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目元の小じわ・たるみを解消!アイクリームの効果と使い方を徹底解説
顔の中でもっとも年齢が出やすいところと言えば目元。目元にハリがなくなり、小じわやたるみができると老け顔の印象が強くなります。
しかも、目元はエイジングケアをしても、思うような効果が実感しにくいパーツです。そこで効果的なのが、目元の小じわやたるみの改善が期待できるアイクリーム。
本ページでは、小じわやたるみのない目元を手に入れるため、アイクリームの効果や正しい選び方、使い方を紹介していきます!
目元は肌トラブルが起こりやすい
年齢による小じわやたるみだけでなく、さまざまな肌トラブルが起こりやすいと言われている目元。毎日きちんとお手入れしているのに、目元から老け込んでいくのはどうして?と悩んでいる女性は多いと思います。
まずは、目元に肌トラブルが起こりやすい理由から詳しく見ていきましょう。
皮膚が薄い(バリア機能も薄い)
引用元:花王キレイナビ
皮膚が薄い顔の中でも、とくに目元は厚さが0.02mmほどしかありません。腕や脚の皮膚は2mmほどの厚みがあるので、いかに目元の皮膚が薄く、デリケートであるかがわかりますね。
皮膚が薄いということは、ハリや弾力のもととなるコラーゲンやヒアルロン酸が他の部位に比べて少ないということです。
しかも、コラーゲンやヒアルロン酸は年齢とともに減少します。そのため、もともとこれらの成分が少ない目元は他の部分に比べて皮膚がたるみやすいのです。
また、バリア機能は皮膚の厚さに比例するので、皮膚が薄い目元はその分ダメージを受けやすくなります。
乾燥しやすい(皮脂腺が少ない)
目元は他と比べ、乾燥しやすい部分。乾燥しやすい理由として、皮脂腺が少ないことが挙げられます。
皮脂腺は、皮脂を生み出す器官。皮脂腺のほとんどは肌の真皮にあって、大毛根を包む袋状の上皮組織である毛包(毛嚢)と一緒に存在しています。
皮脂腺から出る皮脂は、肌を保護する役割のほか、肌の水分が蒸発しないようにフタをする働きもあります。おでこや鼻が脂っぽくなるのは、皮脂が肌を保護しているからです。
しかし、皮脂腺が少ない目元が脂っぽくなることはありませんよね。その分外部からの刺激や乾燥に弱いのです。
刺激を受けやすい
日常生活の中で、いつの間にか目元に刺激を与えていることは多くあります。目がかゆいときや眠いとき、メイクを落とすときなどに目元を強くこすって、摩擦を加えているのです。
摩擦は肌の乾燥を悪化させてしまいます。そして、この乾燥がニキビ・吹き出物・しみ・シワ・たるみなど肌トラブルの原因になってしまうのです。
また目元を摩擦してしまうと、色素沈着を引き起こして茶クマの原因になります。さらに肌へのタメージが蓄積されることで、皮膚のたるみは一気に加速してしまうのです。
目元トラブルの原因とは
肌トラブルが起こりやすい目元ですが、一体どのようなことが原因となっているのでしょうか?トラブル別にその原因を探っていきましょう。
小じわの原因
目元の小じわは加齢が原因と思われがちですが、一番の原因は「目元の乾燥」です。しわにはいくつかタイプがあり、その中で乾燥が原因とされるのが『ちりめんじわ』。
ちりめんじわとは、目元にある薄い複数の小さなしわのことを指します。ちりめんじわは、肌表面の角質層の水分が不足することで、肌が柔軟性を失い起こると考えられます。
そのため、ちりめんじわは年齢に関係なく、若くても肌が乾燥しているとできてしまいます。そして、ちりめんじわを放置すると、しわの溝がどんどん深くなり、保湿ケアだけでは簡単に消せなくなってしまうので注意が必要です。
くすみの原因
目元のくすみは主に、ターンオーバーの乱れや色素沈着が原因です。
肌の乾燥などにより、皮膚のターンオーバーが乱れると、古い角質が残ってしまいます。角質はグレーがかった暗い色をしているため、目元がくすんで見えてしまうのです。
また皮膚が薄い目元は、摩擦や紫外線などで刺激を受けやすく、メラニン色素が過剰に発生してしまいます。このメラニン色素は色素沈着の原因となるため、目元はくすみやすいのです。
たるみの原因
顔の中でも年齢がでやすい目元のたるみは、老け顔の印象を強くしてしまうものです。
肌のハリや弾力はコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分により支えられています。しかし、これらの成分は加齢によりどんどん減少してしまうのです。
この影響をもっとも受けやすいのが、体の中でもとくに皮膚が薄い目元。そのため、年齢を重ねると目元にハリや弾力がなくなり、たるみが目立ってしますのです。
クマの原因
クマにはいくつかの種類があり、クマのタイプによってその原因は異なります。
血行不良が原因の青クマ
睡眠不足が続いたり、眼精疲労を感じた時に現れるのが青クマです。目の周りの血行が悪くなり、老廃物がきちんと排出できなくなると青クマが目立つようになります。見分け方としては、目の下の皮膚を横に引っ張って色が薄くなれば青クマであると言えます。
青クマは目元をあたためたり、マッサージすることで改善できます。ホルモンバランスの乱れやストレスなども青クマの原因になりますので、規則正しい生活を心がけることで予防・改善が可能です。
外的刺激が原因の茶クマ
目の下の皮膚を横に引っ張っても色が変わらないクマは茶クマに当てはまります。茶クマの主な原因は外的刺激が要因の色素沈着です。
クレンジングの際に目元をゴシゴシこすってしまうのも茶クマが現れる大きな原因と考えられます。
また敏感肌やアトピー体質の人など、外的刺激に弱い人は茶クマになりやすいと言われていますので、とくに注意が必要です。
肌のたるみが影に見えてできる黒クマ
年齢によって肌がたるむと、目の下の影がクマに見えることがあります。これは黒クマと呼ばれるもので、コンシーラーやファンデーションでは隠すことができないやっかいなクマです。
黒クマは目の周りの筋力が低下したり、肌のハリの元となるヒアルロン酸やコラーゲンが減少することが原因で起こります。
目元の悩みを改善するアイクリームの効果
年齢によってさまざまな症状が現れる目元には、アイクリームや目元美容液でお手入れするのが効果的です。アイクリームを使うことで、以下のメリットを実感できます。
保湿
スキンケアの基本は保湿です。皮膚が薄く、刺激に弱い目元だからこそ、アイクリームを使ってしっかりと保湿してあげることが大切です。
10~20代前半の若い頃であれば、化粧水と乳液だけのシンプルなお手入れで十分だったでしょう。
でも30代、40代と歳を重ねていくと、若いときと同じスキンケアでは、美しい肌をキープできません。とくに年齢が出やすい目元には、プラスアルファのお手入れが必要になります。
そこで活用してほしいのがアイクリームです。保湿効果に優れたアイクリームを使うことで、たるんでしまった目元がふっくらとハリを取り戻し、明るい目元に生まれ変わります。
アイクリームや目元美容液は、乾燥しがちな目元に集中して潤いを与えてくれるエイジングケアの救世主なのです。
血行改善
アイクリームは、目の周りの血行不良を改善する効果が期待できます。商品によっては血行促進をするアイクリームや目元美容液があるので、目の下もクマに悩んでいる人にとくにオススメです。
長時間パソコンやスマホを使用すると、目の周りの筋肉が硬直するので血行が悪くなります。放置すると、視界がかすんだり、ひどい時は頭痛や肩こりの原因にもなってしまいます。そんなときに、アイクリームを目元に優しく塗りこむと、マッサージ効果も期待できます。
エイジングケアだけでなく、目の疲れからくる諸症状にも大きな効果を発揮するのがアイクリームの魅力です。
美白効果
くすみやクマが原因で暗い印象になってしまいがちな目元。アイクリームはそんな悩みにも効果的で、目元に透明感を取り戻してくれます。
紫外線を受けると、皮膚の薄い目元は色素沈着を引き起こすメラニンを過剰に生成してしまいます。これが茶クマの原因になるため、目元はとくに紫外線対策が必要です。
日頃から日焼け止めクリームを塗ることはもちろん、夜のスキンケアに美白効果のあるアイクリームをプラスすることがオススメです。
肌の弾力アップ
アイクリームには、加齢により減少していくコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンが配合されています。これらの成分は肌のハリに欠かせないため、アイクリームで補うことが必要不可欠です。
基礎化粧品にはそれぞれ役割があります。化粧水は肌に潤いを与え、乳液は肌の水分が蒸発しないようにフタをします。どちらも大切なお手入れですが、これだけでは肌に弾力をプラスしたことにはなりません。
しわやたるみのない目元を手に入れるためには、ハリや弾力に特化したアイクリームや目元美容液を使うことが大切です。
目的別で選ぶ配合成分
アイクリームが目元の悩みを改善するのに大きな効果を発揮することがわかりました。いざアイクリームを購入しようとすると、実にさまざまな商品が販売されているので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ここからは、悩みや目的別にオススメのアイクリームの選び方を紹介します。
小じわ対策
小じわの一番の原因は乾燥です。乾燥を防ぐためには保湿効果に優れたアイクリームを選ぶ必要がありますが、とくに大切なのはヒアルロン酸が配合されているかどうかです。
ヒアルロン酸は、皮膚組織の大部分を占める真皮などにある成分で、水分を保持する大切な役割を担っています。その水分保持能力は非常に高く、ヒアルロン酸1グラムに対して、水6リットルもの保水力があるのです。
保水力に優れているヒアルロン酸は、肌に潤いを閉じ込めるために欠かせない成分です。乾燥を防ぎ、しっとりとツヤのある目元を手に入れるためには、ヒアルロン酸がたっぷりと配合されているアイクリームを選ぶようにしましょう。
クマ対策
紫外線や摩擦によってできる茶クマは、美白タイプのアイクリームを選ぶのがオススメです。美白ケアに欠かせないのが、レチノール(ビタミンA)とプラセンタです。
レチノールはビタミンAの一種で、免疫力を高め、皮膚や粘膜を強くする役割があります。肌のターンオーバーを正常に整える作用があるため、美白効果やシミや色素沈着を改善する効果も期待できます。
もう一つ、美白ケアに欠かせない美容成分がプラセンタです。
プラセンタが美白に効果的な理由は、豊富な栄養素によるものです。 数あるプラセンタの効果の中でも肌を美白に導く作用は、細胞賦活作用、血行促進作用、活性酸素除去作用、内分泌調節作用などが挙げられます。
茶クマを解消するためには、肌の新陳代謝を高めるのが一番です。レチノールもプラセンタも、ターンオーバーを促す作用に優れているので、茶クマや美白ケアをしたい人には欠かせない美容成分と言えます。
また、たるみが原因でできる黒クマは、肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンが配合されているアイクリームが効果的。肌の基礎となるコラーゲンと、そこに弾力をプラスするエラスチンは、肌のハリを維持するには欠かせない成分だからです。
さらにコラーゲンは、青クマを目立たなくするのにも大きな効果を発揮します。青クマは血行不良が原因であらわれるものですが、色白の人は肌が薄い人は余計にクマが目立ちます。コラーゲンによって肌が弾力を取り戻すと、皮膚が厚くなり青クマが目立たなっていくのです。
たるみ対策
黒クマと同じように、たるみの予防・改善にはコラーゲンとエラスチンが含まれているアイクリームを選びましょう。さらに、FGF(維芽細胞増殖因子)という成分が配合されているかどうかも重要です。
FGFは人の細胞から作られる、細胞の分化や増殖を促進するタンパク質。FGFは23種類に分類され、さまざまな機能を発揮します。FGF1から10は「線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)」と結びつくことで効果を発揮し、傷の治療やアンチエイジングなどさまざまな分野に活用されています。
FGFはコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを増殖させる働きがあることから、たるみ改善には必要不可欠な美容成分です。さらに、EGF(上皮成長因子)と呼ばれるたんぱく質が配合されていると、細胞が活性化し、たるみやしわの予防・改善にもつながります。
くすみ対策
老け顔の印象を強めてしまう目元のくすみには、ビタミンC誘導体が配合されたアイクリームの使用をオススメします。
ビタミンCには、くすみやしみの原因となるメラニン色素が生成されるのを抑制する働きがありますが、熱に弱く酸化しやすい特徴があります。その特徴が改善されて、肌の内部までしっかりと浸透するのがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体は美白効果に優れているので、くすみが気になる暗い目元に透明感をプラスしてくれます。
また、ビタミンC誘導体は強い抗酸化作用があります。そのため、細胞を酸化させ肌を老化させる活性酸素の増加を抑制してくれるのです。
アイクリームの使い方
アイクリームの効果をしっかりと実感するには、正しく使うことが大切です。以下を参考にしながら正しいお手入れをしましょう。
使う順番
基礎化粧品は、テクスチャーのやわらかいものからつけるのが基本です。アイクリームは乳液の後につけることを推奨しているものが多く、順番としては
1.化粧水→2.美容液→3.乳液→4.アイクリームの順番が理想です。
同じラインの化粧品を使用すると、浸透力が高まると言われています。ただし、いろいろ試していく中で、とくに効果が実感できたというアイクリームがあればそれを使っても問題ありません。
また、アイクリームではなく目元美容液を使用する場合、乳液の前に塗ると肌なじみがいいこともあります。これは、目元美容液の方がアイクリームよりも油分が少なく、さらっとしているからです。
乳液やクリームを塗った後だと、さらっとしている目元美容液は乳液の油分で弾かれてしまい、肌に浸透していきません。化粧品の効果を最大限に引き出すためには、それぞれの商品に記載されている使用方法をきちんと守ることが大切です。
アイクリームランキングでは、目元の悩み改善に向けたアイクリームを集めてみました。
より効果的な使い方
アイクリームの浸透力を高めるには、お風呂上がり、など体があたたまっている状態でのお手入れがオススメです。
化粧水や乳液であれば、手のひらであたためながら肌になじませることができます。ところが、アイクリームは一回あたりの使用量が少なく、手のひらではなく指でなじませるものがほとんどなので、あたためながら塗りこむことが難しいのです。
化粧品は体温に近い状態で使用すると、効果を最大限に引き出すことができます。そのため、お風呂上がり、ホットタオルやスチーマーで顔全体をあたため後に使用することがオススメなのです。
注意点
多くの化粧品メーカーは、アイクリームは夜のスキンケアで使用することを推奨しています。理由としては、朝塗るとメイクのノリが悪くなることや、紫外線との相性が良くない成分が含まれている可能性があることが挙げられます。
アイクリームを使う順番の項目でも説明しましたが、アイクリームは油分が多いので、化粧下地を弾いたり、ファンデーションがキレイに伸びないことが考えられます。
また、使用するタイミングを夜に限定している化粧品は、紫外線の吸収を高めるサンオイルのような働きがある成分を配合しているものがあります。
せっかく目元のお手入れをしているのに、誤った使用方法で思わぬトラブルが起きてしまっては元も子もありません。アイクリームの効果を最大限に引き出すためには、使用上の注意を守ることを意識して下さいね。
目元以外にも使える?
アイクリームは目元以外に使うことは可能です。ただ、皮膚が薄く、外的刺激に弱いという目元の特徴を考慮して作られているものなので、あえて他の部分に塗る必要はないでしょう。
目元と同じように特別なお手入れをしたい部分があれば、専用の化粧品を使うことが一番効果的です。また、アイクリームは他の化粧品と比べて値段が少々高めですから、他の部分に塗ることはあまり経済的とは言えません。
目元と同じように年齢の出やすい口元であれば、ほうれい線専用の美容クリームがあります。たるみが原因で小鼻の毛穴が気になるようでしたら、毛穴引き締めのパックを使用するなどして、症状に合った化粧品を使い分けるようにして下さいね。
アイクリームで目元の悩みを改善して若々しい表情へ(まとめ)
ぱっちりと若々しい目元になれるアイクリームは、小じわやたるみに悩む人には欠かせないスキンケア用品です。
これまで年齢のせいにして諦めていた肌トラブルも、アイクリームを使うことで改善が期待できます。
自分の肌や目的に合ったアイクリームを正しく使って、小じわやたるみのない明るくて若々しい目元を手に入れましょう!
目元の集中的ケアが可能。アイクリームランキングには、実際に使ってみた目元用美容液を集めてみました。