エイジングケアに最適!レチノールの美肌効果と副作用を徹底解説

エイジングケアに最適!レチノールの美肌効果と副作用を徹底解説。レチノールはビタミンAのことで、ビタミンAは動物しかないものですって。

ビタミンAとも呼ばれているレチノールはアンチエイジングに効果のある成分として化粧品に配合されています。

レチノールは肌の改善効果やニキビ肌にも効果があります。しかし、使い方を間違えると肌トラブルを引き起こす危険性もあり、注意が必要です。

そこで今回は、レチノールの肌への効果と、注意点やお薦めの化粧品をご紹介します。 レチノールの効果と正しい使い方を知って美肌を手に入れましょう。

レチノールとは?レチノイン酸との違いとは

ビタミンAの一種であるレチノール。化粧品に利用するのは、シワやたるみなどエイジング効果があるからです。

レチノールはビタミンAの一種で、レバーやうなぎ、卵黄などに含まれている成分です。ビタミンAにはレチノールの他に、レチナール、レチノイン酸などがありますが、人の体内に存在するビタミンAの多くがレチノールです。

アメリカではレチノイン酸が、シミやシワ、ニキビの治療薬として有効であるとしてアメリカ食品医薬品局に認められ、その後日本でも皮膚科や美容クリニックなどで処方されるようになりました。

しかしレチノイン酸は刺激が強く、取り扱いが難しいため、化粧品への配合は認められていません。その代わりとして、レチノインよりも刺激の低いレチノールが化粧品に使われています。

レチノールには視力の回復効果や、鼻や口の粘膜を正常に保って風邪予防の効果があるといわれています。肌に対しては、しわの改善や、ピーリング効果、肌のバリア機能の改善効果もあります。

次の章では、レチノールの肌への効果を1つずつ詳しくご紹介していきます。

シワの改善に!レチノール

シワとなる原因はちりめんジワや小じわのようなものです。

シワができる原因は大きく2つあります。一つは小じわ、ちりめんじわと呼ばれるもので、肌の表面にある角質層の水分不足によるものです。

もう一つが、肌の真皮層で引きおこされる真皮性のシワです。真皮層には肌のハリを保つために必要なコラーゲンやエラスチンが存在していて、皮膚の弾力や潤いを保っています。

しかし加齢によってコラーゲンの代謝が上手く行かなくなったり、減少したり、紫外線によって傷ついたりすると皮膚にハリや弾力が無くなり、若い時にはもとに戻ったシワがだんだんと元に戻らなくなってしまうのです。

このような真皮層の原因でできるシワは、いくら肌表面を保湿しても改善は期待できません。真皮性のシワは、コラーゲンやエラスチンの量を増やすことが大切なのです。

レチノールにはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出している細胞である繊維芽細胞を活性化して、コラーゲンの生成量を増やす作用があります。コラーゲンの量が増えれば、自然と肌にハリが出てきますし、使い続ければしわの改善にもなります。

小じわ・ちりめんジワには、レチノール配合化粧品が効果的!ビーグレン目元ケアトライアルのセット内容をまとめています。

ピーリング効果で角質肥厚やニキビ跡に有効

しわや肌のハリに効果のあるレチノールですが、その他にピーリング効果で角質肥厚やニキビ跡の改善に効果を発揮します。

角質肥厚は、肌の乾燥などによってターンオーバーが低下して、本来剥がれるはずの古い角質がいつまでも肌に残っている状態のことです。

古い角質が溜まっていくと肌がくすんできたり、固くごわついたりします。また古い角質が毛穴を塞いで皮脂が詰まり、ニキビができやすくなります。

レチノールは古い角質を肌から剥がれやすくして、ターンオーバーを促進する効果があります。このピーリング効果は角質肥厚だけでなく、色素沈着やニキビ跡、シミの改善にも効果を発揮します。

このようにシミの改善やピーリング作用、ターンオーバー促進の効果が期待できるレチノールですが、効果が期待できる分、使い方をあやまると副作用が出やすい成分ですので使い方には注意が必要です。

ビタミンAが配合されたVCクリームがセットになったシーボディ VCスターターセットの写真つき口コミはこちら。

効果がある分副作用も!?レチノールのデメリットとは

エイジング成分として優秀なレチノールのターンオーバー促進作用をイラストで紹介中。

先ほども説明したとおり、レチノールにはピーリング効果があります。

ピーリングは古い角質が溜まった肌にすると効果的ですが、角質の溜まっていない肌にすると、本来まだ剥がれなくてよい新しい角質を無理やり剥がしてしまうことになり、顔が赤くはれたり、ひりひりと痛むことがあります。

ピーリングをした後は十分な期間をおいてから2回目、3回目を行いましょう。またピーリング後は肌が薄くなっていますので、日焼けなどには十分に注意してください。

また、レチノールの配合率は1%以下の物を使用しましょう。国内販売されているレチノール配合化粧品は1%以下と決まっていますが、海外製の物は3%など、高濃度の物もあります。高濃度の物は肌を痛める可能性がありますので、避けた方が良いでしょう。

国内でも2013年にレチノールを高配合した化粧品を使って肌トラブルが続出し、販売停止になったことがあります。使用の際には必ずパッチテストをして、トラブルが起こらないか確かめてから使用しましょう。

角質ケアランキングには、レチノールを使わないピーリング剤のお試し状況レポートもあります!

レチノール配合!お薦め化粧品をご紹介

ここでは、レチノールを配合したお勧めの化粧品を2つご紹介します。どちらの化粧品に使用されているレチノールも、刺激を少なくしたり、肌に吸収しやすくしたレチノールを採用しています。

レチノール入りの化粧品が初めての方でも安心して使用できるようになっていますので、まだレチノールの効果を試したことがない方にお勧めです。

エリクシール シュペリエル レチノバイタル

資生堂エリクシールシュペリエルレチノバイタル美容液の配合成分などについて、写真つきで口コミ報告していきます。

資生堂エリクシール シュペリエルのレチノバイタルには、純粋のレチノールが配合されています。純粋なレチノールは酸化しやすく、分子も大きくて浸透性が低いため化粧品に配合するのは難しい成分でした。

しかし資生堂独自の最先端技術で、不安定なレチノールを安定させ、更に浸透性をアップするためにナノ化して配合しています。この最先端技術を駆使したレチノールは医薬部外品の有効成分として認証されていますので効果はお墨付きですね。

またレチノバイタルクリームに使用しているチューブは1度酸素に触れたクリームが中に戻って劣化しないような工夫がしてあります。

美容液のレチノバイタルエッセンスは、資生堂独自に開発したリピッドカプセルの中にレチノールACEを閉じ込めて、肌になじませた時にカプセルがはじけて肌に浸透するようにできています。

レチノールACEは、1993年に資生堂が国内で初めてレチノールを主剤として配合した薬用有効成分です。レチノールACEは肌への浸透性にも優れ、浸透した後は純粋なレチノールとして効果を発揮します。

この他にも水溶性コラーゲンやヒアルロン酸が肌を乾燥から守ることで、肌のバリア機能の低下を防いだり、乾燥によって小じわができるのを食い止め、表皮と真皮、両方の層のシワの原因を抑制することで、みずみずしいハリのある素肌を作ります。

資生堂の目元用美容液エリクシールシュペリエルレチノバイタルを使った感想を口コミ中です。

アンプルール

皮膚科医さんから生まれたアンプルールスキンケア。

アンプルールは現役の皮膚科医が開発に携わっているドクターズコスメで、ビタミンC,E、B6やαリポ酸など、肌のハリやたるみ、シワなどに有効な成分が配合されています。安定型のハイドロノキンを配合した美白化粧品としても有名ですね。

アンプルールには美白用のラグジュアリーホワイトと、ハリやシワなどのエイジング用のラグジュアリー・デ・エイジと2つのラインがあります。

レチノールは ラグジュアリーホワイトのエマルジョンゲルEXとBBクリーム、ラグジュアリー・デ・エイジのラインセラムアイEX、リフティングクリームVにパルミチン酸を結合させたパルミチン酸レチノールの形で配合されています。

パルミチン酸レチノールとは、レチノールにパルミチン酸を結合させることで安定させたレチノール誘導体です。

レチノールは単体だと肌に刺激があり、光や熱の影響を受けて酸化しやすい為、化粧品にはパルミ酸や酢酸と結合させて安定性を高めたレチノール誘導体が使われることが多くあります。

化粧品に配合されるいくつかのレチノールの中でも1番刺激が少なく、安定性に優れている成分です。レチノール配合の化粧品を使ってみたいけど敏感肌なので不安という方でも安心して使用できそうですね。

レチノール以外の注目成分、DMAEとは?

皮膚科医発祥のアンプルールスキンケアに含まれるレチノール以外の注目成分、DMAEについて調べました。

アンプルールには、レチノールをはじめGFや幹細胞など細胞自体を元気にする成分が配合されていて、シミやたるみ、シワなどのエイジングケアに有効な成分が配合されています。その中で注目したいのがDMAEです。

ラグジュアリー・デ・エイジリフティングクリームVに配合されているDMAEは、シワやたるみに効果を発揮する成分で、アメリカの化粧品などでは人気の成分です。

人の表情は、アセチルコリンと言う神経伝達物質が分泌する事で表情筋が収縮し生まれます。しかし年齢とともにアセチルコリンの分泌量は減少し、それとともに表情筋が緩んで、たるみやシワが生まれます。

DMAEはいわばアセチルコリンの材料となる成分で、体内ではアセチルコリンに変わりアセチルコリンの量を増やす事ができます。これにより常に筋肉が収縮されて顔全体がリフトアップし、シワやたるみを改善します。

アメリカのエイジングケアコスメではお馴染みの成分ですが、国内でDMAEを配合している化粧品はまだまだ少ないのが現状です。ラグジュアリー・デ・エイジリフティングクリームVはこのDMAEとレチノールのW効果でシワを改善してハリのある引き締まったフェイスラインを取り戻します。

ラグジュアリー・デ・エイジリフティングクリームVもお試しできるアンプルールトライアルセットの使用感口コミはこちら。

長く使うために!自分の肌で確かめよう

いかがでしょうか。レチノールはしわやたるみ、古い角質を剥がすピーリング効果で、ターンオーバーの促進など、加齢によって気になる肌の悩みを解決してくれます。とは言っても化粧品は薬ではありませんので、使始めて数週間で目に見える効果を感じるのは難しいかもしれません。

特に1度できたしわやたるみを改善するには、数回のターンオーバーが必要となりますので、1度使い始めたら、少なくとも3,4か月以上は使い続けたほうが良いでしょう。

しかしこれは肌に合った化粧品の場合です。肌に合わない物をずっと使っていてはきれいになるどころか他の肌トラブルの原因となります。特にレチノールは他の美肌成分に比べて刺激の強い成分です。

レチノール入りの化粧品を購入する前には、必ずトライアルセットで肌に合うか、確かめてみてください。

トライアルセットは公式HP以外のサイトでも購入できますが、公式HPでしたら限定の特典やおまけが付いてくる場合もあります。また商品に何か不備があった場合にはきちんと対応してくれますので、トライアルセットの注文は公式HPからが1番安心でお得でしょう。

まずはトライアルセットで使い心地を確かめて、長く続けられる商品かどうか判断してから本製品を購入してくださいね。

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