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シミ消しに効果的なハイドロキノン美容液4選!美白ケアおすすめランキング
数多くある美容成分の中でも、とくに美白効果が高い話題の成分『ハイドロキノン』。美白コスメを探している方なら一度はハイドロキノンの名を聞いたことがありますよね。
でも、美白のために日々のケアに取り入れてみたいと思っていても商品の種類が多く、どれが自分に合うの迷ってしまうこともあるはずです。
そこで今回は、おすすめのハイドロキノン美容液をランキング形式でご紹介します。
また、ハイドロキノンがどんな成分かについても詳しくお伝えするので、あなたにぴったりのハイドロキノン美容液選びに役立ててみてください!
目次
この記事で紹介するハイドロキノン配合美容液一覧!
1,ハイドロキノンって何?どんな成分なの?
近年強力な美白成分として話題のハイドロキノン。シミやそばかすのケアに高い効果があると人気です。
ここではハイドロキノンがどんなものか、そしてどのような効果があるのか詳しく見ていきましょう。
1-1,ハイドロキノンとは?
ハイドロキノンは紅茶やコーヒー、いちごなどに含まれる天然の美白成分です。
古くから写真の現像の還元剤として、またゴムの酸化防止剤の原料などにも用いられてきました。
写真の現像に携わる人の手が白く美しかったことから美白作用に注目されるようになり、現在ではハイドロキノンといえば美白成分として知られるようにまでなったのです。
これまでハイドロキノンは極めて強い漂白作用を持つことから医療現場で主に用いられ、皮膚科などで治療に使用されてきました。
強い効果と副作用の危険性もあることから、日本では長年化粧品に配合できませんでした。しかし、2001年の化粧品の規制緩和によって2%まで配合が許可されるようになったのです。
そして、このハイドロキノンの規制緩和によって、美白化粧品は一気に進化していきました。
何しろハイドロキノンは、美白成分の定番ともいえるビタミンC誘導体やアルブチン、プラセンタなどと比較しても約10倍~100倍もの効果が期待できるからです。
引用元:https://www.ampleur.jp/
また、アメリカなどの美容先進国においては40年以上前から使用され、美白といえばハイドロキノン一択といっていいほど浸透しています。
この事実からもハイドロキノンがどれだけ高い美白効果を持っているのかがわかりますよね。
1-2,ハイドロキノン美容液の効果
ここでは、美白成分ハイドロキノンを配合した美容液が、どのような効果を発揮してくれるのかを確認していきます。
ハイドロキノン美容液の主な効果は以下の3つです。
シミやそばかすを薄くするハイドロキノンの美白パワーを語る上で欠かせないのが、できてしまったシミやそばかすを薄くする効果。実はこのシミやそばかすを薄くする効果、他の美白成分では、あまり実感できません。
シミやそばかすを予防する成分は数多くありますが、すでにあるシミやそばかすを薄くしてくれる成分はそれほど多くありません。これが、ハイドロキノンが注目された一番のポイントともいえるでしょう。
ニキビ跡を薄くするニキビ跡はアクネ菌などが炎症を起こして肌を刺激し、その刺激によって活性化したメラノサイトから過剰にメラニンが分泌されて色素沈着を起こしている状態です。
できたシミを薄くできるのですから、もちろんニキビの炎症後の色素沈着にも対応。高い効果を発揮してくれます。
シミやそばかすの予防ハイドロキノンは上で説明したように、できてしまったシミやそばかすを改善することはもちろん、これからできる可能性のあるシミやそばかすも予防してくれます。
以上の効果からも、ハイドロキノンがいかに美白成分として優秀なのかがわかりますよね。
1-3,ハイドロキノンがシミやそばかすに効果がある理由
では、なぜハイドロキノンはシミやそばかすなどに効果があるのでしょうか。それは、シミやそばかすの原因に働きかける4つの作用があるからです。
メラニン色素の生成を抑える
シミやそばかすの原因が『メラニン』と呼ばれる色素であることをご存知の方も多いでしょう。
もともとメラニンは、体にとって悪者ではなく、紫外線から肌細胞を守る役割があります。紫外線を多く浴びると、細胞がダメージを受け、皮膚病などの原因になってしまうからです。
それを防ぐために、表皮の一番奥にあたるメラノサイトがメラニンを生成。それにより、細胞に紫外線が届かないようにブロックしているのです。
通常、メラニンは肌のターンオーバーなどで排出されます。しかし、紫外線を浴び過ぎるなどすると、メラニンが過剰に生成され、排出しきれません。
そうして、排出されずに蓄積されたメラニンが、シミやそばかすとして肌の表面に出てきてしまうのです。
ハイドロキノンはメラニンを作り出すメラノサイトに直接働きかけることで、メラニンの生成を抑制する作用があります。
原因物質を作り出さないことで、シミやそばかすを予防してくれるのです。
チロシナーゼの働きを抑える
シミやそばかすのもとになるメラニン色素を作り出している元凶は、チシロナーゼという酸化酵素です。
チロシナーゼは、紫外線などの刺激を受けると活性化する特徴があります。そして、チロシナーゼが活性化すると、生成されたメラニンは黒色メラニンへと変化してしまうのです。
この黒色メラニンが肌の表面に沈着するとシミになってしまいます。
ハイドロキノンは、このチロシナーゼの働きを抑える作用があり、黒色メラニンの生成を阻害してくれるのです。
還元作用でメラニン色素自体を薄くする
引用元:https://www2.bglen.net/
この還元作用はハイドロキノンの大きな特徴といえます。すでにできてしまったシミやそばかすを薄くする作用、といえばわかりやすいでしょう。
メラニンは最初からメラニンとして存在しているわけではなく、酵素チシロナーゼとチロシンが結びついて変化してメラニンになります。
ハイドロキノンは、すでにあるメラニンのチシロナーゼと結びつくことで、メラニンを淡色化させてシミやそばかすを目立たなくするのです。
ハイドロキノンが肌の漂白剤ともいわれるのは、この還元作用が大きく関係しています。
メラノサイトを減らす
引用元:http://www.haraguchi-c.jp/
メラニン色素を作り出すメラノサイトは、刺激によって増える性質を持っています。
紫外線による刺激によってメラノサイトそのものの数が増え、メラノサイトの数に比例してシミやそばかすの原因となるメラニンの量を増やすことになるのです。
ハイドロキノンはメラノサイト自体の働きを停止させ、さらに減少させていく働きをします。
活動できるメラノサイトの絶対数を減少させることによりシミ・そばかすの原因となるメラニンも数が減るため、シミやそばかすを予防できるのです。
2,ハイドロキノン美容液の選び方
美白効果に注目が集まるに伴い、ハイドロキノン配合の美容液も次々と登場しています。同じハイドロキノン美容液であっても、商品によって特徴は異なります。
そのため、自分に合った商品を選ぶのが何よりも大切です。ここでは、ハイドロキノン美容液選びのポイントを確認していきましょう。
2-1,肌質に合った配合濃度から選ぶ
ハイドロキノン美容液は様々な配合濃度のものがあります。自分の肌質に合わせて、最適な配合濃度のものを選ぶことが大切です。
世界的に認可基準が高いことでも知られる日本の厚生労働省が2001年まで化粧品への配合を認可していませんでした。このことから、使用に注意が必要な成分であることがわかります。
つまり、強い刺激を伴うため、細心の注意をもって使用しなければならない成分であることを覚えておく必要があるのです。
濃度1~3%がおすすめの人濃度1~3%程度の配合率のものであれば比較的刺激も少なく、安心して使用できるものが多いです。そのため、刺激に弱い肌の方や敏感肌の方にはおすすめです。
初めてのハイドロキノンの使用で少し不安があるという方は、濃度1~3%のものから始めましょう。
濃度4%がおすすめの人低濃度のものでは物足りない、またシミやそばかすが大量にあり一般的な化粧品よりも高い効果を望む場合は濃度4%のハイドロキノン美容液がいいでしょう。
日本においてはハイドロキノン配合化粧品について厚生労働省が推奨している濃度は2%。
しかし、市販されているハイドロキノン化粧品の中には濃度4%のものもあります。
4%以上のものは、できる限り医師の指導を受けたほうが安心して使用できるでしょう。
ちなみに、美容皮膚科などで最初に処方されるハイドロキノンも濃度4%のものが多くなっています。
医療用のハイドロキノンは効果が大きいことが期待できますが、その分取り扱いも難しくなるので医師の指示に従って使用してください。
濃度5%以上がおすすめの人シミがひどく、相当に高い効果を得たいと期待する方は濃度5%以上のハイドロキノンの利用を考えるのもひとつの選択です。
しかし、高濃度になればなるほど美白効果が期待できる一方、肌への刺激も強くなります。どうしても、危険性が高くなるので、必ず医師の指導の下に使用することが重要です。
濃度5%以上のハイドロキノンは定期的に医師のもとを訪れながら、細心の注意を払っての使用が絶対条件になります。
2-2,安定化されたハイドロキノンが配合されたものを選ぶ
ハイドロキノンはもともと非常に不安定で繊細な物質のため、熱や光に弱く酸化しやすいという性質があります。日本で化粧品への配合がなかなか認可されなかったのは、その管理の難しさにも一因があったといえるでしょう。
しかし、純ハイドロキノンに何らかの物質を組み合わせて安定化し、扱いやすくした『安定化ハイドロキノン』が登場したことで、化粧品への配合が可能になりました。
この安定化ハイドロキノンが配合されている商品のほうが、美白効果も失われにくく保管しやすいという利点があります。
ハイドロキノン配合の美容液を選ぶ際にはできる限り安定化ハイドロキノンが配合されている商品を選ぶとより安心して使用できるでしょう。
2-3,トライアルセットがある商品を選ぶ
ハイドロキノンの美白効果は強力なため、美白を目指す女性ならば大いに期待を寄せているでしょう。
しかし、口コミや広告だけで商品を購入するのは注意が必要。ハイドロキノンは高い効果が期待できると同時に刺激が強い成分であることはすでにお伝えしたとおりです。
刺激に弱い方や敏感肌の方はもちろんのこと、普段どんな化粧品でも荒れたことがないという比較的丈夫な肌の方でも用心しなくてはなりません。
また、肌の状態や性質によって、自分に合うハイドロキノンの配合量なども変わってきます。トラブルを避けるためにも、いきない現品の購入はせず、初回はトライアルセットやお試しサイズなどを購入して肌の様子を確認しましょう。
美肌を期待したのに刺激に負けてトラブルとなっては本末転倒です。これは、ハイドロキノンの配合濃度が低いものでも油断できません。
トライアルセットで肌に問題がないことが確認できてから本製品を購入するようにしてください。
3,美白になれるハイドロキノン美容液のオススメランキング!
ここからは、美白効果のあるハイドロキノン美容液オススメランキングを発表していきます。
上で紹介した、選ぶポイントを参考に自分に合った商品を見つけてください!
アンプルール ラグジュアリーホワイトコンセントレートHQ110
商品情報 容量:11ml 通常価格:10,800円(税込) トライアルセット価格:1,890円(税込・送料込) 商品のおすすめポイントや特徴美白効果に定評のあるアンプルルールが独自に開発した新安定型ハイドロキノンをさらにマイクロカプセル化することに成功。
肌への吸収力をアップさせると同時に浸透スピードをコントロールし、継続的かつ効果的にハイドロキノンが肌に吸収されるように工夫されています。
タイムディファレンスアクションという新技術を採用。肌に吸収されたハイドロキノンは肌内部で徐々に安定成分が外れていき、メラニンを作り出すメラノサイトに到着する頃には純ハイドロキノンとなってチシロナーゼの働きを抑制します。
新安定型ハイドロキノンを高濃度配合し、絶え間なくシミの原因を攻撃し続けるので頑固なシミにも有効です。
またハイドロキノン以外にも強力な抗酸化作用を持つα-リポ酸や抗炎症成分のビサボロール、チシロナーゼの活性を阻害する甘草フラボノイド、ターンオーバーを促進するシコンエキスを配合、シミやそばかすの気にならない美白肌を目指します。
良い口コミをチェックこれは効果あります?
頑固なシミが薄くなり、コンシーラー使わなくても気にならなくなりました。
大満足です♪
引用元:アンプルール ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110 11g -クチコミ-
Twitterでの評判
アンプルール!!すげえ!!
— 顔面偏差値上げたいみーちゃん (@misub1116) 2018年5月21日
まだ1週間経ってないけど、これ使ってから
・ニキビ跡かなり薄くなる!
・肌が白くなる!!
・くすみが消えて透明感!!!
という素晴らしい結果でした👏👏
これは買うだろ🤔💭
個人的には一番左のスポット美容液と化粧水、
余裕があったら薬用美白美容液のみのリピかな。 https://t.co/GXOU7vrgAg
Instagramでの評判
まずはトライアルがおすすめ!安定型ハイドロキノンとはいえ配合濃度が高いので、トライアルセットでまずは肌に合うのか確認してからの使用がおすすめです。
トライアルセットにはご紹介した美容液の他にラグジュアリーホワイトラインのメイク落としと洗顔料、化粧水、薬用美白美容液、美容乳化ゲルがセットされています。美白スキンケアをラインで使ってみたい人にもおすすめです♪
ビーグレン Qusomeホワイトクリーム1.9
商品情報 容量:15g 通常価格:6,480円(税込) トライアルセット特別価格:1,800円(税抜・送料込) 商品のおすすめポイントや特徴薬学博士、ブライアン・ケラー博士が開発したコスメブランド、ビーグレン。高い効果を実感できるコスメが揃うことでも人気です。あらゆる成分の浸透力を高める独自技術Qusomeテクノロジーを1994年に完成させました。
常にコスメに高い効果を求める博士がハイドロキノンを無視できるはずもなく、髪の毛の太さの1/500の大きさというQusome化したハイドロキノンを使用して肌の深部にハイドロキノンを届けることに成功。
またQusomeカプセルでハイドロキノンを包み込むのでハイドロキノンの持つ強い刺激性もカバーされ、肌に優しい低刺激性となっていることも魅力です。
肌内部に長時間ハイドロキノンを留め、メラノサイトに直接働きかけます。他にもハイドロキノンの働きを補佐する成分として肌を明るくするβホワイトや、透明感をもたらしくすみを感じさせなくするTGP2、ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)を配合しています。
良い口コミをチェックくすみやすくしみも出来始めていたので、ネットで見かけてこのホワイトクリームを使っています。
比較的さらっとした軽めのクリームで、すっとお肌に浸透していく印象です。
しかも保湿が長く続くので、途中でかさつきません。
目元にあったしみが薄くなってるし、日中くすみが気になりにくくなってます。
引用元:b.glen(ビーグレン) QuSomeホワイトクリーム1.9 -クチコミ-
Twitterでの評判
ちなみに母からは、シミが増えたを相談を受けてビーグレンをすすめました。そのシミが薄くなって、肌が白くなっていました。母も年齢ですので、無理かなと思っていたようですが、期待にこたえてくれましたね。本当にすごい化粧品だと思います。女性はいつまでたっても女性でいたいですもんね。
— Atsuko Nakao (@atsuko_heal) 2010年5月8日
Instagramでの評判
まずはトライアルがおすすめ!低刺激性を実現しているとはいえ、やはり効果が高いハイドロキノン美容液なので、念のためにトライアルセットからチャレンジしてみましょう。
ビーグレンのトライアルセットはQusomeホワイトクリーム+洗顔料、高濃度ビタミンCの美容液、Qusomeローション、クリームの合計5点が試せるお得なセットですよ♪
オバジHQ ブライトニングナイトセラム
商品情報 容量:10g 通常価格:9,000円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴オバジはロート製薬が手掛けている化粧品ブランドということもあり、その研究開発力や技術力には目を見張るものがあります。これまで発表してきた商品の中には、化粧品の歴史に残るような斬新かつ効果の高いものもあるほどです。
そのオバジが真剣に結果を出せる美白成分について考えた時、着目したのはやはりハイドロキノンでした。
しかし、他の美容成分とは桁違いに効果が期待できるハイドロキノンはその不安定さから製品に配合するのがとても難しいことがネックとなったのです。
2001年の規制緩和によってハイドロキノンが化粧品に配合できるようになってから2年後の2003年、ロート製薬の研究チームはハイドロキノンの安定化を検討し始めます。
低刺激かつ常温で3年の安定が得られる技術を開発し、ロート製薬初のハイドロキノン配合美容液が誕生したのは研究開始から2年後の2005年のことでした。
その後もさらなる効果や品質向上のため研究は続けられ、2012年にオバジHQ ブライトニングナイトセラムが誕生したのです。
オバジHQ ブライトニングナイトセラムは美容液としては珍しくバーム状。美容液といえば液状のものが多い中、この形状にしているのには理由があります。
長年の研究の結果、ハイドロキノンを安定・低刺激化させる上、肌に密着しゆっくりと確実に浸透させる最適な方法がこのバーム状という結論に行きついたのです。高い浸透力でじっくり肌内部に浸みこみハイドロキノンの実力を発揮します。
良い口コミをチェックかなり濃いしみに悩んでいましたが、やや薄くなったような気がします。
実際、右目下の3センチほどのしみは2センチほどにおさまり、薄くなってきています。
頑固なしみは、なかなか消えないのでこちらは皮膚科に行かないとダメかなと思います(それほど、これが最終兵器美白化粧品と思われる)
引用元:オバジHQ ブライトニングナイトセラム 10g Obagi -クチコミ-
Twitterでの評判
美容液はずっとオバジなんだけど、最近ハイドロキノン系のクリーム使ってるよー細かいシミは全部消えた気がするー!
— あくあ (@DQX_AQUA) 2017年5月18日
オバジHQ買っちゃいました!
— sakky(さっちゃん) (@sakkyhsk_aaa) 2015年7月12日
美容液っていつも高いからかわなーいって思ってたけど、シミに効果あるから買ってしまった! pic.twitter.com/vkJ5bWjSwy
オバジHQ ブライトニングナイトセラムは製薬会社が手がける人気ブランドですが基本的に店舗限定販売。
トライアルセットが試せないのはデメリットですが、裏を返せばそれだけ自信があるということです。口コミサイトでも高評判の美白美容液なので、一度店頭で手に取ってみると良いですね♪
エピステーム HQレーザークリア
商品情報 容量:12g 通常価格:13,000円(税込) 商品のおすすめポイントや特徴エピステームは3位に挙げたオバジと同じくロート製薬が手掛けるエイジングケアを専門とする化粧品ブランドです。
ロート製薬が製造するハイドロキノン配合美容液は、高い安定性と医療機関からの厚い信頼もあり、医療機関向け化粧品市場においてシェアNo.1となっています。その高品質なハイドロキノンを配合した美容液がエピステーム HQレーザークリアです。
その名が示すようにまるでレーザー治療のごとく気になるシミにピンポイントに使用するスポット美容液ですが、エイジングケアに特化したブランドだけにハイドロキノン以外にもエイジングサインが気になる肌に嬉しい成分が配合されています。
保湿成分としてトコフェロール、ビタミンC(アスコルビン酸)、ツボクサエキスが肌を明るく整えながらうるおいを与え、透明感のある素肌を実現。
狙ったシミを逃さないストレッチポリマーを使用した高密着バーム処方で美容液が密着し、確実にシミをケアします。
良い口コミをチェック昨年(2017)から使用しています。
シミ悩みの対策として使っている、濃いシミにスポットに塗る商品です。すでに口元のシミは消えました。一番濃い頑固なシミその他薄くなりつつあります。
これまでの他の商品も含めた金額を考えるとレーザーのほうがいいのかなと思いますが、なかなか敷居が高く、もう少しコスメで頑張ってみようと思っています・・・
エピステームさんは使用感がこってりしすぎていないのでお気に入りのブランドになりつつあります。
Twitterでの評判
エピステームのHQブライトコンセントレイトはやっぱり凄い。最近、肝斑が出て顔がくすんでいたので、塗って寝たら一晩で顔色が明るくなった。
— かずめ (@kazumesan) 2011年1月14日
Instagramでの評判
まずはトライアルがおすすめ!エピステームはオバジと同じく、基本的に店頭販売のみですが、カウンセリングに力を入れており、肌の“かかりつけ”をモットーにしています。
カウンセラーにしっかりと相談し、サンプルやトライアルセットで試してからの使用が安心ですよ♪
4,ハイドロキノン美容液の使い方
実際にハイドロキノン美容液を使用する際にはどんなことに気を付ければいいのでしょうか。正しい使用方法やより効果を高める使い方、注意点など見ていきましょう。
4-1,まずはパッチテストを行おう!
これまでもお伝えしてきたとおり、ハイドロキノンは高い美白効果が期待できますが、肌への刺激も強いという特徴があります。
いきなり顔にハイドロキノン美容液を使用して、刺激に負けてしまっては意味がありません。そのため、安心して利用するには使用前にパッチテストを行うといいでしょう。
パッチテストのやり方
パッチテストは本来皮膚科を受診し数日間かけて行うものです。しかし、それでは費用も時間もかかってしまうので、自宅でも簡単にできるパッチテストを試しましょう。
もちろん精度はきちんとした医療機関で行うパッチテストには劣りますが、その化粧品が自分の肌に合うのかどうかを調べる程度であれば問題ありません。
用意するものは市販の絆創膏と綿棒、そして試す化粧品だけ。方法もとても簡単です。
絆創膏ですが、最近よく使用されているモイストヒーリングタイプ(キズパワーパッドやケアリーヴなど)ではなく、中央部分がガーゼで薬品を含ませていないタイプのものを用意してください。
絆創膏のガーゼ部分にハイドロキノン美容液をなじませますが、この時指は使わず、綿棒を使用します。絆創膏のガーゼ部分にも手は触れないようにしてください。
美容液をしみこませた絆創膏を二の腕の内側に貼り付けます。もし人目につくなど、二の腕への貼り付けに問題がある場合は太ももの内側でも構いません。
まずは30分~1時間程度置いてから一度様子を見ます。赤みが出る、もしくはかゆみやひりつきなどを感じた場合はこの時点でパッチテストは終了。その美容液は肌に合わないので使用を控える必要があるのです。
何も問題がなければ、そのまま絆創膏を張り付けて24時間放置します。念入りにチェックしたい場合は48時間おいてもいいでしょう。この間、絆創膏を張り付けている部分は濡らさないように気を付けてください。
お風呂上がりの肌にパッチテストを行えば、次の日の晩には結果がわかるのでおすすめです。
24時間が経過したら絆創膏を剥がし肌の状態をチェックします。30分経過の時点では何も問題がなくてもこの時に炎症を起こしているようであれば、その美容液は肌に合わないといえます。
丈夫な肌の人でも、ハイドロキノン美容液で肌荒れを起こす可能性があります。必ず以上の手順で、簡易パッチテストを行うようにしてください。
4-2,ハイドロキノン美容液の正しい使い方
ハイドロキノンの効果を最大限に引き出し、かつ安全に使用する為に正しい使用方法を知っておくことが大切。ハイドロキノン美容液を使うときは、次の3つを守りましょう。
清潔な肌につける
メイクをきちんと落とし、洗顔を行った後の清潔な肌に使用します。正しく洗顔が行われていないと余分な皮脂や空気中の埃やチリなどが付着したままになり、せっかくのハイドロキノン美容液が十分に浸透しません。
また浸透できずにハイドロキノンがその効果を発揮できないばかりか、いつまでも肌の上に残ってしまいニキビや肌荒れの原因になることも考えられます。
用法・容量を必ず守る
ハイドロキノン美容液は配合濃度にかかわらず、強い刺激をもたらす可能性があるのでメーカーの指定する使用量は必ず守りましょう。高い効果を得ようとするあまり、規定量を超えて塗布するような行為は避けてください。
また、使用もメーカーの指定する方法を守らなくてはなりません。カウンセラーのいる店舗で購入した場合はしっかりと説明を聞いておきましょう。
また、そうでない場合は商品に付属している説明書に必ず目を通して内容を理解することが大切です。使用順序や使用量、使用する部位やシチュエーション(昼か夜かなど)が細かく決められています。
夜専用のものは夜のみ使用する、スポット用のものは全顔には使用しない、2度塗りはしない、使用後には手を洗うなどきちんと注意事項を守って使用しましょう。
UVケアを必ず行う
ハイドロキノンはシミのもとになるメラニンやメラノサイトなどの働きを阻害してシミを改善するのは前述の通りです。
ですが本来メラニンは肌を守るために存在します。紫外線などの刺激によって発生する活性酸素が細胞にダメージを与えるのを防ぎ、深刻なトラブルを引き起こさないように防御する役割があるのです。
しかし、過剰にメラニンが生成されたり、肌のターンオーバーがうまくいかずメラニンが排出されなかったりするとシミやそばかすの原因となります。
ハイドロキノンを使用するとメラニンやメラノサイトの働きが十分でないため、無防備になった肌に直接紫外線を浴びることになり非常に危険といえるでしょう。
紫外線への抵抗力のなくなった肌に紫外線を浴びてしまうと肌へのダメージは深部に及び、肌の弾力を保つために必要なエラスチンやコラーゲンなども破壊される可能性があります。
その結果シミやそばかす、しわなどの肌老化などの深刻なダメージを引き起こすこともあるのです。
またハイドロキノンはもともと熱や光に弱く、酸化しやすい性質を持っているため、たとえ安定型ハイドロキノンでも紫外線に注意する必要があります。酸化、もしくは熱や光によって変質したハイドロキノンは肌に悪影響を与えるからです。
このことからも、ハイドロキノンを使用する際にはUVケアが必須であることがわかるはずです。
また、長時間紫外線に当たらなければならない場合も使用を控えたほうがいいでしょう。
さらに、ハイドロキノンを使用しているときは、室内でも必ずUVケアを行ってください。紫外線は窓を通しても入ってきていますし、蛍光灯やパソコンなどからも出てくるからです。
UVケアを行う際は商品の使用方法に従って正しい量を使用し、汗をかいてしまった場合にはこまめに塗りなおすように心掛けましょう。
4-3,美白効果を高める成分を組み合わせよう!
美白成分はハイドロキノンの他にも多くあります。他の美白成分が配合されたスキンケアを組み合わせることで、気になるシミやそばかすだけでなく、肌全体を明るく整えてくれる効果が期待できます。
ここでは、ハイドロキノン以外の美白成分9つについて詳しく見ていきましょう。
レチノール
レチノールはもともと動物が体内に持っているビタミンAの一種です。栄養成分としてのビタミンAには皮膚や粘膜の健康を保つ、また動脈硬化を防ぐ作用などがあるといわれています。
レチノールはビタミンAの持つ働きに注目して開発され、もともとは医療用としてニキビ跡の治療薬として使用されていました。
医薬品としてのレチノールはレチノイン酸といわれ、効果も高いですが副作用もあるので扱いが難しく、医師の処方がなければ使用できません。
そこで開発されたのが刺激などの副作用を抑え安定化し、化粧品への配合が可能な状態にした化粧品用レチノールです。
レチノールはターンオーバー促進作用を持ち、肌の生まれ変わりをサポート。シミの原因となるメラニンの排出を促してくれます。
そのため、ハイドロキノン美容液を組み合わせるとより効果的なシミケアが可能になるのです。
この他にもレチノールは皮脂を抑制したりコラーゲンやエラスチンの生成をサポートしたりするので、アンチエイジング化粧品にもよく配合されています。
ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)
美白成分として一般的に良く知られているのがビタミンC(アスコルビン酸)ではないでしょうか。ビタミンCは高い抗酸力を持ち、チシロナーゼがチロシンを酸化させてメラニンを黒くするのを防ぐと同時に活性酸素にも働きかけて健康な肌をサポートします。
またハイドロキノンと同じくビタミンCも還元作用を持ち、すでにあるメラニンにも働きかけて淡色化してくれるので美白の強い味方だといえるでしょう。
ビタミンCはそのままでは非常に不安定で壊れやすい上浸透しにくいので、安定化しさらに浸透力も持たせたビタミンC誘導体が開発されました。
ビタミンC誘導体は角質層にまで浸透し、肌の内部に入ってからビタミンCのパワーを発揮します。
ハイドロキノン美容液と併用するとかなり強力な美白パワーを発揮してくれることは間違いないでしょう。
アルブチン
ハイドロキノンを誘導体化させたのがアルブチンです。アルブチンの欠点でもある酸化しやすく熱や光に弱いという点をクリアし刺激を抑えている一方、ハイドロキノンほどの効果の高さや即効性は持っていません。
アルブチンの美白メカニズムはハイドロキノンと同じくチシロナーゼの働きを阻害してメラニンを増やさないというもの。つまり、これからできるシミや肌の透明感アップが期待できます。
ハイドロキノン美容液は基本的にシミなどの気になる部分のみに使用するものが多いですが、安全性を高めたアルブチンは顔全体に使用が可能です。
顔全体の美白にはアルブチン、さらに気になる部分にはハイドロキノン美容液を使用するようにして両方をうまく使い分けると、より高い効果が期待できます。
トラネキサム酸
引用元:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/
トラネキサム酸は止血剤、抗炎症剤などとして医療現場で使用されてきた人工アミノ酸の一種です。 厚生労働省によって美白作用のある有効成分として認可されています。
第一三共ヘルスケアがトラネキサム酸を配合した、肝斑に有効な薬の「トランシーノ」を発売したことにより、一気にトラネキサム酸の名は美白が気になる層に知れ渡ったといえるでしょう。
トラネキサム酸はメラノサイトそのものに働きかけるのではなく、メラノサイトを活性化させるプラスミンやプロスタグランジンの働きを阻害してメラニンが生成されないようにします。
これからできるシミの予防に有効なほか、抗炎症作用があるので日焼け後の火照った肌への使用もおすすめです。
トコフェロール
トコフェロールはビタミンEの別名で、自然界に広く存在します。「若返りのビタミン」などの呼び名もあり、高い抗酸化力や血液を循環させる効果が特徴です。
そしてその効果から、食品の酸化防止剤や発毛促進剤、医薬品としても幅広く使用されています。
シミはターンオーバーが乱れ、作られたメラニンがうまく排出されずに蓄積されることが原因のひとつです。
トコフェロールは、紫外線や摩擦などの刺激で生じる活性酸素を除去し、血行を促進して肌のターンオーバーのサイクルを整えてくれます。このトコフェロールの働きにより、メラニンが排出され、 肌のトーンアップが期待できるのです。
ハイドロキノン美容液との組み合わせはもちろんですが、 トコフェロールはビタミンCとの組み合わせることでよりその効果を発揮してくます。
ビタミンCは活性酸素を除去して変質したトコフェロールを再生する作用があるため、活性酸素を除去する効率がアップ、より美肌効果が期待できるのです。
プラセンタエキス
プラセンタエキスも美白効果のあることで広く知られている成分の一つです。
プラセンタエキスは動物の胎盤からエキス分を抽出したもの。医薬品にはヒトの胎盤が使用されるのに対し、化粧品に使用されるプラセンタエキスは豚や羊、馬などの胎盤が使用されています。
近年ではプラセンタのような働きをする植物成分を使用した『植物性プラセンタエキス』もあります。
チシロナーゼ阻害作用がメラニンの生成を抑制するので美白効果が期待できるほか、血行を促進して肌の生まれ変わりを助けメラニンが肌にとどまらないように手助けします。
肌のハリやつやの維持に重要なコラーゲンやエラスチンの生成も促してくれるので、非常に高いアンチエイジング効果が期待できる成分です。
プラセンタには豊富な栄養が含まれいるため、人間以外の動物の多くは出産後胎盤を食べるて栄養を補います。出産後の体力を失った体を速やかに回復させる手段として本能に刷り込まれているのでしょう。
人への効果も古くから認められており、紀元前400年頃にはすでに医薬品として使用されていたという記録が残っています。世界三大美女の一人、クレオパトラもその美を保つのにプラセンタを利用していたという逸話もあるほどです。
コウジ酸
引用元:https://www.kose.co.jp/jp/ja/
日本酒を作る杜氏の手の白さから着目され、開発された経緯を持つコウジ酸。日本発の成分で、1907年に発見されました。そして、1988年に美白有効成分として認可されています。
メラニンの原因となるチシロナーゼは銅イオンがないと活動できませんが、コウジ酸はその銅イオンと結びついてチシロナーゼを無力化し、メラニンが生成されないようにします。
またシミだけでなく肌の黄ぐすみにもコウジ酸は対応。タンパク質が体内で糖と結合すると生成される老化物質AGEsが肌の黄ぐすみの大きな原因ですが、コウジ酸はAGEsの発生を抑制する作用を持っており、どんよりくすんだ肌を明るく整えてくれます。
エラグ酸
エラグ酸はザクロやいちごなどの植物に含まれている天然ポリフェノールの一種です。
赤ワインに含まれる『赤ワインポリフェノール』やチョコレートやココアなどに含まれる『カカオポリフェノール』などが有名で、いずれも高い抗酸化力を持つことで知られています。
エラグ酸は高い抗酸化力ではなく。チシロナーゼの銅イオンを包み込み、 チシロナーゼを不活性化させてメラニンの生成を抑制する働きも持っています。
この働きは、とくに肝斑や炎症後色素沈着を改善する効果が期待できます。
ナイアシン
ナイアシンはビタミンB群のうちの1つであり、美白有効成分として認可されているのはナイアシンアミド(別名ニコチン酸アミド)という成分。
ナイアシンアミドはできてしまったメラニンが表皮に運ばれるのを阻害し、シミやそばかすの表面化を抑制します。
また細胞間脂質であるセラミドの合成をサポートして肌のバリア機能を整え、ダメージを受けにくい肌へと導き肌荒れを予防すると考えられているのです。
さらに、比較的刺激も少なく、浸透しやすいため、使用する人の肌質を選ばないのも魅力の一つでしょう。
4-4. 皮膚科でハイドロキノンと併用されるトレチノインって何?
ハイドロキノンとは別にシミやそばかすの治療として知られているのがトレチノインです。
シミやそばかすの治療のために美容皮膚科へ行くと、ハイドロキノンとトレチノインが処方されることが多くあります。
ここでは、ハイドロキノンと併用されることが多いトレチノインについて詳しく見ていきましょう。
トレチノインとは?
トレチノインはビタミンA(レチノール)誘導体で、その効果はビタミンAの100倍にも及ぶとされています。
アメリカではニキビの治療薬として30年以上前から使用されており、その高い皮膚再生力から若返りの薬などという異名も持つ成分です。
人はもともと体内に微量持っている成分であることから、トレチノインによるアレルギーは無いとされています。
近年の美容皮膚科などで行う外用薬による美白治療は、トレチノインとハイドロキノンを組み合わせたものが主流です。シミやくすみの状態によっては、ビタミンC配合のローションなどがさらに用いられることもあります。
トレチノインの効果とは?ハイドロキノンと併用される理由って?
引用元:https://wakasaclinic.com/
トレチノインのピーリング作用と、代謝を促進して新しい皮膚を再生する作用はかなり強力です。
古い角質とともにメラニンもどんどん排出され、肌表面もすべすべに。さらに皮脂の分泌を調整し、コラーゲンやヒアルロン酸などを増産して肌に潤いをもたらす効果もあるので、シミだけでなく、しわやたるみの治療にもよく使用されています。
トレチノインとハイドロキノンを並行して使用することで、メラニンをトレチノインの力で排出しつつ、ハイドロキノンの力でメラニンが新しく生成されるのを抑制。
さらに還元作用でメラニンを淡色化する、というトリプルパワーとなりシミやそばかすに特に効果的な治療が行えます。そのため、トレチノインはハイドロキノンと併用して処方されることが多いのです。
しかし、トレチノインを使用する際には、下記3つの点に注意する必要があります。
ヒリヒリした痛みや皮剥けが起こる強力なピーリング作用があるため、角質が?がれて皮剥けのような状態になったり、赤くヒリヒリ痛んだりすることがあります。
とくに初めて使用する人には程度の差はあれ、ほぼ全ての方にこの症状は見られるようです。
これは、トレチノインが作用している証拠でもあるので、無理に皮を剥がしたりせずそのまま様子を見てみましょう。ただし、炎症がひどくて辛い場合や、痛みが強いようであれば必ず医師に相談してください。
妊娠中や授乳中の使用は不可妊娠中や授乳中の方が使用できないことはもちろん、妊活中の方もトレチノインの使用は控えたほうがいいでしょう。
トレチノインは外用薬においても胎児への影響があるとされており、奇形が発生するリスクを完全には否定できないからです。
医師の診断の元でしか使えないトレチノインは医薬品であり、化粧品への配合などは認可はされていない成分です。そのため、トレチノイン外用薬も医師の処方箋なしでは手に入れることはできません。
トレチノインを使用する場合は必ず医療機関を受診して医師の診察を受ける必要があるのです。
高い効果は期待できますが、それだけ危険性が高い成分でもあることも理解しておきましょう。
5,ハイドロキノン美容液を使う際に注意したいこと!
続いて、ハイドロキノン美容液を使用する際に注意したいことをお伝えしていきます。
メーカー指定の保存方法を厳守する
ハイドロキノン美容液には、必ずメーカーが説明書や注意書きを用意しています。保存方法もそこに記載されているので目を通し、必要であれば保管しておきましょう。
化粧品の説明書きなど普段は読まないという方もいるかもしれませんが、ハイドロキノン美容液に関してそれではリスクもあります。
認可成分とはいえ使用法によっては、肌に刺激が強すぎる成分であることを認識しておきましょう。
また、安定化したハイドロキノンが配合されているものについても保管方法が指定されているものもあります。
ハイドロキノンはもともと変質しやすい成分なので、メーカーが指定した保管方法を厳守しましょう。
変質したハイドロキノン美容液は効果が期待できないばかりか、肌に悪影響を及ぼす可能性もあります。
副作用が起こる場合もある
ハイドロキノン美容液は、 正しく使用していても肌質や体調などによっては副作用が起こる可能性もあります。
主な副作用は、赤みや炎症です。副作用は、劣化したハイドロキノンを使用したり肌に合わないものを使用したりした際に起こります。
そのため、ハイドロキノン美容液の使用前にはパッチテストの実施を徹底し、開封後はなるべく早く使用してください。
また、ハイドロキノン美容液を使用しているのにきちんとUVケアを行っていない場合、シミが悪化することがあります。そのため、ハイドロキノン美容液の使用中は普段以上に念入りなUVケアを行うことが大切です。
このほかにも濃度の高いハイドロキノン美容液を同じ部分に使用し続けていると、稀にその部分の色素が抜けてしまい、白斑となるケースが報告されています。
いずれの場合も異常を感じたら速やかに皮膚科を受診して医師の診察を受けてください。
5-1,ハイドロキノン美容液で改善できる症状は限られる!?
ハイドロキノン美容液には高い美白効果があることがわかりましたが、全ての症状に有効ではありません。
ハイドロキノン美容液を効果的に使うためにも、で改善できる症状、改善できない症状を知っておきましょう。
改善できる症状
ハイドロキノンで改善できるのは、以下4つの症状です。
老人性色素斑(日光黒子)
引用元:http://www.onishiskinclinic.com/
シミの中で最も多くを占めるのがこの老人性色素斑(日光黒子)。老人性色素斑は日ごろの紫外線などによってできるシミで、多くの場合30代~40代で発症します。中には20代で発症する方もいるようです。
老人性色素斑の原因は蓄積されたメラニンによるもの。新たなメラニンの生成を防ぎ、既にあるメラニンにも働きかけるハイドロキノン美容液なら、改善が期待できるシミの一つといえます。
炎症性色素沈着
引用元:http://www.onishiskinclinic.com/
炎症性色素沈着は、ニキビ跡や虫刺され跡などで皮膚が炎症を起こした後に、色素沈着を起こしている状態です。
これは刺激が肌に伝わり、メラノサイトが活性化することで過剰なメラニンが生成されたために起こります。
ハイドロキノン美容液はメラノサイトの働きを抑制し、還元作用でメラニンを淡色化するので、この場合も症状の改善が可能です。
そばかす(雀卵斑)
引用元:http://www.onishiskinclinic.com/
そばかす(雀卵斑)は色白の方に多く、発生する要因は遺伝的なものが多いです。そのため、消しにくいシミの1つに数えられます。
紫外線に弱い肌が紫外線に晒されることで、メラノサイトが局所的に反応、メラニンを生成することでそばかすは発生します。
そばかすの直接原因はメラニンなので、ハイドロキノン美容液も有効と考えられますが、根本的な原因は『遺伝で決まった肌質』です。そのため、改善に時間がかかったり、消えないものもあります。
肝班(かんぱん)
引用元:http://www.onishiskinclinic.com/
肝斑(かんぱん)のメカニズムは全て明らかにはなっていませんが、女性ホルモンが関係していると考えられています。
30代、40代の女性に多く見られ、妊娠や出産、更年期などホルモンバランスが変化する時期に現れやすい傾向があるようです。
左右対称に目の下を覆うように現れ、シミの境界がはっきりとせずぼやけているのが肝斑の特徴。
この肝斑を作っているのもメラニンなので、メラニンに働きかけるハイドロキノン美容液は肝斑の改善も期待できます。
改善できない症状
次はハイドロキノンでは改善が難しい3つの症状について確認していきましょう。
脂漏性角化症(老人性イボ)
引用元:http://www.onishiskinclinic.com/
脂漏性角化症(老人性イボ)は良性の腫瘍です。多くの場合40代以降に出現し、皮膚の老化現象であるとされています。色は茶色~黒色のものが多く、手で触ると盛り上がった状態が確認できるのが特徴です。
肌に長年蓄積した紫外線の影響や、加齢による遺伝子の異常が原因ではないかと考えられているようです。
いずれにせよ脂漏性角化症の原因はメラニンではなく遺伝子にあるので、ハイドロキノン美容液では改善は望めません。
また、老人性色素斑をそのまま放置すると脂漏性角化症に変化することもあり、脂漏性角化症になる前のシミ対策が大事ともいえます。
真皮に沈着したシミ
シミは2種類に分けられ、表皮という皮膚の比較的浅い部分に存在しているシミと、真皮層にメラニンが定着しているシミがあります。
ハイドロキノン美容液は表皮内にあるメラニンにしか作用しないので、真皮にまで達したシミには効果は期待できません。真皮に沈着したシミはレーザー治療など必要です。
花弁状色素斑(光線性花弁状色素斑)
引用元:http://www.onishiskinclinic.com/
花弁状色素斑(光線性花弁状色素斑)は強い日焼けが原因でできるシミで、名前の通り花びらのような不規則な形のシミが一度に大量に現れるのが特徴。主に肩から背中にできやすく、日焼け後1か月程度してから発生します。
リゾートや海水浴などで強い紫外線を浴びた肌がやけどのような状態になり、炎症を起こしたあとシミになることで発生。
真皮にまでダメージは及んでいるので、花弁状色素斑にもハイドロキノン美容液の効果を期待できません。
ちなみに、ほくろやあざなども真皮に達しているのでハイドロキノン美容液での改善は難しくなります。
また、くまは原因がまぶたのくぼみによる影(黒くま)だったり、血行不良(青くま)だったりするのでハイドロキノン美容液では原因を取り除けないため、改善は期待できません。
6,ハイドロキノン美容液のQ&A
最後にハイドロキノン美容液に関するよくある疑問にお答えします。
Q.ハイドロキノン濃度は高いほど効果がある?
A.ハイドロキノンの濃度が上がればもちろんそれだけ高い効果が期待できますが、その分リスクも高まります。
効果だけに着目して濃度を選んでしまうと、自分の肌に合わず炎症などを起こしてしまう可能性は否めません。効果と危険性のバランスを見ながら自分の肌に合った濃度のものを使用することが大切です。
Q.ハイドロキノンは白斑になるリスクがあるって本当?
A.市販のハイドロキノン美容液に含まれている程度のものであれば基本的に白斑の心配はないといわれていますが、5%以上の高濃度のハイドロキノンを長期間同じ部分に使用を続けると、本来肌に必要な色素まで抜けてしまう白斑になる可能性があります。
日本国内では5%以上のハイドロキノンを入手する機会は少ないですが、個人輸入等で高濃度ハイドロキノン美容液を入手される場合は注意が必要です。
高濃度ハイドロキノンによる健康被害のリスクは、白斑だけではありません。実際に、海外から個人輸入したハイドロキノンが4%配合されたクリームによる健康被害も出ています。
そのため特に高濃度のハイドロキノンを使用したい場合は、必ず日本国内の医療機関で処方してもらい、医師の指示に従うようにしてください。
Q.ハイドロキノンには発がん性があるって本当?
A.アメリカ食品医薬局(FDA)がラットに高濃度のハイドロキノンを経口摂取させる実験を行ったところ、発がん性が認められたという研究報告があります。この研究結果がもとになってハイドロキノンの発がん性を心配する声が上がっているのです。
しかし、世界保健機構(WHO)の外部機関の一つ、国際がん研究機関(IARC)ではハイドロキノンは“人に対する発がん性は認められない”というリスク分類がされています。
これは5段階ある発がん性リスク分類の中で2番目に安全なグループ。その理由としては、アメリカ食品医薬局(FDA)の実験結果はラットによるものでヒトではないこと、またラットがハイドロキノンを経口摂取していることが挙げられています。
人体での外用使用によるハイドロキノンの発がん性は確認されていないため、心配しなくてもいいでしょう。
ただし、今後の研究結果には十分に注意しておく必要があります。
参照元:https://monographs.iarc.fr/
Q.妊娠予定の人・妊娠中はハイドロキノン美容液を使用できないの?
A.ハイドロキノンは妊娠中もしくは授乳中の使用についての安全性が確認されていません。
その上妊娠中の女性はホルモンの変化が激しく、肌の状態も安定しにくいという問題があります。デリケートな状態の肌に使用するにはハイドロキノンは危険を伴うこともあるのです。
やはり安全性が確認されていなことを考えると妊娠予定・妊娠中、授乳中の方はハイドロキノンの使用は避けるべきでしょう。
7,シミ消し効果の高いハイドロキノン美容液で透明肌を手に入れよう!
美白効果が高いと評判のハイドロキノン美容液についてお届けしました。どのような効果や特徴があるのか、またハイドロキノン美容液を使用する際の注意点や副作用など、ハイドロキノンの実態が見えてきたのではないでしょうか。
リスクがあるといっても、そのリスクをきちんと理解していれば必要以上に怖がる必要はありません。 ハイドロキノン美容液を正しく使用して、シミと無縁の明るく澄み渡った肌を手に入れましょう!
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