正しい使い方とは!?最も効果が得られる順番とタイミング
保湿やエイジングケアに効果的な美容オイルは、スキンケアはもちろん、ヘアートリートメントやマッサージオイルとしても活用できる万能コスメです。
美容オイルには複数の種類があり、肌タイプ別で使い方が大きく異なります。美容オイルの効果を最大限に引き出すためには、スキンケアの順番と使う時間を正しく理解することが大切です。
このページでは、美容オイルの正しい使い方と、最も効果が得られる順番や使用のタイミングを紹介していきます!
美容オイルの効果的な使い方とは?
肌への負担が少なく、年齢や性別を問わず誰でも使えるスキンケアアイテムが美容オイルです。美容液代わりに使用している人が多いと思いますが、それ以外にも使い道がたくさんあることをご存知でしょうか?
まずは、万能コスメ・美容オイルの効果的な使い方を見ていきましょう。
お手入れの最後に使用
美容オイルの最も一般的な使用方法は、お手入れの最後に保湿ケアとして使う方法です。化粧水や乳液の後、肌にフタをする役目として美容オイルを使用しているという人は多いと思います。
乳液よりも保湿効果が高く、肌のバリア機能を高めてくれる美容オイルは、乾燥が気になる肌にピッタリのアイテムです。また、皮脂の過剰分泌を抑える効果も期待できるので、オイリー肌やニキビ肌の人にもオススメです。
お手入れの最後に使用する際は、美容オイルを数滴手のひらになじませて、顔を優しく包み込むように広げていきます。とくに乾燥が気になる部分には重ね塗りをして、肌の水分を逃がさないようにしっかりとフタをしてあげましょう。
洗顔後に使用
洗顔後、化粧水を塗る前に美容オイルをなじませる方法です。しっとりタイプのスキンケア用品を使っているのに、時間が経つとすぐに乾燥してしまうという人に是非試してほしい利用方法です。
美容オイルが化粧水をはじいてしまうのでは?と疑問に思う人もいるかも知れませんが、実は全くの逆なのです。
乾燥によってゴワゴワしてしまった肌は、角質がめくれあがって毛羽立っているような状態です。この状態では化粧水は浸透するどころか蒸発してしまい、余計に乾燥を悪化させる原因となります。
美容オイルをなじませ肌をやわらかくすると、化粧水の肌なじみが良くなり、浸透力も格段に上がります。このような役割に特化した美容オイルを「ブースター(導入)オイル」と呼ぶこともあります。
ブースター目的で美容オイルを使う場合、できるだけ粘度が低くさらっとしたオイルを選ぶようにしましょう。オイルは伸びがいいので、2~3滴あれば十分です。
メイクアップに使用
美容オイルは普段のベースメイクにも使用できます。
リキッドファンデーションに1滴まぜるだけで肌がカサつきにくくなり、肌のツヤ感がアップします。ファンデーションの伸びも良くなるので、普段よりもファンデーションが肌に密着するのを実感できます。
また、美容オイルは唇にも使えるので、リップやグロスとしても活用できます。蜜蝋と混ぜれば本格的なリップクリームを作ることもできます。手持ちの口紅と混ぜたり、アロマオイルで香りづけしてオリジナルのリップクリームを作るのも楽しいですね。
化粧水や美容液と混ぜる
保湿はしたいけど、オイルのベタつきが気になるという人は、化粧水や美容液に美容オイルを混ぜてみることをオススメします。単体で使うよりも保湿力が格段に上がり、時間が経ってもしっとり潤いのある肌をキープすることができます。
肌が乾燥している人は、角質層の角質細胞の間にある脂質が不足しています。
細胞間脂質は、角質層内で細胞同士の間を埋めている脂質のこと。主にセラミドや脂肪酸、コレステロールで構成されます。
細胞間脂質は、細胞と細胞をしっかりと接着するセメントのような役目を果たすとともに、角質層内の水分蒸発を防ぐバリアの役割を担っています。
セラミドは油溶性なので、油分の少ない化粧水や美容液だけでは細胞間脂質に溶け込みにくいと言われています。
そこで一役買うのが美容オイルです。化粧水に油分が加わることで、化粧水の保湿成分が細胞間脂質へ浸透しやすくなります。さらに、オイルがフタの役割も担うため、水分が蒸発しにくくなるという相乗効果も生まれます。
上記で紹介した4つの使い方全てに共通して言えるのですが、美容オイルは1回の使用でほんの数滴あれば十分です。オイルが多すぎるとベタつきが気になったり、他の化粧品とうまくなじまなくなってしまうことがあります。
また、オイルの種類によっては紫外線や熱で酸化しやすいものがあるので、該当のオイルは朝のお手入れでは使用を控えるように注意しましょう。
美容オイルランキングには、美容オイルがセットに入っているお試しセットを集めてみました。美容オイル入りトライアルセットは、美容オイルだけではなく化粧水やクリーム入りのものもあります。
スキンケアとして、美容オイルを使う順番や、使う量なども詳しく説明されているので、美容オイル初心者にもおすすめ!香りやテクスチャーを試すだけのために本商品を購入したり、実店舗に行かなくてもOKなので、重宝してます。
美容オイルは夜と朝どっちで使う?
さまざまな使い方ができる美容オイルですが、夜と朝どちらで使うのが正しいのでしょうか?前項でも少し触れましたが、美容オイルはその種類によって使用に適した時間帯が異なります。
ここからは、美容オイルの使い分けについて紹介します。
美容オイルは夜のお手入れで使用
一日の汚れや余分な皮脂を落とし、肌のコンディションを整えるのに欠かせないのが夜のスキンケアですよね。いつものお手入れに美容オイルをプラスするだけで、翌朝自分の肌が見違えるように生まれ変わります。
とくに、お風呂上がりに体があたたまった状態でお手入れすると、美容オイルの浸透力はグンと上がります。睡眠中は肌のターンオーバーが促進され、スキンケア化粧品が肌に溶け込みやすくなるので、基本的には夜のお手入れで使うことをオススメします。
また、美容オイルの種類によって、紫外線や熱で酸化しやすいものがあります。オイルの酸化は品質の劣化につながり、そのまま使い続けてしまうとシミやくすみの原因となることもあるので、酸化しやすいオイルはお休み前のスキンケアに限定することが大切です。
酸化しやすいタイプの美容オイルには、馬油・グレープシードオイル・ローズヒップオイル・亜麻仁油などが挙げられます。
朝にも使える美容オイル
↑画像のHABA ハーバートライアルセットでは、スクワラン化粧オイルの他に薬用ホワイトレディもセットでお試しできるようになってます。
肌のカサつきは気になるけれど、念入りに保湿ケアをしている時間はない!そんな人には美容オイルを朝に使うことをオススメします。保湿ケアはもちろん、メイクにも使える美容オイルは、忙しい朝に大活躍のスキンケアアイテムです。
美容オイルを化粧水に混ぜると、まるでパックをした後のように肌がしっとりと潤います。リキッドファンデーションとの相性もいいので、メイクをしながら保湿ケアもバッチリです。
ホホバオイル・アルガンオイル・スクワランオイル・椿オイルなどは、美容オイルの中でも酸化しにくいタイプなので、朝のお手入れに使うことができます。とくに、ホホバオイルやアルガンオイルには強い抗酸化作用があり、日焼け予防効果も期待できる優れものです。
また、これらのオイルは直射日光を避ければ常温保存もできるので、持ち歩いてメイク直しをする時にも活用できます。
美容オイルは肌質で使う順番が違う?
さまざまな使い道がある美容オイルですが、肌質によって使う順番を工夫すると、より効果を実感しやすくなります。美容オイルの効果を最大限に引き出すためには、自分の肌質を正確に見極めて、適切な美容オイルを選ぶことが大切です。
まずは、以下のチェック項目を参考にして、自分の肌質がどのタイプに該当するかを確認してみて下さい。肌タイプ別にオイルを使う順番もあわせて紹介していきます。
乾燥肌タイプ
- 年間を通して顔全体が乾燥している
- 皮膚がめくれて、白い粉が吹いてしまうことが多い
- ちょっとした刺激で肌がかゆくなることがある
- アトピー体質だ
上記に当てはまるものが多い人は乾燥肌タイプと診断できます。生まれつき、または何らかの要因で皮脂の分泌量が少なくなり、顔全体が常に乾燥している状態ですのことを指します。
乾燥肌の人は慢性的に肌が乾燥しているので、保湿重視のスキンケアをすることが大切です。美容オイルを化粧水に混ぜて塗ったあと、お手入れの最後にもう一度美容オイルをなじませます。これは、化粧水の浸透力を高め、水分が蒸発するのを防ぐためです。
美容オイルは朝と夜どちらも使えるものを選びましょう。保湿力が高く、肌への刺激が少ないホホバオイル・アルガンオイル・米ぬかオイルなどがオススメです。
インナードライや混合肌タイプ
- Tゾーンは脂っぽいのに頬は乾燥している
- 洗顔後部分的に肌がつっぱる
- 乾燥しているわけではないが、キメが荒くハリもない
- 季節によって肌質が変わる
これらの症状がある人は、インナードライもしくは混合肌である可能性が考えられます。
インナードライとは、肌表面はしっとりとしているのに、肌内部の水分が不足している状態。水分不足によりターンオーバーが正常に行われず、シワ、ハリ不足、シミ、くすみなどさまざまな肌トラブルを引き起こします。
インナードライまたは混合肌の人は、洗顔後に美容オイルを使用することをオススメします。洗顔後、肌が乾いた状態で角質層にオイルをなじませると、化粧水が浸透しやすくなり、過剰な皮脂分泌を抑える効果も期待できます。
乾燥が気になる秋・冬は、顔全体の皮脂バランスを整えるため化粧水に美容オイルを混ぜて使うのが効果的です。インナードライや混合肌の人は季節によって皮脂量が不安定になりやすいので、肌のコンディションに合わせてオイルの使い方を工夫してみて下さいね。
インナードライや混合肌の人には、ホホバオイル・ココナッツオイル・椿オイルなどがオススメです。
オイリー肌タイプ
- 洗顔後すぐに肌がベタつく
- 毛穴が目立ちやすい
- ニキビや吹き出物ができやすい
- 一日に何度もオイルオフまたはメイク直しをする
上記チェック項目に当てはまるものが多い人は、オイリー肌(油性肌)と診断できます。体質はもちろんですが、食生活やホルモンバランスの乱れがオイリー肌の原因となることもあります。
オイリー肌の人は、ベタつきにくい美容オイルを化粧水に混ぜて肌になじませましょう。スクワランオイルやマルラオイルは付け心地がさらっとしているので、オイリー肌が原因のニキビケアにも最適です。
また、オイルを塗りすぎるとニキビや吹き出物ができやすくなることもあるので、夜のお手入れで1~2滴使用する程度にしておきましょう。
ニキビができやすい肌には、ニキビケアランキングで紹介しているトライアルセットもオススメです。有料ではありますが、5~14日間使うことができるので、しっかり試せるので買い間違いがありません。
まだある!美容オイルの活用方法
美容オイルは、スキンケア以外にもさまざまな使い道があります。ここからは、全身どこにでも使える美容オイルの活用方法を紹介していきます。
フェイスマッサージ
血液やリンパの流れを促進するフェイスマッサージは、むくみやくすみの改善に欠かせないお手入れです。美容オイルはマッサージクリームに比べて伸びが良く、ほどよい力加減で肌を刺激しすぎずにマッサージをすることができます。
美容オイルを手のひらであたためたあと、顔全体に優しくなじませます。指の腹でくるくる押し上げるようにマッサージをすることで、顔がポカポカあたたまっていくのを実感できるでしょう。
さらっとした美容オイルを使えば、洗い流さずそのまま肌になじませることもできます。血行が良くなった肌は保湿成分が浸透しやすくなるので、美容オイルでマッサージをするのはまさに一石二鳥と言えますね。
クレンジング
メイクはもちろん、酸化した皮脂や空気中の汚れも落とすことができるオイルクレンジング。使用後のさっぱり感が気持ちいい反面、洗浄力が強力すぎるあまり肌の保湿成分や必要な皮脂まで落としてしまうというデメリットもあります。
そんな時は、美容オイルをクレンジング代わりに使用してみましょう。オイルがしっかりメイクをきちんと浮かせてくれるので、洗い上がりはオイルクレンジングとほとんど変わりません。低刺激な上に保湿力も抜群なので、メイクを落としたあとでも肌の潤いをキープすることができます。
落ちにくいポイントメイクは、コットンを使って肌になじませ、優しく拭き取るとキレイにオフできます。肌をいたわりつつメイクはしっかり落としたいという人には、美容オイルを使ったクレンジングがオススメです。
髪の毛や頭皮のケア
美容オイルの活用方法はスキンケアだけではありません。美容オイルは頭皮ケアやヘアートリートメントとしても使うことができます。
使い方は簡単です。シャンプーの前に頭皮に美容オイルをなじませ、指で揉みこむようにマッサージします。頭全体をマッサージしたら、あとはいつも通りシャンプーをして洗い流すだけです。
美容オイルでマッサージをすると、血行が促進されるので顔のたるみやシワの改善にもつながります。また、オイルが毛穴につまった皮脂汚れを浮かせてくれるので、頭皮の匂いを抑える効果も期待できます。
ドライヤーの前に毛先になじませれば、キューティクルを保護するヘアートリートメントとしても使うことができますよ。
美容オイルに関する疑問を解決!
さまざまな使い方ができる美容オイルですが、使い方を誤ると効果が半減するだけでなく、思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう場合もあります。
美容オイルを使ったスキンケアを考えている人は、以下のことに気をつけて、正しい使い方をマスターして下さいね。
美容オイルはたくさん塗ればいい?
答えはNOです。美容オイルはとても伸びがいいので、顔全体のお手入れであれば2~3滴で十分です。美容オイルの使いすぎると、ニキビの増加やが増えたり、ニキビを悪化のさせる原因となる場合があります。
ニキビができるのは、酸化した皮脂や空気中の汚れが毛穴につまり、アクネ菌が炎症を起こすことが原因です。
アクネ菌は空気が入らず、皮脂の多い場所を好みます。角栓で塞がれた毛穴の中は、アクネ菌が好む場所。皮脂を餌に悪玉菌が増殖してニキビが悪化していくのです。
美容オイルで肌に過剰な油分を与えると、アクネ菌が悪さをしてニキビや炎症を起こすことがあるので、ベタベタするほど塗りすぎるのは絶対にやめましょう。
また、美容オイルのつけすぎは肌本来の保湿作用を弱めてしまう恐れもあります。肌が美容オイルの保湿力に頼りすぎないように、使用量を守り、正しい保湿ケアを行なうことが大切です。
美容オイルの使用期限に注意
まず、美容オイルは生ものだと理解して下さい。熱や直射日光に弱いものが多く、ほとんどの美容オイルは酸化を防ぐために遮光性の高い保存瓶に入れられています。
酸化して品質が劣化した美容オイルを使うと、シミやくすみの原因となることがあります。思わぬ肌トラブルを防ぐためにも、美容オイルは使用期限の範囲内で使い切ることが大切です。酸化しやすいオイルは冷蔵庫で保管するのがオススメです。
商品によって異なりますが、美容オイルの使用期限は開封後1~3ヶ月程度が目安です。期限切れのものや、脂の匂いが強くなったと感じた時はすみやかに使用を中止して下さい。
美容オイルも良いけど、もっと気軽に基礎化粧品を試してみたい人向け ⇒ 化粧品ランキング では、5日~10日ぐらい使えるお試しセットを紹介しています。「一度試してみたい!」と思ったスキンケアもあるかもです。
脂っぽい肌にも使えるの?
答えはYESです。肌質に合ったものを選べば、美容オイルはオイリー肌の人でも使うことができます。
オイリー肌の人が美容オイルを使う場合は、使用する時間と量に注意して下さい。さらっとした肌なじみのいいオイルを選び、夜のスキンケアに数滴だけ使うようにしましょう。脂っぽくニキビもできやすい人は、殺菌作用や抗酸化作用のあるオイルを選ぶのがポイントです。
脂っぽい肌に合ったオイルを選べば、皮脂の分泌量を抑えたり、ニキビや炎症を緩和することもできます。正しいお手入れは根本的な肌質改善にもつながるので、美容オイルの性質を理解し、自分にあった美容オイルを見つけることが大切です。
自分に合った美容オイルの活用法で肌の悩みを解決しよう!(まとめ)
さまざまな使い方ができる美容オイル。オイルの種類や使用する時間、量などのコツをつかめば、美容オイルの効果を最大限に引き出すことができます。
自分に合った美容オイルを見つけて、トラブル知らずの美肌を手に入れて下さいね!