アンチエイジングの最先端『ヒト由来幹細胞コスメ』の驚きの効果とは!?

アンチエイジングの最先端 『ヒト由来幹細胞コスメ』の驚きの効果とは!?

今、アラフォー世代やビューティー業界の人たちがこぞって絶賛する『ヒト由来幹細胞コスメ』。

これまでのアンチエイジングスキンケアは、加齢によって失われた成分を化粧品で補給する方法でした。

しかし、ヒト由来幹細胞コスメは、人から採取した幹細胞を使って、肌の細胞そのものを若返らせるという画期的なスキンケア。

美容大国アメリカや韓国に続き、ここ数年で日本の化粧品メーカーもヒト由来幹細胞コスメの販売をスタートさせました。

今もっとも注目したい、ヒト由来幹細胞コスメの効果や選び方についてご紹介していきます!

幹細胞コスメとは?

アンチエイジング力に優れていることから「メスを使わない美容整形」と言われる幹細胞コスメ。

肌の細胞を活性化させ、肌そのものを若返らせるという、魔法のような化粧品です。

その働きや仕組みをご紹介するにあたり、まずは「幹細胞」がどういうものかを見ていきましょう。

幹細胞って何?

人間の体は、もともと一つの受精卵です。その受精卵が細胞分裂を繰り返し、約60兆個、200種類以上の細胞となり体を作り上げていきます。

各細胞にはそれぞれの役割が決まっていて、筋肉なら筋肉の細胞、皮膚なら皮膚の細胞へと分裂を繰り返します。

ところが、中には決まった役割を持たず、いろいろな細胞になることのできる細胞があり、これが「幹細胞」です。

幹細胞は、どんな細胞にでもなれる能力と、自分とまったく同じ細胞をコピーできる、2つの能力を持っています。

幹細胞とは

体が怪我や病気をすると、細胞も怪我をしたり死んでしまったりします。そんな時、幹細胞が傷ついた細胞の元に集まり、損なわれた細胞を再生して補ってくれます。

このような特性から、幹細胞は医療で活用されるとともに、コスメ業界でも注目を浴びているのです

また、幹細胞は人間だけでなく、動物、植物にも存在し、これらの幹細胞を由来としたコスメもあります。

3種類の幹細胞コスメ

幹細胞コスメは大きく分けて3種類。それぞれ何の幹細胞が元になっているかによって分けられます。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

植物由来

アルガンツリーを利用した幹細胞コスメもあります。

人間や動物だけでなく、植物もまた傷ついた細胞を再生させる幹細胞を持っています。その幹細胞エキスを配合したのが、植物由来の幹細胞コスメ。

中でも有名なのが、「ウトビラー・スパトラウバー」というスイス産のリンゴの幹細胞エキスです。4ヶ月経っても腐らない「奇跡のリンゴ」から幹細胞を取り出して培養。これがリンゴ幹細胞エキスとして使われています。

そのほか、美容オイルで人気の「アルガンツリー」の幹細胞を培養した、アルガン幹細胞エキスもあります。

今のところ日本では、一番ポピュラーに使われているのがこの植物由来の幹細胞エキスです。

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動物由来

動物由来の幹細胞コスメは、主に幼羊の毛根や、羊のプラセンタ(胎盤)に含まれる幹細胞を配合して作られます。

羊は人間の皮膚幹細胞に似た構造のため吸収しやすく、また、他の動物に比べて病気になりにくいため、安全性が高いと言われています。

しかし現時点では、日本ではあまり動物由来の幹細胞コスメは流通していません。

ヒト由来

2014年くらいから、日本でもヒト由来の幹細胞コスメが出てくるようになりました。

メインとなっているのは「ヒト由来脂肪幹細胞培養液」を使用したもの。韓国人の皮下脂肪組織から抽出した脂肪幹細胞を培養した際の分泌液です。

アンチエイジング効果は他の幹細胞コスメより高いとされますが、値段が高いというデメリットもあります。

このように、元になっている幹細胞は異なりますが、どの幹細胞コスメもアンチエイジング効果を高めるために開発されたものです。

しかし、ここ数年で幹細胞コスメは目まぐるしく進化。その結果、今の幹細胞コスメにおいては、ヒト由来幹細胞コスメの効果が最も高く評価され始めました。

それは、ヒト由来幹細胞コスメには次のような特徴があるからです。

おすすめはヒト由来幹細胞コスメ!

日本では動物由来の幹細胞コスメはメジャーでないため、使用するなら植物由来かヒト由来のものになります。

しかしこの2つには、とても大きな違いがあるのです。

植物由来幹細胞との違い

ヒト由来と植物由来との最大の違いは、細胞を活性化させるための構造にあります。

人間を含む動物の細胞にはカギ穴(レセプター)があり、ぴったりと合うカギ(リガンド)を差し込むことで、細胞が活性する仕組みになっています。

しかし、植物にはレセプターもリガンドも存在しません。植物は「マイクロチャンネル」と呼ばれる経路を使って細胞を活性化しているので、そもそもの仕組みが人間とは別もの。

実際のところ、植物由来の幹細胞エキスが人間の肌でどのように幹細胞を活性化させているのかは未だに不明です。

それに対して、ヒト由来幹細胞には、レセプターに一致するリガンドが豊富に存在します。

このため、ヒト由来の幹細胞コスメは植物由来に比べ、細胞を確実に活性化させる力があると期待されているのです。

ヒト由来幹細胞の効果・働き

それでは、具体的にヒト由来幹細胞がどのような効果をもたらすのかを見てきましょう。

ヒト由来幹細胞コスメに使われるのは、人の脂肪幹細胞の培養液です。

脂肪幹細胞培養液に含まれるタンパク質は、なんと500種以上! これは幹細胞特有で、一般的な細胞を培養しても、これほど多くの成分は含まれません。

これらのタンパク質には、成長因子やコラーゲン、ヒアルロン酸など、アンチエイジングに効果的な成分が豊富に含まれています。

成長因子とは、細胞分裂を活発にして新たな細胞を生み出す働きをするタンパク質の総称で、幹細胞コスメにおける最重要成分。

成長因子のなかでも特に美容に関わってくるのが、EGF(上皮成長因子)やFGF(線維芽細胞成長因子)と言われるものです。

これらの成長因子が肌の幹細胞にアプローチすることで、肌の若返りが始まります。

皮膚は外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」という層からできていて、幹細胞は、「表皮」と「真皮」に存在します。

EGFは肌の表皮に存在する幹細胞に司令を出し、新しい細胞を生み出すことで、肌そのものを若返らせ、シミやくすみを改善。

FGFは真皮の幹細胞に働きかけ、コラーゲンやヒアルロン酸といった美容成分を生産させて、肌のハリと潤いを保ちます。

このように、ヒト由来幹細胞培養液には、肌の幹細胞に働きかけることで、アンチエイジング効果を引き出す成長因子がたくさん含まれています。

その代表的な成長因子を6つご紹介しましょう。

1)EGF(表皮細胞成長因子)による、表皮幹細胞の活性化

皮膚が3つの層からできていることはお伝えしましたが、表皮もまたいくつかの層から成り立っています。その表皮の一番奥にあるのが「基底層」で、ここに存在する幹細胞が「表皮幹細胞」。

表皮幹細胞

基底層では、表皮幹細胞が「表皮細胞」を生成します。生み出された表皮細胞は、どんどんと肌表面へと上がっていき、最終的にはアカとなって剥がれ落ちるのです。

この細胞の生まれ変わりをターンオーバー(新陳代謝)と言い、約28日周期で行われています。

また、基底層にはメラニンをつくる「メラノサイト」が存在し、紫外線に反応してメラニンを生成。

通常、メラニンはターンオーバーで排出されますが、表皮幹細胞の働きが弱っていると、新しい表皮細胞が作られるスピードが遅れるため、ターンオーバーも遅れてきます。

するとメラニンが排出されず、肌にくすみやシミができてしまうのです。

この時に重要な役割をするのが、脂肪幹細胞培養液に含まれるEGF。弱っている表皮幹細胞に表皮細胞を増産するシグナルを発信し、肌のターンオーバーを促し、シミやくすみを防ぎます。

2)FGF(線維芽細胞成長因子)による、真皮幹細胞の活性化

真皮の約70%がタンパク質の一種である「コラーゲン」からなります。

コラーゲンは真皮層内でネットのように張り巡らされていて、そのところどころを「エラスチン」が束ねることで、ハリや弾力のある肌に。

そして、その隙間を水分保持の役割を持つ「ヒアルロン酸」が埋め、ハリと潤いのある肌が仕上がります。

この「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」を生み出しているのが「線維芽細胞」で、線維芽細胞を生み出すのが「真皮幹細胞」です。

そのため、真皮幹細胞の働きが弱ると、線維芽細胞が生み出されず、コラーゲンなどが不足。肌からはハリや弾力、潤いが失われ、シワやたるみが発生します。

FGFは真皮細胞を活性化させ、線維芽細胞の生成を促進。線維芽細胞が増えれば、コラーゲンも増殖されるため、肌のハリや弾力が保持できます。

3)PDGF(血小板由来成長因子)による、真皮幹細胞の活性化

真皮幹細胞に働きかけ、線維芽細胞の増殖を促します。肌のたるみやシワに効果的。

4)TGF-β(トランスフォーミング成長因子)による、敏感肌の改善

TGF-βには抗炎症作用があり、肌の炎症を抑制。アレルギーや肌荒れを改善してくれます。

5)VEGF(血管内皮細胞成長因子)による、肌のくすみ予防

新しい血管を作り出すための役割をします。血管が増えることで血流も増え、血行が良くなります。酸素や栄養素も血管を伝って行き渡るため、肌のくすみを予防できます。

6)IGF(インスリン様成長因子)による、皮膚の再生

損傷を受けた細胞の生産を促進させます。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を増殖させ、シワを予防し、肌にハリを与えます。

このように、成長因子だけを取り上げても、脂肪幹細胞のもつアンチエイジング効果はかなりのもの。ほかにも、老化の原因となる活性酸素を除去するSOD(抗酸化酵素)、ビタミンなどの美容成分も含まれます。

この豊富なアンチエイジング成分がヒト由来幹細胞コスメの人気の理由です。

しかし、2016年に新しい幹細胞培養液を使ったコスメが登場したことから、さらに注目度がUPしています!

ヒト由来神経幹細胞コスメが登場!

ヒト由来神経幹細胞コスメが登場!のイメージ画像。

ヒト由来幹細胞コスメに新たに登場したのが、神経幹細胞培養液を原料にしたコスメ。日本人の神経幹細胞を培養し作られたものです。

今までの脂肪幹細胞培養液との最大の違いは、美白効果!神経幹細胞には脂肪幹細胞にはなかった、「チロシナーゼ」を抑制する効果が含まれています。

チロシナーゼというのは、表皮の基底層にあるメラノサイトがもつ酸化酵素のこと。

できたてのメラニンはチロシンというアミノ酸ですが、そこに紫外線が当たるとチロシナーゼが働き、メラニンを黒色に変化させます。

神経幹細胞培養液はこのチロシナーゼ抑制効果が非常に強く、チロシンを黒色メラニンに変化させません。そのため、シミ予防に効果的。

アンチエイジングと美白が同時にできるというのは、かなりのメリットです。今発売されている神経幹細胞コスメは下記の化粧品だけですが、これからどんどん増えてくるかもしれませんね!

神経幹細胞培養液のほかにも、美白や肌の免疫力を高める「バーシカン」、シワの改善に効果的な「アルジレリン」などを、効果が最大限に発揮されるバランスで配合。「モンドセレクション2017」金賞を受賞しています。

副作用はあるの?

「幹細胞コスメの効果が高いことは知っていても、実際に使用するはちょっと…」という声も聞かれます。

その理由は、副作用の心配。

“他人の細胞から採取した幹細胞を使用して、拒絶反応を引き起こしたりしないの?”、“細胞がガン化する心配は?”など、人の細胞を原料にしているという点での不安があるようです。

しかし、ヒト由来幹細胞コスメに関しては、その心配がないことが判明しています。

幹細胞コスメは、人の幹細胞をそのままを使うのではなく、幹細胞を培養したエキスが原料。

生体への危険を除去するために、培養液からは細胞そのものが取り除かれていることが条件になります。そのため、培養液に含まれた細胞がガン化するといった心配はありません。

なおかつ培養液に含まれる成分は、もともと人間が持ち合わせている成分。植物や他の動物から採取したものより拒絶反応も起こりにくいとされています。

また、脂肪幹細胞の場合は、30~40代の韓国人女性から幹細胞を採取しますが、ウィルス検査などを厳密に行なったうえでの採取なので、病源菌などの心配もありません。

このような規定のうえで、ヒト由来幹細胞培養液は作られています。

副作用の心配がないなら使ってみたい!と思った人のために、上手な選びかたをご紹介します。

選ぶ際のポイント

ヒト由来幹細胞コスメは、植物由来幹細胞コスメや一般的なアンチエイジングの化粧品に比べ、価格が高いのがデメリット。

そのため失敗のないアイテムを選びたいですね。

ヒト由来幹細胞コスメを選ぶ時は、次のことをポイントにしてください。

配合量の多い美容液やクリームがおすすめ

同じ幹細胞培養液を使った化粧品でも、アイテムによって配合している濃度に差があります。

化粧水に比べ、美容液やクリームは多少価格が上がりますが、配合量も多め。

しかも、化粧水は肌に浸透する前に蒸発してしまう場合も多いですが、クリームや美容液は肌への密着度が高いため蒸発しにくく、長く肌にとどまり成分を浸透させます。

幹細胞コスメの効果を実感するなら、まずは美容液やクリームを選びましょう。おすすめは、下記の美容液です。

ジュネスルミネスは、ヒト幹細胞コスメ。

ハリウッドの芸能人やセレブに人気の美容外科医が開発した、アメリカ発のヒト由来幹細胞コスメ「ジュネスルミネス」。

ヒト由来幹細胞培養液が84.75%という高濃度で配合されているのに、20,000円というお手頃価格。

すぐにでもたるみやシワを改善したい場合におすすめしたい所ですが、販売方法が特殊なため、しっかりリサーチしてからの購入が必須となります。

肌の奥まで届くデリバリーシステム

幹細胞コスメの効果は、肌の幹細胞に培養液の成分が確実に届かなければ発揮できません。

最近の化粧品業界では、超極小のナノカプセルで美容成分を肌の奥に届ける、成分をナノレベルの粒子にするなど、美容成分を浸透させるために様々な研究がされています。

幹細胞培養液の成分を真皮に届けるための工夫がされているかを、きちんと確認しましょう。

浸透力で選ぶなら、Celler;がおすすめです。

ヒト幹細胞培養液配合美容液セルリー

新しいデリバリーシステム「超浸透デリバリーシステムDDS」採用したのが「セルリー」。

リポソームは化粧品に多く用いられているものの、「アミノ酸が変質しやすい」などの課題がありました。しかし、これらの課題を特許技術によりクリアしたのが「超浸透デリバリーシステムDDS」。

このシステムが、賠償液の成分を確実に真皮に送り込んでくれます。

プラスαの美容成分を配合しているか

幹細胞コスメに限らず化粧品を選ぶ際は、メインの成分以外にも、自分の欲しいと思う美容成分が配合されているかをチェックしてください。

脂肪幹細胞培養液を使ったコスメには、美白成分は多く含まれませんので、アンチエイジングと同時に美白効果を狙うなら、ホワイトニング作用ある成分が配合されたものを選びましょう。

XLUXES プロケアリバーサーセラム

ヒト幹細胞培養液のほかに、注目の美容成分を多く含んだ「エックスリュクス」。

肌にハリを与える「アルジレロックス」、コラーゲンやエラスチンをサポートする「プロジェライン」など、最先端の化粧品原料がそろう世界大会「In-Cosmetics2014イノベーションアワード」で受賞した注目の成分が配合されています。

幹細胞培養液のアンチエイジング効果に加え、さらに若返り成分をプラスした贅沢な美容液。

まとめ

ヒト由来幹細胞コスメがどういうものか、お分かりいただけましたか?

エステサロンでもヒト由来幹細胞コスメを取り入れているところは多いようです。

多少高価な化粧品ですが、自宅でエステができると思えば、実はお得な美容アイテムかもしれませんね!

ヒト幹細胞は日常使いするには、まだまだお高め。アスタキサンチンや酵母スキンケア、ライスパワーエキスなど、優秀な成分配合のエイジングケアランキングまとめてみました。

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