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独自のこだわりが満載!ボタニカル化粧品の特徴とは?
一流ファッションブランドが2014年にボタニカルデザインと題したコレクションを発表して以来よく耳にするようになった「ボタニカル」という言葉。
植物を積極的に生活の中に取り入れているという意味合いの、ボタニカル女子なんて言葉もありますよね。
ボタニカル化粧品やボタニカルシャンプーは、植物性のエキスなど、植物由来の成分がメインに配合されている化粧品やシャンプーを指します。
でも植物由来の成分って実際にどんな効果があるのでしょうか。そこで今回は、ボタニカル化粧品の効果や、お勧めの化粧品をご紹介します。
ボタニカル化粧品の特徴とは?
ドクターズコスメや無添加化粧品、ボタニカル化粧品など様々なジャンルの化粧品がありますが、一般的に化粧品は厚生省が認めた有効成分が配合されている薬用化粧品以外は、きちんとした定義がある訳ではありません。
しかし、皮膚科医が開発、監修したコスメをドクターズコスメと呼んだり、旧表示指定成分を配合していない化粧品を無添加化粧品と呼んだりと、それぞれの特徴があります。
ここでは一般的に言われているボタニカル化粧品の特徴をご紹介します。
・従来の化粧品に比べて刺激が低く、肌に優しい
化粧品には合成界面活性剤やパラベン、石油系香料などの添加物が使用されています。これらは化粧品を長期間安定して保存できさせたり、使い心地を良くするために配合されたもので、多くの化粧品には化学的成分が配合されています。
特に合成界面活性剤は、洗顔剤などの泡立ちを良くしたり、乳液やクリームなどでは乳化剤として使用されていたり、殺菌剤として配合されていることもあります。
これらは大量に安価で安定供給できるという生産においてのメリットがある為、依存してしまいます。しかし中には肌のバリア機能を破壊して乾燥させるものなどもあり、長期間の使用は肌に負担をかけることになるのです。
ボタニカル化粧品は、こういった化学的成分に頼らず、それに代わるような植物由来の成分が使用されていて、出来るだけ肌に負担をかけないような工夫がされています。
その分、使用消費期限が短かったり、保存方法に注意が必要な場合もありますが、女性にとって化粧品は何十年と使い続けるもの。できるだけ肌に負担のない成分の方がうれしいですよね。
ボタニカル化粧品に配合されている植物性のエキスには様々な効果があり、それらを組み合わせてトータルに肌をケアしています。次の章では代表的な植物エキスの効用をご紹介しましょう。
いくつ知っている?代表的な植物エキスをご紹介!
ここでは、よく配合されている植物エキスをご紹介します。
・カッコンエキスは、葛の根から抽出したエキスです。代謝を活発にして細胞を活性化する細胞賦活作用があります。イソフラボン配糖体を含んでいるため、コラーゲンの合成を促進する女性ホルモンの様な働きもします。
・スイカズラ花はハニーサックルエキスとも呼ばれています。抗酸化作用があるルテオリンというポリフェノールの一種を含んでいます。また、抗菌作用や抗アレルギー作用、収斂作用もあり、肌あれを緩和してくれます。
・ヒマワリ種子油には、抗酸化作用があるビタミンEや肌表面で薄い膜を張って、肌を保湿するオレイン酸が豊富に含まれています。
・マカダミアナッツオイルは若返りのオイルと言われているように、老化防止に効果のあるパル卜オレインミン酸を含んでいます。肌を柔らかく保つオレイン酸も豊富で、肌の老化予防に効果の高いオイルです。
・ホホバ種子油ホホバオイルはアミノ酸やワックスエステルと言う、人の肌にも存在する成分が含まれていて、肌の潤いをたもって乾燥から守ってくれます。
・カミツレ花エキスカミツレエキスはカモミラエキスとも呼ばれていて、メラニンの生成を抑制する美白効果と、抗炎症作用、保湿効果もあります。特に美白効果は医薬部外品の有効成分としても認められている効果で、シミの予防と改善に効果を発揮します。
・アラントインはコンフリーの根などに存在している成分で、肌荒れを防ぐ作用があります。成分中に尿素が含まれているため、新しい皮膚の生成を促す作用があります。
これらのエキスはいくつか組み合わせることによって相互作用のあるものもあり、多くの場合はそれら相性も考慮して化粧品に配合しています。
お薦めのボタニカル化粧品
ここではお勧めのボタニカル化粧品を2つご紹介します。どちらも数十種類の植物エキスが配合されていて、様々な角度から肌をケアしてくれます。
ノエビア
1993年に誕生したノエビア505シリーズは、20年以上に渡って支持されてきたノエビアの商品の中でも特に大人気のブランドです。
自分が子供の頃、お母さんがノエビアを使っていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。それだけ長い間多くの方に愛用されてきたブランドって貴重ですよね。
ノエビアは創業以来、およそ2300種類の植物を150項目に分けて分析・評価しているのだとか。植物の研究にどれほど力を入れているのか伺えますね。
505シリーズは肌にハリを与えるイチョウ葉、ビワ葉、保湿効果に優れたアンズ、トーンを整える成分としてスイカズラ、の4つのエキスを中心に、計26種類の植物を配合して、大人の肌の悩みを解決します。
単純にたくさんの植物エキスを配合したのではなく、組み合わせによる相互効果や、化粧水、乳液、クリームとそれぞれの役割も計算して成分を配合しています。肌本来の潤いやハリを取り戻して、更にはトーンも整える、トータルにケアできるエイジング商品です。
・モイスチュアマイクロカプセルが肌に浸透
ノエビアではモイスチュアマイクロカプセルに保湿成分を入れて肌の保湿効果を高めています。モイスチュアマイクロカプセルは、細胞膜と同じ分子であるリン脂質でできたマイクロカプセルです。
肌の角質層には水性の成分と脂溶性の成分がミルフィーユのように重なりあって構成されています。リン脂質は水分と油分の両方になじむ性質があるため、このどちらの部分にも浸透しやすく、肌にすっとなじむのです。
そこに保湿効果のあるセラミドの中から、特に保湿機能の高いセラミド2を配合して肌を乾燥から守り、潤いと弾力のある肌にしてくれます。肌の乾燥は小じわやターンオーバーの遅れ、バリア機能の低下などあらゆる肌トラブルの原因となります。
肌の保湿機能を高めることで肌トラブルを起こしにくい、健やかな肌へと導いてくれるのです。
オラクル
もう一つのボタニカル化粧品は、有名モデルや芸能人の間でも愛用者が多く、ネットでもたびたび見かけるオラクル化粧品です。
オラクルは植物由来成分をメインに配合していて、合成界面活性剤や、合成保存料、や防腐剤、アルコールなどの添加物も不使用の肌に優しい化粧品です。
乾燥やエイジングが気になり始めてくる30代・40代向けのをターゲットにした化粧品だけあって、ヒマワリ種子油やトウキンセンカエキス、トウヒエキスなどの保湿成分がたっぷりと配合されています。
60種類以上の植物から抽出したエキスを配合していますが、この材料となる植物は全て北海道にある自社農園「ルナ・ファーム」で栽培したものを使用しているのだとか。
栽培方法もこだわっていて、有機栽培で育てていますから抽出したエキスに農薬が混入してしまう心配もありませんね。
通常、植物エキスを抽出する際には短時間に、植物エキスを効率よく抽出するために溶剤としてエタノールやBG(ブチレングリコール)が使用され、多くの場合この溶液は抽出した植物エキスと一緒に化粧品に配合されてしまいます。
しかしオラクルは溶剤を使用せずに、30~90日という長い時間を掛け、職人の手作業でエキスを抽出しています。
材料となる植物の栽培から、エキスの抽出、製品作りから最終段階の梱包・出荷準備まで自分たちの手で行っているという徹底ぶりを見ると、数多くの有名人が愛用する理由がわかりますね。
ボタニカル化粧品=肌に優しいではない?!
いかがでしょうか。肌への刺激が低く、安心して使えるボタニカルコスメ。
しかし、冒頭でも紹介したとおり、ボタニカル化粧品の定義はないため、100%植物のエキスで作られたものでも1%しか植物のエキスが配合されていなくても、同じボタニカル化粧品として販売されてしまいます。
化粧品の広告やイメージに惑わされることなく、気になる商品が見つかったらどんなコンセプトで、どんな成分が配合されているのか、きちんとチェックしましょう。
そして本商品を購入する前には必ず自分の肌に合うか確かめてください。肌の負担が無いように工夫されているボタニカル化粧品でさえ、肌との相性はあります。いくら口コミが良くても、実際に使ったら被れてしまった、なんてことの無いようにしましょう。
トライアルセットなら、通常よりもリーズナブルな価格でライン使いができますので、どの商品が自分の肌に合っているか手軽に試すことが出来ます。
時期によってはおまけとして別シリーズの化粧品が付いてきたりと、お得に試すことができますので、気になる化粧品が見つかったら是非公式HPでチェックしてみてください。
肌に優しいボタニカル化粧品で、健やかなはだを手に入れましょう。