「ニキビの天敵」はウソだった!美容オイルでニキビ知らずの美肌を手に入れよう!

「ニキビの天敵」はウソだった!美容オイルでニキビ知らずの美肌を手に入れよう!

女性が抱える肌の悩みで常に上位にランクインしているニキビ。化粧品を変えたり、お手入れを工夫しても、なかなか良くならないとお手上げ状態の人も多いかと思います。

一般的に、ニキビ肌の人はさっぱりとしたつけ心地の化粧品を好む傾向にあり、油分の多い美容オイルは敬遠しがちです。

でも、その解釈は本当に正しいのでしょうか?

美容オイルは、その種類や使い方によってはニキビケアやニキビ跡の解消に大きな効果をもたらします。

そこで今回は、ニキビ予防に効果的な美容オイルや、選び方のコツなどを紹介していきます!

美容オイルを含むトライアルセットをまとめてみました~

美容オイルでニキビが悪化?

美容オイルでニキビが悪化?するのはデマです。

「美容オイルを使うとニキビが悪化する」とお考えの方は、まずはその固定観念を捨てて下さい。

美容オイルを使うこととニキビが悪化することは、決してイコールではないからです。

ニキビができるにはいくつかの原因があり、美容オイルでお手入れした方がニキビ改善に効果的な場合もあります。

まずは自分の肌質とニキビができる原因を正しく理解することから始めましょう。

ニキビの種類

ニキビは、大きく分けて「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」に分けられます。

思春期ニキビができる原因は、皮脂の過剰分泌によってニキビの元となるアクネ菌が増殖することにあります。

アクネ菌は「嫌気性」という空気のない場所を好む性質と、「好脂性」という油脂を好む性質を持っています。皮脂が詰まり、角栓で塞がれた毛穴は空気に触れない(=嫌気性)ので、アクネ菌の好む環境、増殖ポイントになるのです。そして、アクネ菌は「菌」なので、性質として条件さえ揃えばたちまち増殖していきます。引用元:アクネ菌とニキビ

10代は常に皮脂を分泌し続けている状態ですが、年齢を重ねるごとにその分泌量は次第に減少していきます。その結果、20代になるとニキビが落ち着いたり、肌質が変わっていくケースも多いです。

思春期ニキビのお手入れは、余分な皮脂をしっかりと洗い流し、ニキビ予防の化粧水やクリームを使うのが効果的です。

一方、20代以上の世代を悩ませる「大人ニキビ」は、生活習慣の乱れが主な原因です。

不規則な生活によって肌代謝が正常に行われなくなると、肌の水分量が不安定になります。水分不足で体内に蓄積された老廃物が、耐えきれず大人ニキビや吹き出物となって肌表面に現れてしまうのです。

さらに、ストレスや肌の乾燥も大人ニキビの原因となります。このように、大人ニキビはさまざまな要因が重なってできるため、脂性肌=ニキビができやすい肌質とは言い切れません。

むしろ、乾燥肌やインナードライ肌の人の方が、大人ニキビができやすいと言われています。

美容オイルは、その種類とつけ方を間違えなければ、大人ニキビの改善に役立ちます。使い続けると肌状態は安定していきますし、種類によっては美白やエイジングケアも可能です。

20代を過ぎても、自分のニキビが皮脂の過剰分泌によるものだと思っている人は非常に多いです。

そのため、年齢とともに肌質が変わっていることに気づかず、いつまでも誤ったお手入れを続けてしまいます。これでは、ニキビ肌を根本から改善するのは難しいでしょう。

ニキビの原因は使い方?

ニキビの原因は使い方?について口コミしていきます。

美容オイルにはさまざまな種類があり、それぞれマッチする肌質も異なります。また、たっぷりつけたからといって効果が出やすくなるわけでもありません。さらに、季節によって使い方をアレンジすることも必要です。

せっかく上質な美容オイルを購入しても、使い方を間違えればその効果は半減してしまいます。

美容オイルを使い始めてからニキビが増えてしまったという人は、オイルの種類や使用量、お手入れのタイミングが悪かったのかも知れません。今一度その種類や使い方を見直してみて下さい。

美容オイルでニキビが改善する理由

ベタつきや肌に浸透しにくいというイメージが先行しがちな美容オイルですが、実は、ニキビ肌に嬉しい美容効果がたくさんあります。

ここからは、美容オイルがニキビにどう働きかけるかを詳しく見ていきましょう。

ニキビの原因!乾燥を防ぐ

美容オイルを使う最大のメリットは、その高い保湿力にあります。

乾燥が原因でできるニキビは、十分な保湿ケアをしなければ改善できません。肌の潤いは年齢とともに減少していくので、化粧品を変えたり保湿アイテムをプラスするなどの工夫が必要です。

美容オイルは、肌の水分が蒸発するのを防ぐフタのような役割を果たします。皮脂や化粧水の成分を逃すことなく閉じ込めてくれるので、乾燥ニキビが気になる人にこそ試してほしいアイテムです。

また、オイルの種類によっては肌をやわらかくするものもあります。化粧品は肌がやわらかければやわらかいほど浸透しやすくなるので、まさに一石二鳥の効果が期待できるというわけですね。

角質の詰まりを除去

美容オイルには、毛穴の詰まりや角質ケアにも効果があります。

どんなに丁寧に洗顔をしても、毛穴の汚れを完璧に取り除くことはできません。なぜなら、毛穴に詰まっている角栓は、皮脂や古い角質(たんぱく質)が混ざり合ってできたものだからです。

ホルモンバランスが崩れるなど体調が思わしくない場合にターンオーバーの周期が乱れ、本来はがれ落ちるべき古い角質が、皮脂と混ざり合って毛穴などに残ることがあります。この皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴に詰まったものが、角栓と呼ばれるものの正体です。引用元:角栓ができる原因とは?

毛穴の詰まりを無理やり押し出すのは肌に負担がかかりますし、何度も繰り返すと毛穴そのものが広がってしまいます。だからといって、詰まった毛穴を放置するのはニキビを増殖させているのと同じことです。

そんな時こそ美容オイルの力を借りましょう。毛穴の詰まりが気になる部分に美容オイルを塗ると、オイルが皮脂汚れをゆっくり溶かし、角栓や黒ずみを除去してくれます。

ニキビの原因であるアクネ菌は、古い角質や皮脂がたまりやすい場所を好みます。そのような環境を作らないためにも、日頃から美容オイルでお手入れをして、毛穴の詰まりのないなめらかな肌を保ちましょう。

ニキビの原因菌を撃退

美容オイルは、種類ごとに主成分や効能が異なります。そして中には、ニキビの原因となるアクネ菌そのものを撃退したり、ニキビによる炎症を抑える効果を持つものもあるのです。

たとえば、殺菌・抗菌効果があるものを使えばニキビ予防にもつながります。また、ターンオーバーを促進する成分が配合されていればニキビ跡の改善も期待できるのです。

ニキビケアに効果的な主な有効成分には、

・ビタミン類
・リノール酸

などがあります。これらの成分にはどのような効果があるのか、また、どのオイルに多く含まれているかは次で詳しく説明していきます。

ニキビ予防ケアで注目!ホホバオイル

ニキビ予防ケアで注目!ホホバオイル

美容オイルは、その原料によって30以上もの種類に分けられ、オイルごとに合う肌質は異なります。ニキビケアにはどんなオイルを選べばいいの?とお悩みの方には、ホホバオイルをおすすめします。

ホホバオイルには、ニキビ予防に効果的な嬉しい成分が多く含まれています。オイル化粧品特有のベタつきやテカリはなく、さらっとしたつけ心地で肌質を選びません。ここからは、ニキビケアに役立つホホバオイルの優れた効果を見ていきましょう。

抜群の保湿効果

抜群の保湿効果を持つ美容オイルは、乾燥肌対策にも有効です。

ホホバオイルは、その主成分がワックスエステルであることが大きな特徴です。

ワックスエステルとは人間の肌を構成する成分の一部で、角質層には20~30%ほど含まれます。地球上の植物の中で、このワックスエステルを合成できる植物はホホバのみと言われており、人間の肌にもっとも近い成分を持つと言えるでしょう。引用元:ホホバオイルの優秀過ぎる美容効果とは

人間の肌に近い成分で構成されていることから、ホホバオイルの保湿力と浸透力は他のどんな化粧品よりも優れていると言えます。

40代スキンケアランキングでは、美容オイルを含むもの・含まないもの、ごちゃまぜで、40代におすすめしたい基礎化粧品をまとめてみました。

ビタミンの抗酸化作用

ビタミンの抗酸化作用は、美容オイルならではというわけではありませんが、◎だったりします。

生活習慣の乱れやストレスもニキビの原因になることは先述のとおりですが、これは「活性酸素」と呼ばれる物質が大量に発生することが関係しています。

ストレスが積み重なってくると、からだは負けまいとして、炎症を鎮める体内成分を多量に消費します。すると肌の炎症を鎮める分が少なくなって追いつかず、ニキビができてしまいます。同時にストレスを受けると体内に活性酸素が発生。細胞を傷つけて、免疫力が低下することで、ニキビを防ぎにくくなります。引用元:ニキビができる原因

この活性酸素の働きを抑えるのに効果的なのがビタミンAとビタミンEです。

ビタミンAには、肌細胞の免疫力を高めて、活性酸素による弊害を防ぐ働きがあります。また、ビタミンEはそれ自体が活性酸素と結合し、そのまま除去するという性質があるので、肌細胞の酸化を予防するのに役立ちます。

ビタミンは体内で生成することができないので、スキンケアや食品によって取り入れなければなりません。ホホバオイルにはこれらのビタミンが含まれているので、不規則な生活やストレスニキビが気になる人におすすめの有効成分です。

殺菌作用でニキビを撃退

ニキビケアにオイル化粧品はご法度というイメージがありますが、ホホバオイルは違います。

なんと、ホホバオイルには殺菌効果や反バクテリア作用があり、悪化してしまったニキビにも効き目があるのです。

ミシガン大学ではホホバオイルの低アレルゲン反応テストを行ったところ、皮膚に悪影響を及ぼすカンジダ菌や黄色ブドウ球菌、シュードモナス菌を含む、一般的なバクテリアと皮膚の真菌の5種類が、ホホバオイルを塗布後に消えていたと報告されております。引用元:アトピーでも安心 ホホバオイルの優れた効能

世界中のさまざまな研究機関の調査によって、ホホバオイルには優れた殺菌効果があることがわかっています。

さらに、ホホバオイルはアトピーや乾癬にも有効なので、このような肌トラブルにお悩みの方は是非一度、ホホバオイルを使ったスキンケアを試してみましょう。

ニキビ跡にも効果的

殺菌作用でニキビを撃退

ニキビそのものがおさまっても、赤みや色素沈着などのニキビ跡となって残ってしまうことは珍しくありません。

一度跡が残ってしまうと、それを元の状態に回復させるのは難しいと言われています。しかしホホバオイルは、ニキビ跡の改善にも大きな効果を発揮してくれるのです。

ホホバオイルに含まれるビタミンには、肌代謝を活性化させる働きがあるので、使い続けることでニキビ跡がどんどん薄くなります。

また、保湿力が高まることでニキビ跡が残りにくい肌に生まれ変わるので、ニキビ跡改善を諦めていた人こそホホバオイルの実力を実感できるでしょう。

「ニキビケアにはニキビケア用スキンケアを」ということで、ニキビケア化粧品ランキングにまとめてみました~

どんなホホバオイルを選べばいいの?

どんなホホバオイルを選べばいいの、ホホバオイルの効能などなど。

ニキビケアに効果的なホホバオイルですが、その種類は大きく分けて2種類あります。

一つは精製されたもの、もう一つは未精製のもので、同じホホバオイルでも色や価格、効能はそれぞれ異なります。

ドラッグストアなどでよく見かけるのは、無色透明の精製されたホホバオイルです。お手頃価格で手に入るというメリットはありますが、高温・高圧処理を加えているためホホバ本来の栄養分はほとんど残っていません。

一方、化学処理の施されていない未精製のホホバオイルは、色がゴールドで、商品によってはほんのり香りが残っているものもあります。

価格は精製されたオイルの3~4倍と高価ですが、それだけ高品質で、数ある美容オイルの中でもグレードの高い種類ということです。

単なる保湿ケアや、ボディマッサージのキャリアオイルとして使う分には、精製された安価なホホバオイルで問題ないでしょう。

ただし、ニキビケアとして使うのであれば、ビタミン豊富で殺菌作用のあるゴールデンホホバオイルをおすすめします。

ニキビ予防に効果的な美容オイルの使い方

美容オイルにはさまざまな用途がありますが、ニキビ予防として使うにはいくつかのポイントがあります。使用量やタイミングを誤ると、ニキビ予防どころか症状を悪化させることもありますので、以下の点に注意しながら正しいスキンケア方法を身につけて下さいね。

クレンジングで使用

美容オイルをクレンジングで使用する場合の注意点など

美容オイルは、スキンケアだけでなくクレンジング剤としても活用できます。天然由来の成分で肌に負担をかけずクレンジングできるので、ニキビができやすい肌質の人にとくにおすすめしたい使用方法です。

美容オイルをたっぷり手に取り、肌全体になじませてくるくるマッサージするようにメイクを浮かせていきます。洗い流す前にティッシュで軽くふき取るとオイルが落ちやすいです。

注意しなければいけないのが、美容オイルには界面活性剤が含まれていないということ。界面活性剤は、本来混ざり合うことのない油と水を調和させる成分のことで、クレンジングや家庭用洗剤などに含まれています。

美容オイルとメイクは、どちらも油が主成分なので互いになじみますが、そこに水を加えても反発し合ってなじみません。

すすぎでメイク汚れを完全に落としきることはできないので、クレンジング後の洗顔は忘れずに行なって下さい。

美容オイルでホットパック

より高い保湿効果を求める人は、美容オイルを肌全体になじませたあと、その上からホットタオルを乗せてパックをしましょう。

温度を上げることで、オイルの成分がより浸透しやすくなります。とくに、空気が乾燥しやすい秋冬はより手厚い保湿ケアが必要なので、肌の調子を見ながら週1~2回のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。

ホットパックは、必ず肌が清潔な状態で行なって下さい。肌にメイクや皮脂汚れが残ったままだと、パックの温度で菌が繁殖し、逆にニキビを増やしてしまう恐れがあります。

また、保湿力を高めたいからといって、必要以上に多量のオイルを使う必要はありません。肌に浸透しきれないほどのオイルを使うと、皮脂バランスを乱して肌本来の保湿機能を弱めてしまうことがあります。

保湿目的で美容オイルを使用する場合は、一回あたり1~2滴に抑えるようにして下さいね。

美容オイルを正しく使ってニキビの原因を取り除こう!

ニキビとは相性が悪いと思われがちな美容オイルですが、肌質に合ったものを選べばニキビケアにも大きな効果を発揮します。

なかなか治らないニキビも、残ってしまったニキビ跡も、諦めるにはまだ早いです。日々のスキンケアに美容オイルを取り入れて、ニキビ知らずの誰もが憧れる美肌を手に入れて下さいね!

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