「藻活」で美肌に!「ブルーグリーンアルジー」はスキンケアにも効果絶大!

「藻活」で美肌に!「ブルーグリーンアルジー」はスキンケアにも効果絶大!

近ごろ美容業界で話題の「藻活(もかつ)」。

藻活とは、毎日の生活に藻を取り入れて、美容力・健康力を高めましょう!という活動のことです。

藻活で使う“藻”は、健康食品で知られるユーグレナやスピルリナ。この2つはどちらも栄養価が高いことで人気となりました。

最近では、同じ藻の仲間であるブルーグリーンアルジーというスーパーフードも登場し、藻活における3大藻となっています。

そして、今や藻活のブームはスキンケア、ボディケア用品にまで拡大。

美容家も虜にする、藻に秘められたパワーを、美肌効果にクローズアップしてお届けします。

なぜ“藻”がいいの?

「藻活」で美肌に!「ブルーグリーンアルジー」はスキンケアにも効果絶大!藻が美容にも良い理由について。

藻活で使うのは、「ユーグレナ」、「スピルリナ」、「ブルーグリーンアルジー」という3種類の藻。わかめや昆布などの海水にできるものではなく、淡水に棲む顕微鏡でしか見えない小さな微細藻類です。

ユーグレナは、ここ最近では藻のサプリメントとして不動の人気を確立しました。またスピルリナは、マドンナやミランダ・カーなど海外セレブが愛用したことで知られる、いわば、藻類スーパーフードの火付け役。

そして今まさに、藻ブームに新風を吹き込んでいるのが「ブルーグリーンアルジー」です。

これら3つの藻に共通する大きな特徴が、動物と植物の両方の性質を併せ持つこと。植物性のビタミン類と動物性のアミノ酸という両方の栄養素が含まれるため、ユーグレナやスピルリナは合計50種以上、ブルーグリーンアルジーにおいては89種という驚くほど豊富な栄養素が含まれています。

ビタミン・ミネラル・タンパク質・アミノ酸をはじめとする豊富な栄養素は含有バランスも良好。

この多彩に含まれる栄養素こそが、藻がブームとなっている理由なのです。

また、栄養素の中には美肌に有効なものもあります。さっそく、ご紹介していきましょう。

3つの藻の美肌効果

3つの藻はたくさんの栄養素が含まれる点では同じですが、含まれる栄養素の種類、バランスにより、肌に与える効果が違います。

美肌にどのような効果があるのかを、それぞれの藻の特徴を踏まえてご紹介していきます。

ユーグレナ

ユーグレナ

ユーグレナの和名はミドリムシ。その名前から虫を想像してしまいますが、5億年もの昔から水の中に生息する藻の一種です。

顕微鏡でしか見えないほど小さな体の中には、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・不飽和脂肪酸など59種類もの栄養素を備えています。

その中から肌に有効な成分だけを抽出したものが「リジューナ」と呼ばれるエキス。リジューナが肌に与える効果をあげてみます。

・保湿効果

リジューナに含まれるアミノ酸「セリン」は、天然保湿因子NMFの原料となるもの。天然保湿成分NMFが、肌の一番外側にある角質層で水分を守る役目をしているから、肌表面にみずみずしい潤いが生まれるのです。

しかし天然保湿因子NMFは、加齢などによって減少するため、外からの補給が必要。そこで、リジューナに含まれるセリンを角質層に送り込み、天然保湿因子NMFの生産に役立てることで、肌の保湿を保ちます。

藻ではありませんが、保湿効果の高い基礎化粧品のトライアルセットを保湿化粧品ランキングにまとめてみました。

・肌のハリを保つ/コラーゲン・ヒアルロン酸の生成

若々しい肌とは、ハリや弾力があり、みずみずしく潤っている肌のことです。そのためには肌の一番奥の真皮に、ハリや弾力を保つためのコラーゲンやエラスチン、潤いを保つヒアルロン酸がたっぷりと含まれていなければいけません。

ハリや弾力がある肌

肌のハリや潤いが保持できるのは、これらコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞がきちんと機能しているからこそ。

ところが、加齢やストレス、紫外線により体内に活性酸素が多く発生してしまうと、活性酸素が線維芽細胞を弱らせ、コラーゲンの生成量が減少。シワやたるみが生まれます。

シワやたるみのある肌

しかしリジューナには線維芽細胞を増殖させる効果があるため、コラーゲンやヒアルロン酸の生産を増やして、肌のハリ・潤いを維持できるのです。

これに加え、ヒアルロン酸の合成を促進するアディポネクチン、コラーゲンを合成するプロリンも含まれているので、肌の潤い保持に効果的です。

・紫外線防御

ユーグレナ社の実験により、紫外線から肌を保護する作用があることが判明。

紫外線を照射した時、リジューナを加えていると10%以上の細胞が壊れないという結果が出ています。

これは、リジューナを塗ることで紫外線から肌を保護する効果があることを示しています。

紫外線のダメージは、乾燥を引き起こし、シワやシミの原因を作ります。リジューナの効果によって、このような紫外線ダメージから肌を守ることができるのです。

スピルリナ

スピルリナ

スピルリナの誕生は、なんと35億年前。人類が生まれるはるか昔から、姿を変えずに生存しています。

スピルリナは美容効果が高いことから、特に女性の間で人気となりました。その代表的な美容効果は、アンチエイジングと肌荒れ改善。30代以上の人には魅力的な効果ですね!

・若返り効果

スピルリナには若返り効果があると言われますが、その理由は、「核酸」という成分が含まれているから。まずは、核酸について見てみましょう。

人間の体は約37兆個(以前は60兆個と言われていましたが)もの細胞からできていて、その一つ一つの細胞には「核酸」という物質が存在します。

一見変化のないような私たちの体ですが、実は毎日細胞が生まれ変わっていて、その細胞の生まれ変わりに必須となるのが「核酸」です。

核酸にはDNA(デオキシリボ核酸)と、RNA(リボ核酸)の2つがあります。

DNAが遺伝子情報の保存と伝達を担い、RNAはDNAからの情報を受け取り、細胞の原料となるタンパク質を作る役目をします。

通常、核酸は肝臓や腎臓で合成されますが、加齢に伴い体内で合成する力は低下。核酸が足りなくなれば、細胞は生まれ変われず老化する一方です。

そこでスピルリナで核酸を補給し、細胞の生まれ変わりを促進させることが老化予防になるというわけ。

スピルリナは細胞レベルからの若返りを手助けしてくれるのです。

・シワやたるみ防ぐ/抗酸化作用

スピルリナなどの藻が持つシワやたるみ防ぐ/抗酸化作用についてのイメージ画像。

さらにスピルリナには、活性酸素を除去する働きをもつ「フィコシアニン」という成分が多く含まれています。

活性酸素は、肌の外部から入ってくる細菌や刺激を除去するためのものですが、増えすぎると正常な細胞まで攻撃し、害を与えてしまうのです。

コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す線維芽細胞が活性酸素で破壊されたり、コラーゲンやヒアルロン酸そのものが壊されると、肌のたるみやシワの原因になります。

しかし体内に十分な抗酸化成分があれば、発生しすぎた活性化酸素を除去し、肌細胞が破壊されないように守ってくれるのです。

フィコシアニンにはビタミンCの20倍もの抗酸化作用があるため、活性酸素による肌老化を防ぎます。

スピルリナには、フィコシアニン以外にもβカロチンやクロロフィル、ビタミンEなど、抗酸化作用のある成分が多く含まれるため、活性酸素による肌老化対策に有効です。

・肌トラブルの防止

スピルリナは約70%がタンパク質で構成されています。

タンパク質は、皮膚や毛髪、爪など、体の大部分を作り出す栄養素。

そのため、タンパク質が不足すると、皮膚を作り出す原料が足りなくなり、新陳代謝が停滞します。

すると新しい肌細胞が生み出されないため、古い角質が剥がれ落ちず、肌にはくすみが出てしまうのです。

また、肌のハリを保つコラーゲンもタンパク質からできているため、タンパク質が不足するとコラーゲンが補充されず、肌のハリやツヤも失われます。

このように、タンパク質不足が新陳代謝の乱れを招き、様々な肌トラブルが発生します。

スピルリナのたっぷりのタンパク質は、新陳代謝をスムーズに行う手助けになり、肌トラブルを防止します。

肌トラブル時には、デリケートな肌用に作られた敏感肌スキンケアで肌状態を整えるのも◎

ブルーグリーンアルジー

ブルーグリーンアルジー引用元:アルジーとは?

スピルリナ同様に約35億年前から生息し、世界で唯一、アメリカのオレゴン州、クラマス湖に自生する、人工培養ができない希少な植物。

人間が生きていくのに必要な栄養素である50種のミネラル、13種のビタミン、20種のアミノ酸など、合計89種類もの栄養素を理想値のバランスで含んでいます。

ブルーグリーンアルジーは含有栄養素が多いので、他の2つの藻の美肌効果も持ち合わせているのですが、その中でも秀でているのが、「幹細胞」に働きけるアンチエイジング作用。

ユーグレナ同様に線維芽細胞にアプローチする方法なのですが、ブルーグリーンアルジーにはセレクチンリガンドという幹細胞増殖成分が含まれていて、藻のなかでも幹細胞を増やす効果がより高いことがわかっています。

その注目度も高く、ブルーグリーンアルジーの幹細胞に特化したスキンケアが発売されるほど。

そのアンチエイジング効果を詳しく見ていきましょう。

・シワ・たるみなどのアンチエイジング

シワやたるみなどに藻活が効果的な理由を写真付きで紹介します。

ブルーグリーンアルジーには、「幹細胞」を増殖させる「セレクチンリガンド」という成分が含まれます。

「幹細胞」とは、分裂して自分とまったく同じ細胞を作る能力と、自分とは異なる別の種類の細胞になれる能力を持った、驚くべき細胞です。

再生医療への応用が期待される「iPS細胞」も幹細胞の一種です。

ユーグレナでご紹介したように、肌の奥にある真皮という層は、肌のハリや弾力を維持する部分。

そして真皮層で肌のハリや潤いを保っているのが、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸という3つの成分です。

これらコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出しているのが「線維芽細胞」と呼ばれる細胞なのですが、この線維芽細胞を生み出しているのが「幹細胞」です。

そのため、加齢や栄養不足により幹細胞の働きが弱まると、新しい線維芽細胞が生み出されず、線維芽細胞が不足した状態になります。するとコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が作り出されず、真皮層のハリや潤いが失われてしまうのです。

ここで大きな効果を発揮するのが、ブルーグリーンアルジーに含まれるセレクチンリガンド。

幹細胞を活性化させ、まったく同じ幹細胞を作り出すとともに、線維芽細胞も生成。線維芽細胞を増殖させることで、コラーゲンなど肌に必要な成分を生み出す手配をしてくれます。

幹細胞へ働きかけるスキンケアは、潤い成分を補うだけの一時的なケアと異なり、肌の最も深い部分からアプローチする真のアンチエイジング法。

ブルーグリーンアルジー特有の美肌効果として注目されています。

この他にも、ブルーグリーンアルジーにもユーグレナやスピルリナと同様の栄養素が含まれているため、抗酸化作用による老化防止や、保湿などの効果も持ち合わせています。

このように、3つの藻それぞれが美肌に効果的です。

藻にこだわらなければ、シワ・たるみなどのアンチエイジングに効果的な基礎化粧品お試しセットは結構あります。化粧品ランキングでは、エイジングに効果的なスキンケアをまとめてみました。

おすすめの藻は「ブルーグリーンアルジー」

特に肌に悩みがない場合、どの藻を取り入れようか迷ってしまいますよね。そんな方のために、3つの藻を美肌効果限定で比較してみました!

 ユーグレナスピルリナブルーグリーンアルジー
含まれる栄養素59種おおよそ60種以上89種
アミノ酸18種18種20種
ビタミン14種11種
(ビタミンC含まない)
13種
(ビタミンC豊富)
抗酸化成分アスタキサンチンフィコシアニンアスタキサンチン
フィコシアニン
核酸含まない含む含む

簡単に比較しただけでもブルーグリーンアルジーの美肌効果は実に優秀。これに加え、ブルーグリーンアルジーには幹細胞を増殖させる「セレクチンリガンド」も含まれます。

ブルーグリーンアルジーをおすすめする理由を、もう一つ。ブルーグリーンアルジーにはとても興味深い成分が含まれているから。

「フェニルエチルアミン(PEA)」という成分を聞いたことがありますか?

実はこれ、脳内で分泌されるホルモンで、恋愛した時に大量に分泌されることから、別名「ときめきホルモン」とも呼ばれています。

PEAが分泌されると、肌荒れが治る、髪がツヤツヤになるなど美容面での効果があるようですが、根拠はわかっていません。

しかし、“恋は最高の美容液”と言われるくらいですから、ブルーグリーンアルジーのときめきホルモンにも美肌効果を期待できるのではないでしょうか?

藻活ブームの今、ブルーグリーンアルジーを配合した化粧品など、藻のパワーを取り入れたスキンケアが登場しています。

まずはスキンケアで藻活をスタートさせてみましょう!

藻活スキンケアのまとめ

藻は健康面だけでなく、美肌にも効果を発揮します。

それぞれの藻に特徴がありますので、自分の肌悩みに合わせた藻を選べば、より有効に藻のパワーが活かせるでしょう。

では最後に、藻の美肌効果が実感できるスキンケアアイテムをご紹介します。

ユーグレナ配合のスキンケア

ユーグレナ化粧品 B.C.A.D

ユーグレナ化粧品 B.C.A.Dユーグレナが配合されたスキンケアとなります。

ユーグレナから取り出したエキス「リジューナ」をを、独自開発したカプセルで肌の奥まで届ける、肌の内側からアンチエイジングしてくれるスキンケア。

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