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20代からのアンチエイジングが肌老化を阻止!シミ・シワを作らせないスキンケアとは?
「20代から肌老化が始まる」と言われてもあまり、ピンとこないのではないでしょうか。
でも、
・初めて会った人に実年齢よりも年上に見られる
・同い年の友達よりも肌が汚い
・化粧をしたら大丈夫だけど、すっぴんの顔が変わってきた
・薄っすらほうれい線が目立つようになってきた
と言われると、心当たりがある方も多いのでは?
実はそれ、肌老化が始まっているサインかもしれません!20歳をピークに、美肌に必要な成分は体内から減少していきます。
「シワやシミができてしまった」という方も、できたばかりの20代のうちならスキンケアで改善することができます。
30歳、40歳も自信をもって鏡を見られるように、正しいスキンケアの方法をご紹介します。
20代スキンケアに必要なアイテムの入ったトライアルセットをまとめてみました~
20代からアンチエイジングが必要な理由とは
20代からアンチエイジングが必要と言われても、「特に肌の悩みはないし、まだ早いんじゃない?」と思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、美肌を作るのに重要な肌の内部にある美肌成分は、20歳頃をピークに減少していき、【シワ】【シミ】【くすみ】【たるみ】などの肌老化が引き起こされるのです。
とくに、美肌に重要な成分は大きく分けて下記の3つ。
◎コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸
◎セラミド
◎成長ホルモン
それでは、3つの成分はどのように肌に影響しているのでしょうか。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸
「コラーゲン入り」「ヒアルロン酸入り」と書いた化粧水を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
これらの成分は、肌にもともとある成分で、肌にハリとツヤを与えます。しかし、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンは20歳から減少してしまいます。
それぞれの成分が、どんな役割をしているのか、詳しく見ていきましょう。
コラーゲン
細胞同士を結び付け、それを支える架け橋のような存在です。肌のハリを保ちます。
コラーゲンは、生まれたときが一番多く、その後減少していきます。そして、20歳をすぎると急激に減少し、30歳の頃には生まれたときの約40%にまで減少してしまいます。
エラスチン
弾力のある線維で、コラーゲン同士が結び付くのをところどころで支えています。エラスチンがコラーゲンを支えることで、肌に弾力がうまれるのです。
しかし、エラスチンは、20歳すぎをピークに、その後減少していきます。30歳をすぎると急激に減少を始め、40歳では20歳の頃の5分の1しか体内にない状態になってしまいます。
ヒアルロン酸
コラーゲンやエラスチンの間を埋める、ゼリー状の物質です。優れた保湿機能を持ち、1グラムで6リットルの水分を保持できるといわれています。
体内のヒアルロン酸は、20歳をピークに緩やかに減少を始め、50代に入ると急激に減少します。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が減少すると、【シワ】【たるみ】の原因に!
加齢により、「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」が減少すると、肌の表皮を支える力が低下し、肌にハリ・つやがなくなります。
また、それぞれで役割が異なるため、1つだけ補充すればハリ・つやが戻るというわけではありません。
たとえば、30歳のときにヒアルロン酸が体内に充分にあっても、コラーゲンが不足していると、肌をうまく支えることができずにシワやたるみになります。
「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」を全て同時に充足させることが、肌のハリとつやに繋がります。
セラミド
セラミドは角質層の中の細胞間脂質に多く存在し、肌の水分をはさみこんで逃がさないようにする役割があります。周りの湿度が低くなっても肌の水分を保ったままでいることができる、高い保湿力を持ちます。
しかし、セラミドは20歳をピークに急激に減少を始めます。30歳では20歳の頃の約70%、40歳では約50%まで減少してしまいます。
セラミドが減少すると、【くすみ】【シワ】の原因に!
セラミドが減少すると、水分が蒸発しやすくなってしまい、肌が乾燥しやすくなります。乾燥は下記のような肌老化の原因になります。
・乾燥くすみ乾燥によってキメが乱れると肌表面に凹凸ができ、その影で肌がくすんで見えてしまいます。
・乾燥ジワ肌の水分や皮脂量が不足すると、これ以上潤いを失わないように肌が信号をだし、角質細胞が増殖。角質層が厚みを増すことにより、肌のキメが乱れて乾燥ジワが発生します。特に皮膚が薄い目の周りや、口の周り、額などが乾燥ジワのできやすい部分です。
指で広げると見えなくなるほど細かいのが特徴です。できたころはあまり目立ちませんが、年齢を重ねるとシワとシワとが結びつき太くなってしまいます。
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成長ホルモン
成長ホルモンは、身長を伸ばしたり、筋肉を発達させたりするホルモンとして有名ですが、それ以外に新陳代謝を活性化させターンオーバーをうながす働きがあります。
【ターンオーバーとは】
表皮細胞が約28日かけて角質細胞になり、最後は垢として剥がれ落ちるサイクルのことです。加齢によりターンオーバーは低下していき、新しい肌になるまで時間がかかるようになります。
このように、成長ホルモンは肌の細胞を成長させ、ターンオーバーをうながす働きがあるのです。
成長ホルモンの分泌は成長期の10代をピークに、その後減少していきます。20歳~30歳にかけて急激に減少し、10代の頃の分泌量を100とすると、20代は約81%あるのに対し、30代では約51%まで激減してしまいます。
成長ホルモンが減少すると、【シミ】【くすみ】の原因に!
シミやくすみの発生は紫外線と関係しています。肌が紫外線を浴びると、メラノサイトの中でチロシナーゼなどの酵素が働き、メラニンが合成されます。
ターンオーバーがうまくいっていれば、メラニンの色素は沈殿することなく古い皮膚として剥がれ落ちるので、シミやくすみにはなりません。
しかし、成長ホルモンの減少によってターンオーバーが乱れると、メラニンが表皮から剥がれ落ちずに残ります。すると、メラニンの色素がそのまま肌に沈殿しまい、シミやくすみになってしまうのです。
悪者のような扱いをされることが多いメラニンですが、メラニンは表皮に留まり、紫外線から細胞を守るはたらきをしています。つまり、メラニン自体が悪い物質ではないのです。
20代のアンチエイジングが10年後・20年後の肌を決める
上で説明したように美肌に重要な3つの成分が20歳から減少することにより、次のような肌老化を引き起こします。
◎コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸 → 深いシワ・たるみ
◎セラミド → 乾燥ジワ・肌のくすみ
◎成長ホルモン → シミ・肌のくすみ
「お肌の曲がり角は25歳」と言いますが、20歳をピークに肌に重要な成分は減少してしまいます。20歳から減少し始め、それが肌への影響として現れるのが25歳なのです。
シワやシミができてしまってから消す努力をするのではなく、シワやシミができていない状態、できにくい状態を保つことが大切です。
10年後・20年後の自分のために今からケアを始めましょう!
それでは、美しい肌を保つためにどのようなアンチエイジングをすればいいのかご紹介していきます。
20代前半のアンチエイジング
20代前半は美肌に必要な物質を自分自身で作り出せる状態です。そのため外から栄養を補うよりも、作り出した成分を減らさないようにするケアをメインにおこないましょう。
20代前半からケアを始めることで、シワやシミができにくい肌を手に入れることができます。ケアを頑張った分30歳、40歳になったときに周りの人の肌と差をつけられるはず。そのためにも、下記のようなことに注意して、スキンケアをしていきましょう。
正しいクレンジングと洗顔
疲れてメイクをしたまま寝てしまったり、メイクがなかなか落ちないからと肌をゴシゴシとこすったりしていませんか?間違った洗顔やクレンジングは肌への負担になり、シワやシミ、くすみを引き起こします。
洗顔やクレンジングは毎日するものです。少しでも負担を減らすため、次のことに注意しておこないましょう。
メイクしたまま寝ない!
疲れて帰ってきたときに、メイクを落とさずにそのまま寝てしまうのはNG。どんなに疲れていても、その日のうちにメイクは落とすように心がけてください。
洗顔やクレンジングをせずにそのまま寝てしまうと、化粧品の油分や顔の皮脂が酸化し、肌にダメージを与えてしまいます。ダメージから肌を守ろうとしてメラニンが発生し、シミの原因になります。
ポイントメイクから落とす
メイクの中でも特に色素が濃くなって落ちにくいのが、目元と口元です。濃い部分だけ先にメイクを落とすことによって、肌を強くこする必要がなくなります。
優しく洗う
クレンジング料・洗顔は適量を使用してください。少なすぎるとメイクが落ちなかったり、手のひらと肌との間で摩擦が発生してしまいます。肌の潤いを蓄えている角質層は0.02mmしかなく傷つきやすいので、刺激しないよう指の腹で優しく洗っていきましょう。
洗い流すときもこすらずに、36~38度のぬるま湯で顔をすすぎます。熱すぎると肌の保湿に必要な水分や油分まで洗い流してしまいます。また、冷たすぎると肌が冷え血行が悪くなり、赤ら顔や乾燥の原因になるので注意しましょう。
肌を強くこすると、肌を守ろうとしてメラニンが発生します。そしてターンオーバーが上手くいっていない状態だと、そのまま色素が沈殿しシミやくすみになってしまうのです。
洗顔やクレンジングは毎日おこなうものなので、20代のときから正しい洗顔を習慣づけておきましょう。
クレンジングを含むスキンケアトライアルセットをまとめてみました。
保湿は丁寧におこなう
20代前半だからといって、化粧水だけでスキンケアをしている方は多いのではないでしょうか。また、「オイリー肌だから、これ以上ベタつかないように化粧水だけ使っている」という方もいるのでは?
しかし保湿が不十分だと、インナードライ肌になったり、乾燥によるシワや肌のたるみを引き起こします。次のようなことに注意して、丁寧な保湿を心がけてください。
化粧水だけでは保湿が不十分
化粧水は肌に水分を与えるものですが、化粧水だけ塗ってそのままにしていると、時間とともに水分が蒸発し、肌は乾燥してしまいます。
乳液の油分をつかって、化粧水で補った水分を逃がさないようにすることが大切です。乳液自体にも肌に潤いを与える効果があるので、化粧水だけのケアよりもしっかりと保湿することができます。
また、インナードライ肌の人は特に保湿が必要です。肌がべたつく=オイリー肌というわけではありません。
オイリー肌は、肌に水分が充分あり、油分は多すぎる状態。インナードライ肌は、肌に水分が不足していて、油分は多すぎる状態です。
インナードライ肌の人が、肌の水分が不足しているのも関わらず、化粧水だけでケアを終わらせてしまうと、さらに肌から水分が失われてしまいます。
すると、肌は潤いを取り戻そうとして皮脂を過剰に分泌。これが繰り返されると、さらにインナードライ肌が悪化してしまうのです。
インナードライ肌の人は水分を蒸発させないよう、しっかりと保湿をするようにしましょう。
洗顔後すぐに化粧水を塗る
洗顔後は5分以内に化粧水を塗り始めるようにしてください。時間が空いてしまうと、洗顔後の肌から水分が蒸発するときに必要な水分も同時に蒸発してしまい、肌が乾燥してしまいます。
ケア用品は適量を使用し、摩擦に気をつける
ケア用品を使用するときは、適量を守ってください。少なすぎると効果を発揮できなかったり、手やコットンとの摩擦で肌を傷つけてしまいます。
また、つける量が多いほど効果があがるわけではありません。保湿が過剰にされると、肌の角質がふやけて脆くなり、水分が蒸発しやすい状態になってしまいます。また、角質が脆くなると肌のバリア機能が弱くなるため、乾燥や肌荒れの原因になります。
徹底した紫外線対策
20代はまだまだ遊び盛り。友人と海やプールに行ったり、大学のサークル活動で紫外線を長時間浴びる機会も多いのではないでしょうか。
しかし、20代に浴びた紫外線の量が30代、40代の肌老化にそのまま影響します。紫外線は肌のシワ、シミ、たるみ、くすみを引き起こします。
それでは、紫外線は肌にどのようなダメージを与えるのでしょうか。
紫外線が肌に与える影響
紫外線を浴びると、肌の奥にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す細胞がダメージをうけると同時に、コラーゲン自体も破壊されてしまいます。すると、肌の潤いは失われ、シワや肌のたるみといった肌老化に繋がります。
また、紫外線を大量に浴びた場合、メラニンが大量に発生。ターンオーバーが上手くいってない場合、そのまま肌に色素が沈殿してしまい、それがシミやくすみになって肌に現れます。
日焼け止めは1年中ぬる
日本で最も紫外線が強いのは、紫外線の種類にもよりますが7月~8月です。
しかし、紫外線は年中降り注いでいます。スキンケアの観点からだと、夏の紫外線が強い時期だけ紫外線対策をするのではなく、季節に関わらず一年を通して紫外線対策をするのがおすすめです。
また、効果の強い日焼けを使うよりも、何度も塗りなおすことが大切です。特に汗をかいたり、水に濡れたりした場合は日焼け止めが流れ落ちてしまうので、こまめに塗りなおすようにしましょう。
日焼け止めを塗るのはめんどうだと思うかもしれませんが、紫外線を浴びる機会の多い20代にどれだけ紫外線対策をしたかが、30歳、40歳の肌質に関係してくるのです。
日焼け止めセットになっている化粧品トライアルセットをまとめてみました。
20代後半のアンチエイジング
20代後半になると、肌老化が目に見えて現れてきます。部分的にシワやシミなどが顔に出てきた場合は、20代のうちに対処し、顔全体に広がるのを防ぐことが重要です。また、化粧品を変えるだけでなく、生活習慣の見直しも同時におこないましょう。
効果が期待できる化粧品の成分を、肌老化の種類ごとにご紹介します。
シミ対策
美白成分が配合された化粧品を使うことで、シミを予防したり、薄くしたりすることができます。効果的な成分は、アルブチン、アデノシン三リン酸2Na、ビタミンC誘導体です。
1~3ヵ月継続することで効果を発揮するので、継続しやすい価格のものを購入してください。
アルブチン
アルブチンには、メラニンを発生させるチロシナーゼの活性を抑える作用があります。これにより、シミの原因となるメラニンが作られるのを事前に防ぐことができます。また、妊婦さんでも使用ができるほど安全性が高い成分です。
アデノシン三リン酸2Na
皮膚細胞を活性化する作用があります。この作用によりターンオーバーを活性化させメラニンの色素沈殿を防ぐことで、シミを薄くします。
油溶性ビタミンC誘導体
ビタミンCと油を結合させ、油溶性化したものです。メラニンの生成を抑制すると同時に、ターンオーバーをうながしてメラニンの排出を促進する効果があります。シミの予防、シミを薄くすることのどちらにも効果的です。
油溶性ビタミンC誘導体は、ビタミンCと結合させる油の種類によって名称が変わります。代表的なものに、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルなどがあります。
シワ・たるみ対策
シワやたるみが発生する主な原因は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の減少による、ハリ・弾力の不足です。それらを補える成分が配合された化粧品を使用しましょう。
レチノール、パルミチン酸レチノール
コラーゲンは分子量が大きいため、肌に塗っても肌の奥までは浸透しにくくなっています。そのため、潤いをあたえ、表皮の乾燥を防いでシミやくすみを改善する効果はあっても、シワ、たるみの改善にはあまり効果が期待できません。
そこで、真皮のコラーゲン合成代謝を促進する作用がある、レチノールやパルミチン酸レチノールがおすすめです。レチノールやパルミチン酸レチノールには、保湿効果を高める作用もあります。
また、体の内側からコラーゲンを補うにはアミノ酸の摂取がおすすめです。コラーゲンはアミノ酸をもとに作られます。化粧品を使用するだけではなく、「体がコラーゲンを産み出すチカラ」をサポートしてあげることも大切です。
飲むコラーゲンもお試しサイズが販売されていました。飲むニッピコラーゲンお試しはこちら。
エラスチン
水分が蒸発するのを防ぐ効果があります。ヒアルロン酸と一緒に補うと相乗効果が期待できるので、同時使用がおすすめです。
ヒアルロン酸
肌にうるおいを補給します。安価な商品にも配合されているため、比較的購入しやすいと思います。
くすみ対策
くすんでしまう原因は、肌の乾燥やターンオーバーがうまくいかないためです。ターンオーバーがうまくいかないと古い角質がそのまま残ってしまい、肌が暗くなってしまいます。
乾燥を防ぐ効果があるセラミド配合の化粧品や、細胞を活性化させてターンオーバーをうながす効果のある幹細胞コスメがおすすめです。
セラミド
保湿効果が非常に高いセラミド配合の化粧品を使用することで、乾燥を防ぐことができます。安全性が高く、肌なじみも良いのが特徴です。
幹細胞コスメ
幹細胞コスメとは、体に足りていない細胞に変化することができる幹細胞を摂取できる化粧品です。
衰えてきた肌に幹細胞コスメを使用することで、肌の細胞が活性化して、ターンオーバーがうながされます。
種類は植物由来幹細胞エキス・動物由来幹細胞エキス・ヒト由来幹細胞培養液があり、動物由来幹細胞エキスのプラセンタが有名です。
20代アンチエイジングの注意点
ここまで保湿や紫外線対策、化粧品によるケアを今から始めることが大切だとお伝えしてきましたが、20代からの過度なスキンケアは禁物です。
20代はまだ体内から美肌に必要な成分を作り出すことができるため、30代、40代の人と同じアンチエイジングケアをすると栄養過多になってしまいます。自分の年齢と肌状態にあったケアをしてください。
下記のようなことに注意して、肌老化を未然に防ぐことを重視しましょう。
過剰なスキンケアは禁物
肌に栄養が足りているにも関わらず、過度なスキンケアをしてしまうと逆効果になります。
たとえば、化粧品で外から油分を過度に補給していると、肌が「この肌の油分は充分」と判断し、皮脂を出すことをやめてしまいます。20代の肌本来の機能を活かしつつ、化粧品で足りないものを補給するようにしましょう。
成長ホルモン増やす生活習慣を
成長ホルモンは日々の睡眠・食事・運動を改善することで増やすことができます。
睡眠
成長ホルモンの分泌に最も重要なのが質の良い睡眠です。眠った直後の3時間は特に眠りが深く、その間に成長ホルモンが多く分泌されます。
個人差はありますが、7時間を目安に睡眠時間を確保し、最低でも6時間は寝るようにしましょう。
寝つきが悪い人は、入浴の1時間半後にベッドに入るようにしてみてください。人は体温が下がるときに深い睡眠に入りやすくなっています。入浴後に体温が下がり始めるのが約1時間半後なので、寝る時間から逆算して入浴する時間を決めてみてください。
また、質の高い睡眠をとるために、寝る直前までテレビやスマートフォンを見ないようにしましょう。
テレビやスマートフォンから出るブルーライトには脳を覚醒する作用があります。寝る2時間前からスマートフォンを見るのを控えたり、画面にブルーライトをカットする液晶保護フィルムを貼るなどして、ブルーライトを避けるのがおすすめです。
食事
肉・野菜・炭水化物をバランスよくとる食事をするように心がけてください。食事でしっかりとした栄養がとれないと、肌の細胞に必要な栄養が届きません。
また、便秘は美肌の大敵です。便秘になると腸内の悪玉菌が増え、活性酸素が発生し肌老化を進めます。ヨーグルトなどの発酵食品を意識してとるようにしましょう。
運動
運動によって筋肉の疲労を軽減させるために、乳酸が生成されます。この乳酸には成長ホルモンの分泌をうながす役割があります。
また、成長ホルモンはストレスを感じると分泌を妨げられため、運動でストレスを発散するのも、成長ホルモンの分泌には効果的です。
10年後・20年後の自分のために早めのケアを
20歳をピークに美肌に必要な成分は体内から減少していき、それが原因で肌老化が起こります。
20代はまだ減少の影響が直接肌に出にくいですが、乾燥しやすい頬などには20代後半からシワやくすみが現れてしまいます。顔に肌老化が出てしまうのを予防し、老化を最小限にとどめるためには、20代からのケアが必要不可欠なのです。
日ごろのスキンケア方法に注意し、自分の肌悩みにあった化粧品を選びや生活習慣の見直しをおこなうことによって、10年後・20年後も今のような肌を保ち続けることができます。
10年後・20年後に鏡を見て後悔をしてしまわないように、まずは自分の肌の気になるところやチャレンジしやすいところからケアを始めてみてはいかがでしょうか。