今すぐ使いたいプラセンタ美容液ランキング8選！シミ・シワに効くエイジングケア化粧品

アンチエイジング効果のある成分といえばプラセンタ。プラセンタがたっぷり配合された美容液は、エイジングケア世代にとどまらず、幅広い世代のマストアイテムになりつつあります。

しかし、プラセンタ美容液の商品はたくさん発売されていて、どれが良いかわからない！という人も多いと思います。実は、プラセンタ美容液であれば何でも良いわけではありません！口コミやレビューだけでプラセンタ美容液を購入するのはNGなのです！

そこで今回は、しっかりおすすめできる理由に基づいた 本当に人気のプラセンタ美容液を８つ厳選して、ランキング形式で紹介します！

さらに、プラセンタ美容液の効果をより実感するために知っておきたい、プラセンタの基礎知識や美容液の選び方なども詳しく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね♪

この記事で紹介するプラセンタ美容液一覧！

	WHITE’st プラセンタエキス原液 高品質なSFP豚プラセンタの力で素肌に透明感を与える
	Tp200馬プラセンタ美容原液 高濃度配合されたサラブレッドプラセンタでワンランク上の肌磨きを
	ステラアリエス 純度99%のプラセンタで「若く見える！」を叶える美容液
	リマーユプラセラ原液 馬プラセンタ・セラミド・サイタイのトリプルエイジングケアでハリのある肌へ
	ハニープラセンタ美容液 北海道産馬プラセンタに蜂蜜とローヤルゼリーエキスを配合。翌朝のぷるぷるを実感できる美容液
	プラセンタファインエクストレム 高品質な北海道産馬プラセンタが悩みのもとにピンポイントで浸透
	キレイ・デ・ボーテ リペアセラム 高濃度ビタミンCを配合した『金色の美容液』がツヤのあるクリア肌へ導く
	エテルノ美容液 世界初の発酵プラセンタパワーで透明感・圧倒的なハリ・潤い体験を

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1, プラセンタって何？どんな成分なの？

美容について調べていると必ず目にする「プラセンタ」。なんとなく知っていても、詳しい知識がある人は少ないですよね。

そこで、プラセンタ美容液の特徴や選び方を紹介する前に、まずはプラセンタについて確認しておきましょう。

1-1, プラセンタとは豚や馬などの胎盤エキスのこと

スキンケアやコスメなどで使われるプラセンタとは、豚や馬などの胎盤のエキスを抽出した成分のことです。

胎盤は哺乳類が胎児を育てる際、赤ちゃんに栄養を送るための部分で、たっぷりの栄養が含まれています。そのため、人間を除くほ乳類の多くは出産後に本能的に自分の胎盤を食べてしまうほど。

胎盤には自然治癒力を回復する成分が多く含まれているため、産後に低下した体力を回復し授乳のための栄養を付けるのに役立つのです。

その栄養分の中には肌に良い成分も多く含まれており、近年美容液やサプリメントとしての利用が注目されています。

中でも、美容液は肌から直接高濃度のプラセンタを取り入れることができるため、エイジングケア世代にはぜひ使ってほしいアイテムの一つです。

胎盤と聞くとぎょっとする人もいると思いますが、プラセンタエキスに含まれている成分と効果を知れば、プラセンタを試してみたくなりますよ♪

では、プラセンタには実際にどのような成分が含まれているのか見ていきましょう！

1-2,プラセンタに含まれる成分

美容に良いと言われているプラセンタですが、どのような有効成分が含まれているかは詳しく知っている方は少ないはずです。実はプラセンタには、肌に良い様々な成分がたくさん混ざっています。

プラセンタに含まれる主な成分は次のとおりです。

参照元：クラシエのプラセンタ プラセンタの成分とは？

1-3,プラセンタの効果とは

ここまでプラセンタに含まれる成分を紹介してきましたが、それぞれが合わさると一体どんな美肌効果を持つのでしょうか？

プラセンタに期待できる効果は主に次の4つです。

• ターンオーバーを促して肌質を改善
• 保湿力をアップして乾燥じわを改善
• 抗酸化作用によるアンチエイジング効果
• 美白作用でシミを予防
• 抗炎症作用で炎症ニキビを鎮める

それではひとつずつ、詳しく見ていきましょう！

ターンオーバーを促して肌質を改善

プラセンタには『成長因子』と呼ばれるタンパク質が複数含まれています。そのため、プラセンタ美容液も使用することで肌の再生や血流などが活発になり、肌のターンオーバーを正常化する効果が期待できるのです。

肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーは、20代の正常な肌であれば28日で行われます。そして、加齢によってターンオーバーのサイクルは少しずつ伸びていき、30代で40日、40代で55日、50代で75日もかかるようになるのです。

エイジングケア世代の大きな悩みであるシミやシワ、くすみやごわつきなども、このターンオーバーの周期が遅れることが原因。

そこで、プラセンタに含まれる成長因子の力です。成長因子が肌のターンオーバーを促して正常化。肌質が少しずつ改善されていきます。

保湿力をアップして乾燥じわを改善

シワの大きな原因は肌の乾燥です。プラセンタに含まれるムコ多糖類は、細胞と細胞をつなぎ止め、肌の保湿力を高めることでシワを改善してくれます。

ムコ多糖は私たちの体にも存在していますが、25歳ぐらいからどんどん減少。それに伴って肌の水分量も減少してしまいます。

そこで、肌にムコ多糖類を補うことで保湿力のアップが期待でき、シワの改善効果が期待できるのです。

プラセンタに含まれるビタミンCやビタミンEには、高い抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果が期待できます。

「酸化」とは、体の中でエネルギーに変換されるはずだった酸素が使われずに余ってしまった時に、体内の各種の細胞と結びつき、有害な作用を起こす「活性酸素」に変わってしまうこと。

活性酸素はもともと体内に侵入したウイルスや細菌に対抗する強い攻撃力を持ちますが、過剰に発生しすぎると私達の細胞まで攻撃してしまうのです。攻撃を受けた細胞は弱り、肌の老化を促進してしまいます。

プラセンタに含まれるビタミンC・Eなどは体内の余分な酸素＝活性酸素と結びつき排泄を促す役割を果たすため、抗酸化を実現。肌老化を防止し、若々しさを保ってくれるのです。

美白作用でシミを予防

プラセンタの成長因子は肌のターンオーバーを促すので、紫外線などで生成されたメラニン色素が肌に残り色素沈着してしまうのを防いでくれます。

肌は紫外線や摩擦刺激などのダメージを受けると、メラニンを分泌して外部刺激から肌を守ろうとします。

通常であればメラニンはターンオーバーに合わせて排泄されるのですが、ターンオーバーが遅れていたり、外部ダメージが多すぎると代謝されずに蓄積、シミやくすみとして肌に定着してしまうのです。

そして、肌にシミやくすみを作るのは紫外線と摩擦刺激だけではありません。メラニン色素はニキビや皮膚炎によるダメージや睡眠不足、ストレスによって発生する活性酸素によっても作られます。

さらに、加齢とともにのターンオーバーのサイクルは長くなる一方なので、誰もが直面しやすい身近な肌トラブルの1つです。

プラセンタ美容液を使用すれば、低下しがちな肌のターンオーバーを促せばシミが出来にくい肌を保てるのです。

抗炎症作用で炎症ニキビを鎮める

プラセンタに含まれる様々な成長因子は細胞を増殖・修復してくれる作用を持ち、抗炎症効果があります。

炎症とは、有害な刺激を受けた際に体を守るために起こる反応です。受けた刺激を拡大させないために必要となる体にとって大切な現象ですが、炎症が続くとそれが逆に体に害をなしてしまう場合もあります。

例えるなら、長引く胃炎が胃潰瘍へと発展してしまうようなものですね。

また、ニキビや吹き出物など顔にできる炎症は見た目が悪くなる上に、鏡を見るたびに視界に入るので、気になる方も多いですよね。プラセンタにはそんな炎症を長期化させず鎮静する作用があります。

そして、プラセンタはニキビの中でも赤みを持った炎症ニキビに効果的です。プラセンタに含まれるEGD(上皮細胞増殖因子)は皮膚表面に対して働きかけて炎症を沈め、ニキビを改善する効果があるのです。

また、プラセンタには成長因子の他にも、血流をよくするビタミンEや、細胞の修復を促進するビタミンB群も配合。ニキビだけでなくニキビ跡のケアにもピッタリの成分と言えます。

1-4,プラセンタは6種類ある！それぞれの特徴や違いって？

美容目的に利用されるプラセンタは、抽出元となる生き物によって大きく6つに分類できます。

• 豚プラセンタ
• 馬プラセンタ
• 羊プラセンタ
• ヒトプラセンタ
• 海洋プラセンタ
• 植物性プラセンタ

ちなみに、ここに牛プラセンタを加えた7種類と紹介される場合もありますが、狂牛病の危険性から商品がほぼ存在していないので、今回は紹介しません。

それでは、6種類のプラセンタの違いについて見ていきましょう！

豚プラセンタ

美容用品に使用されるプラセンタの中で、もっとも一般的なのが豚由来のプラセンタ。

豚は年2回、1回に10匹前後ずつ出産することに加え、豚自体の飼育頭数も多いので、量産しやすく安価なのが特徴。プラセンタ初心者の人に一番オススメできるプラセンタです。

また、「SPF豚協会」や「JHFA協会」が品質を徹底的に管理しているので、認定マーク付きのプラセンタを購入すれば安全で高品質なものを入手できます。

動物由来なので成長因子を多く含み、高い美容効果が期待できます。品質の高さと、安価で入手できるのが魅力のプラセンタです。

そのため、初めてプラセンタ美容液を購入する人だけでなく、あまり予算をかけられない人にもオススメできる、非常にコスパの良いプラセンタです。

馬プラセンタ

豚プラセンタに次いで化粧品に広く使われているのが、馬プラセンタです。

馬は豚に比べて飼育頭数・出産数ともに少ないため高価になりやすいです。しかし、他のプラセンタに含まれない6種の必須アミノ酸が含まれており、品質が優れていると言われています。

美容用途のプラセンタに利用されるのは殆どがサラブレッドであり、血統・品質・栄養などが徹底して管理されています。

ただし、馬プラセンタは高価なため、プラセンタの配合率が低い粗悪品も多く出回っています。

そのため、馬プラセンタ配合の商品＝良い商品とは限らず、商品の品質をしっかりと見極めて選ぶことが必要です。

羊プラセンタ

日本においてはあまり馴染みのないプラセンタですが、羊の飼育頭数の多いオーストラリアやニュージーランド、北米やヨーロッパでは人気の高いプラセンタです。

かつてグレースケリーが受けていたスイスの最高峰アンチエイジング施術も黒羊のプラセンタを利用した点滴治療だったと言われており、未だにセレブの間でも根強い人気を誇るアンチエイジング法です。

ただし、日本では狂牛病（BSE）の発生をきっかけに、牛や羊のような、胃袋が複数ある『反芻動物』の胎盤をプラセンタに使うことは禁止されています。さらに、羊プラセンタが配合された美容液も存在しません。

（１）医薬品等の原料等として用いる反芻動物に由来するもの（高温及びアルカリ処理により製する原料等その他の適切な処理により製するものを除く。以下「反芻動物由来原料等」という。）については、次に掲げる部位を用いてはならない。

ア 下垂体

イ 胸腺

ウ 硬膜

エ 三叉神経節

オ 松果体

カ せき髄

キ せき柱骨

ク 胎盤

引用元：https://www.mhlw.go.jp/

そのため、羊プラセンタ配合の商品で入手可能なものは、海外産の飲むプラセンタサプリのみになります。海外通販で輸入をする手間やコストなどを考えると、あまりおすすめできないプラセンタです。

ヒトプラセンタ

ヒトプラセンタはその名の通り、人間の胎盤から抽出されたプラセンタです。

一般的に販売されている化粧品には一切配合されず、医療機関で行われるプラセンタ注射に用いられています。

ヒト由来なので体に馴染みやすく、利用方法が体内に直接打ち込む注射のみなので吸収効率が良く、即効性も高いのがメリットです。

その効果の高さから、肝障害や更年期障害、乳汁分泌不全などの治療として、保険適用の治療方法としても利用されています。

一方デメリットとして、ヒトプラセンタは特定生物由来製品に指定されている点が挙げられ、次のようなリスクが高くなっているのです。

○主な特徴

1.未知の感染性因子を含有している可能性が否定できない場合がある。

2.不特定多数の人や動物から採取されている場合、感染因子混入のリスクが高い。

3.感染因子の不活化処理等に限界がある場合がある。

引用元：https://www.mhlw.go.jp/

そのため、プラセンタ注射を過去に受けたことがある人は、以降の献血ができなくなります。

海洋プラセンタ

海洋プラセンタ（マリンプラセンタ）は魚由来のプラセンタです。魚は卵から生まれるため胎盤はありません。

そのため、厳密にはプラセンタではないのですが、魚卵を包む膜の成分がプラセンタに似ていることから海洋プラセンタや海洋性プラセンタと呼ばれています。

ちなみに、鮭で言うといくら一粒一粒の皮部分ではなく、筋子の周りを包む膜部分、「卵巣膜」が海洋性プラセンタの原料となる部分です。

アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸などの成分が豊富に含まれていますが、動物性のプラセンタと違って成長因子は含まれていません。

植物性プラセンタ

魚同様、植物にも胎盤はありませんが、「胎座（たいざ）」と呼ばれる部分が栄養に富んでいるという理由から植物性プラセンタと呼ばれています。

胎座とは、例えば、メロンの種の周囲にある果肉ではない部分が胎座に当たります。

胎座は種子の成長を促す部分でありビタミンやアミノ酸、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれているため、植物性プラセンタにも美容効果が期待できます。

しかし、植物性プラセンタは成長因子が含まれておらず、動物性のプラセンタに期待するようなエイジングケア効果が得られるものではありません。

海洋性プラセンタ同様、別物と考えて、あくまで動物性プラセンタに＋αするのにオススメのプラセンタだと考えた方が良いでしょう。

2,プラセンタ美容液の選び方

ここまで、プラセンタに含まれる美容成分やプラセンタには抽出元の動物によって様々な種類や違いがあることを紹介してきました。

ではいよいよ、本当に効果があるプラセンタ美容液の選び方について見ていきましょう。プラセンタ美容液を選ぶ際、確認すべきポイントは3つです。

• 目的に合わせてプラセンタの種類を選ぶ
• 抽出方法にこだわっているプラセンタ美容液を選ぶ
• トライアルセットで試せるプラセンタ美容液を選ぶ

それでは、詳しい選び方について見ていきましょう！

2-1,目的に合わせてプラセンタの種類から選ぶ

まず前提として、プラセンタ美容液に配合されているプラセンタの種類は、豚か馬に絞りましょう。どちらも動物性プラセンタのため、成長因子やアミノ酸などの美容成分が豊富で効果が確認されている上に、安全性が高く安心して利用できるからです。

そして、選ぶときにもっとも大切なことは、プラセンタ美容液を使う目的や予算を明確にしておくことです。

例えば、安価・安全にこだわりたい人はSPF豚協会の厳しい認定を取得した豚プラセンタがおすすめ。

一方、少し高くても豊富な種類のアミノ酸を補給したいという人にはサラブレッドから抽出した馬プラセンタがいいでしょう。

ただし、一つ注意しておきたいのが、必ず馬プラセンタ＞豚プラセンタではないということ。豚プラセンタ配合の商品でも馬プラセンタ配合美容液よりエイジング効果が高いものもあります。

プラセンタエキスの抽出方法や鮮度、こだわりなどをしっかり確認した上で、自分がこれだ！と思ったメーカーのプラセンタ美容液がおすすめです。

2-2,抽出方法にこだわっているものを選ぶ

同じ動物から抽出したプラセンタであっても、その品質は抽出方法によって大きく左右されます。

もちろん濃度の高いプラセンタを選ぶことも大切ですが、成分を壊さない工夫をしているものを選ばないと意味がありません。

例えば、凍結融解法を用いた抽出は安価で簡単に行うことができますが、胎盤の細胞膜が破壊されてしまい有効成分が失われてしまう恐れがあります。

近年では、高圧酵素分解法や凍結酵素抽出法などの2つの抽出法を組み合わせた方法が、プラセンタエキスの抽出率が高いとして主流であり、オススメです。

ちなみに、プラセンタ商品を作るまでには以下のような手順が踏まれます。

この内、プラセンタ製品の品質に一番大きな影響を与えるのが抽出作業であると言われています。どんなに品質の良いプラセンタを原料に使っていても、製法によって有効成分となるプラセンタエキスの抽出率が違ってくるのです。

プラセンタの抽出方法には、大きく分けると5つ、加水分解法・酵素分解法・分子分画法・凍結融解法・細胞培養法といった方法があり、より細かい部分まで着目すると抽出法はもっと多くの方法が存在します。

年々抽出技術は高度になってきているため、どの方法においてもプラセンタエキスの抽出率はかなり高くなってきています。

しかし、方法によっては濃度に差が出てしまったり、抽出の途中で成分が損なわれたりする場合もあるので、製品を選ぶ際には必ずチェックしてください。

高度な抽出法を選択すればその分コストもかさむので、製品の値段も高くなる傾向にあります。また、抽出方法にこだわっている商品でも、自分の肌質に合わない可能性もあります。自分の目的と予算に合った抽出方法の製品を選びましょう。

2-3,トライアルセットで試してから選ぶ

どんなに高品質のプラセンタ美容液であっても、肌に合わないと意味がありません。プラセンタ美容液は、プラセンタが高濃度で配合されている上に、様々な美容成分も一緒に配合されています。

美容成分が多いため、肌質によっては肌に合わなかったり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを起こす可能性もあるのです。

多くのプラセンタ美容液は、お試しセットやトライアルセットを発売しているので、本商品を購入する前に試してみることをオススメします。

また、プラセンタ美容液はその『におい』も独特。特に濃度が濃ければ濃いほど、独特の獣っぽい匂いが強くします。そのため、効果は良くても香りが駄目で断念した人も珍しくありません。

せっかくのスキンケアタイムをリラックスして過ごすためにも、購入予定のプラセンタ美容液の匂いの相性も事前に確認が必要です。

一度お試しセットやトライアルセットで、毎日使い続けても平気そうな匂いかチェックしておきましょう。

3,ハリ肌を取り戻すプラセンタ配合美容液のオススメランキング！

4,プラセンタ美容液の使い方

ここまで、おススメのプラセンタ美容液について紹介してきました。使ってみたいプラセンタ美容液が見つかったはずです。

良い美容液を購入した後は、その効果をフルに発揮するためにも正しい使いを知っておきましょう。

4-1,プラセンタ美容液の基本の使い方

プラセンタ美容液の基本的な使い方を紹介します。この手順に従えば美容液の効果をきちんと活かすことができます。

洗顔直後の皮脂が少ない肌に塗る

プラセンタ美容液は洗顔直後の何も塗っていない肌に使用します。プラセンタ以外の美容液の中には化粧水の後に使用するものもありますが、皮脂が少なく何も付いていない肌の方がプラセンタ美容液の浸透は良くなります。

ただし、メーカーによってはプラセンタ美容液を使うタイミングが違うため、基本的にメーカーの指示する通りの使い方・用量を守りましょう。

効果が欲しいからといって、プラセンタ美容液を多くつけるほど効果が上がるわけではありません。

逆に、もったいないからと言って規定量より少なく付けるのも良くありません。商品の説明書を読んで適量を確認しましょう。

美容液は、シミやシワなどの気になる部分だけではなく顔全体にまんべんなく塗ってください。

シミやシワといった不調は肌全体の衰えを訴えるサインです。顔全体につけることで肌のターンオーバーを整え、これからできる可能性のあるシミやシワの予防まで一気に行いましょう。

美容液を乾かしてから化粧水、乳液を塗る

美容液を塗ったらきちんとしみ込んだのを確認した上で化粧水、乳液を塗りましょう。せっかく塗った美容液を化粧水で流してしまっては元も子もありません。

プラセンタ美容液と化粧水を順番に肌に浸透させた後は乳液やクリームなどを使い、美容成分と水分を肌にしっかりと留めましょう。

メイク前に使う場合は量を控えめに

朝、メイクをする前にプラセンタ美容液を使う場合は、使う量を少し控えめにしましょう。

プラセンタ美容液は少しとろみがあるテクスチャーのものが多く、使った後にベースメイクをするとお化粧がよれやすいです。

メイクの前に美容液を使う場合、使う量は少し控えめにして、しっかりとなじませる時間を置きましょう。プラセンタ美容液のつけ過ぎや馴染ませ不足は、ファンデーションよれを起こしてしまいます。

また、使うベースメイクはクリームファンデやリキッドファンデのような肌に塗り伸ばすタイプではなく、パウダータイプのファンデーションがオススメ。

パウダータイプは擦らず、ぽんぽんと置くようにファンデーションを乗せられるので、メイクがよれる心配も少なくなりますよ♪

またプラセンタ美容液は夜だけの使用でも十分に効果はあります。朝はメイク優先でプラセンタ美容液を使わず、夜だけ集中ケア！という使い方をするのも良いでしょう。

プラセンタ美容液を使い続けていると、ベースメイクをあまり濃くしなくてもお肌がきれいになってきます。できるだけ厚塗りメイクにならないようにしつつ、お化粧を楽しんでくださいね♪

4-2, もっと効果を感じたい！化粧品以外からプラセンタを取り入れる方法

美容液は肌に塗って使用するものですが、ドリンクやサプリなど、内側からプラセンタを取り入れるものもあります。

美容液以外のプラセンタ商品について確認していきましょう。

プラセンタドリンク

プラセンタドリンクは栄養ドリンクのような小瓶にプラセンタ配合のドリンクが詰められているものです。

甘い味が付いており飲みやすいように作られていること、手軽に毎日飲むことができるのが魅力。ただし、1本あたり300円前後、高いものだと数千円する高いものもあるため、毎日飲むと経済的に大きな負担になります。

特別な予定の前や、お肌が特に疲れている日のスペシャルケアとして役立てるといいでしょう。

プラセンタドリンクを選ぶ際には、美容液同様に抽出元の動物の種類、管理方法、抽出方法、成分、濃度、価格といった点はもちろん、味も大切です。

もともとプラセンタにはある程度の臭みがあるものです。自分がストレス無く飲み続けられる味付けの物を選ぶようにしましょう。

プラセンタ

プラセンタサプリはプラセンタ成分を錠剤状などに凝縮したもの。栄養補助食品として食事にプラスする形で摂取します。

プラセンタドリンクに比べて安価にプラセンタを摂取することができること、瓶タイプのドリンクと比べて持ち運びしやすく出先や旅行先でも気軽に飲めるというメリットがあります。

サプリメントを選ぶ際には成分表の1番最初に「プラセンタエキスパウダー(プラセンタを凝縮して粉末状にしたもの)」の記載があるものをおススメします。

成分表には原材料の中でも含有量の多い物から順に記載するルールがあるため、一番に記載されているものを選べば、含有量が高い商品がわかるのです。

5,アンチエイジング効果の高いプラセンタ注射って何？

経口摂取よりも更に強い効果を実感したい場合はプラセンタを注射で摂取する方法もあります。プラセンタの注射は医療機関で行います。美容外科などで行われる場合が多いです。

使われているプラセンタの種類、注射の頻度、使われるプラセンタの種類や抽出方法、また、メリットやデメリットについてもお伝えしていきます。

ヒトプラセンタを注射する美容治療

プラセンタ注射に使用されるのは豚や馬のプラセンタではなく ヒト由来のプラセンタのみです。

プラセンタ注射に使用されるヒトプラセンタですが、正常分娩の胎盤が日本国内のクリニックで収集され、ウイルス検査や感染症の有無のチェックなどを経た上で有効成分が抽出されています。

その際に血液やホルモンは除去されるため、血液製剤ではありません。ヒト由来のプラセンタなので、動物由来のプラセンタを使用したサプリメントや美容液に比べて成分が体に馴染みやすく、吸収率や即効性に優れているという特徴があります。

プラセンタ注射はクリニックにもよりますが、一回数千円で施術を受けられるところが多いです。打ち始め最初の1～2ヶ月は週1～2回受け、その後は1～2週間に1回位を目安に打つのが良いと言われています。

個人差はあるものの、通常であれば2～3回目になればある程度の効果を実感する人が多いとのこと。施術箇所はクリニックによりますが、腕や肩に打つところが多いようです。

患部を消毒し注射を打つだけなので1回の治療は5分とかからずに完了します。痛みを抑えるために注射する箇所を事前に保冷剤で冷やしたりするクリニックもあるようです。

美容目的であれば自費診療となりますが、以下の場合は保険適応にて注射を打つことができます。

参照元：ヒト胎盤エキス（プラセンタ）注射剤使用者の献血制限について

プラセンタ注射に使用されるプラセンタ液は厚生労働省の認可を得た2種類があります。

それがプラセンタ製造のトップメーカーである「日本生物製剤株式会社」が製造・販売している「ラエンネック」と、創業60年の老舗企業「メルスモン製薬」の「メルスモン」です。

肝機能障害に対して用いられることが多いラエンネックは、『分子分画法』と呼ばれる特殊な抽出方法で、有効成分のみを取り出しています。ヒトプラセンタに対してペプチン分解剤処理&加熱処理を行い必要な栄養エキスを取り出す方法です。

更年期障害や乳汁分泌不全の治療剤として厚生省から認可を受けているメルスモンは、『塩酸加水分解法（加水分解法）』という抽出方法を用いています。100℃以上の温度で2時間以上の加熱を行っているので、細菌を徹底的に殺菌します。

なお、注射時の痛みを和らげるために『ベンジルアルコール』が少量含まれており、点滴で使用した場合には血圧低下の副作用リスクがあると言われています。

また、抽出過程においてプラセンタの細胞膜を強酸で破壊しているので、有効成分もある程度破壊されているようです。

医療目的の場合の使い分けは既に申し上げた通りですが、美容目的で使用する場合はどちらを用いても大差はないようです。ただし同量のプラセンタを用いた場合メルスモンの方が、少し濃度が薄くなっています。

プラセンタ注射のメリット

プラセンタ注射は体内にプラセンタを直接注射するので即効性があり、強い効果を実感することができます。

毎日コツコツ積み重ねるのが苦手な方には特におススメです。また、プラセンタ注射には美容以外にも様々な健康面でのメリットがあると言われています。

例えば代謝促進や体力増進、疲労回復、更年期障害、生理不順の改善などです。その他、二日酔いや肩こりなどの日常の辛い症状にも効果があります。

プラセンタ注射のデメリット

プラセンタ注射はその名の通り注射なので、施術の際にある程度の痛みがあります。1アンプルの量は通常の注射と大差ないため一瞬ではありますが、痛みが苦手な方は注意しましょう。

そして、プラセンタ注射の後は軽い副作用として患部が赤くなったり、ごく稀にアレルギー反応や過敏症が見られる場合もあります。

また、過去にプラセンタ注射をしたことのある人は以降献血を行えなくなってしまいます。

過去にプラセンタ注射によって感染症が起きたとの報告はありませんが、感染症のリスクがゼロと言う訳ではないという点も注意しましょう。

まずは化粧品のプラセンタケアから始めよう！

美容液以外のプラセンタ摂取では価格面や副作用などのデメリットがあります。これからプラセンタでのケアを始めるという方にはまず美容液から取り入れることをおススメします。

プラセンタ注射は一般的に皮下注射または筋肉注射となります。この2つの方法は特に安全であると言われており、保健適用となってからの50年近くの間重篤な副作用は一件も報告されていません。しかし、ごく稀に悪寒や発熱などが起こる場合もあります。

また、静脈注射を行った場合には血圧の低下やショック状態、呼吸困難、チアノーゼ、痙攣などの重篤な副作用が発生した例もあります。注射の方法には十分に注意を払いましょう。

6,豚より馬プラセンタの方が良いとは限らない？

一般的に豚プラセンタに比べて馬プラセンタは値段も高く品質が良いと思われがちですが、実はそうとは限りません。

2種類のプラセンタの違いは何で、何に着目して選べば良いのかを以下で説明していきます。

馬プラセンタと豚プラセンタはアミノ酸の種類が違う

馬プラセンタと豚プラセンタの成分上の最たる違いは含まれるアミノ酸の種類です。

馬プラセンタには豚プラセンタの1.2倍のアミノ酸が含まれており、豚には含まれないいくつかの必須アミノ酸(ヒスチジン、フェニルアラニン等)が含まれています。

プラセンタの種類よりも管理方法に注目

アミノ酸の種類などの差はあるものの成長因子などの主要成分には殆ど差がない豚プラセンタと馬プラセンタ。選ぶ際には種類よりも管理方法に着目し、品質が高いプラセンタを選ぶことをおススメします。

馬は体温が高く病気に強いことから比較的安全なプラセンタが取れると言われていますが、流通量が少ないこともあり安全性を保証する仕組みがあまりポピュラーではありません。

馬にも病原体・寄生虫のリスクはあることを鑑みると、馬プラセンタを購入する際には適切に管理されたサラブレッドを母体としたプラセンタを選ぶなどの配慮が必要です。

豚プラセンタはSPF協会の認定やJHFAマーク等の認定システムがしっかり確立されており、きちんと管理されたプラセンタを判別することが容易です。安全性の高い商品を簡単に見分けることができるのが魅力です。

7,プラセンタのQ＆A

プラセンタ美容液についてよく寄せられる質問とその回答を紹介します。

Ａ．安いプラセンタ美容液と高い美容液の一番大きな違いはプラセンタの濃度です。

安いものになるとお値段相応に薄められていることが多いですが、美容液成分は含まれているので継続して使用すればそれなりの効果が見込めます。

一番大切なのは無理なく継続できることなので、予算に合った商品を選びきちんと毎日続けて使うことが大切です。

Ａ．プラセンタ化粧品でアレルギーなどの重篤な副作用が発症した例はありません。

ただし、肌の相性によっては肌荒れやニキビが発生する場合があるので、その場合は使用を中断して医療機関で診察を受けるか、プラセンタの濃度を低いものに変更しましょう。

Ａ．プラセンタ美容液は動物由来の製品なので独特の臭いがする場合があります。苦手な方にとっては毎日のスキンケアが苦痛になってしまうので、購入前にトライアル版を購入し臭いを確かめることをおススメします。

どうしても臭いに耐えられない場合は、普段使っている化粧水で薄めて使用すると、臭いも軽減されますよ。香りがある化粧水なら、ほぼプラセンタ臭を感じることはありません。

8,おすすめのプラセンタ美容液でハリ肌ケアを叶えよう！

プラセンタには美容成分が豊富。そのため、プラセンタが配合された美容液を利用すればシミ・ニキビの改善やハリ感のアップなどの嬉しい効果が期待できます。

プラセンタは、抽出元の生体や抽出方法によって品質に差が出るので、商品によって効果は異なります。

ここで紹介したプラセンタ化粧品の中から、ぜひご自身のお肌と目的に合った商品を見つけてください。

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