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疲れて少しでも早く寝たいときや、忙しくて時間の無い朝に大活躍してくれるのオールインワンゲル。
化粧水・美容液・乳液・クリームと1つで何役もこなしてくれて、とっても便利なオールインワンコスメですが、ライン使いと比べると、どうしても頼り無いイメージが…
「べたつかずに朝でも使えるか?」「モロモロが出ずに、塗った後すぐメイクできるか?」「本当に乾燥せずにうるおいが続くか」など、実際に使ってみての使用感を本音でレビューしています!ぜひ参考にしてくださいね♪
オールインワンゲル(ジェル)人気ランキング
オールインワンゲル
艶つや習慣 角質ケアオールインワンジェル
アンプルール ラグジュアリーホワイト エマルジョンゲル
忙しい時に便利なオールインワンゲルで肌の悩みを解消!
毎日欠かさずスキンケアをしたいけど、育児で忙しかったり、仕事で疲れて帰ってくるとついついさぼりがちになってしまうことってありますよね。
そんな時に便利なオールインワンゲル。化粧水や美容液、乳液と重ねつけする必要がないので時間のない時や、疲れている時に便利です。
でも、オールインワンと言っても今では様々な種類のものがあって、どんな基準で選べばいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、オールインワンゲルの特徴や種類、選び方をご紹介します。
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オールインワンコスメとは?
オールインワンコスメにはクリームタイプの物やローションタイプのものもありますが、中でもゲル(ジェル)タイプは特に多く見かけます。“ゲル”は“ジェル”と同じ意味で透明のゼリー状のものを言います。
オールインワンコスメとは様々な成分が凝縮されていて複数の機能を果たせるようになっているものを指します。例えばBBクリームは化粧下地に日焼け止め、ファンデーションの役割が一つで済むオールインワンコスメです。
いくつもの化粧品を塗り重ねる手間が省けますし、時短にもなります。さらに化粧水、乳液、美容液と別々に買い揃えると1万円を超えてしまうことなんてザラですが、オールインワンコスメなら1つで済みますので、コスパも良くて経済的にもうれしいですよね。
基礎化粧品では化粧水、乳液に美容液の3つの機能を持つものが多いですが、更に化粧下地の効果のあるものや、日焼け止めの成分も配合されているものなど、一つで複数の機能を果たすことができます。
目的別!オールインワンゲルの種類
一言にオールインワンゲルと言っても、乾燥肌用、美白用、アンチエイジング用など、効果によって配合されている成分は様々です。
ここでは目的別に代表的な成分をご紹介します。
【保湿に効果的な成分】
・セラミド
セラミドは人の表皮部分(角質層)に存在している、肌の水分保持に欠かせない成分です。またヒアルロン酸やコラーゲンは肌の奥にある真皮層に存在し、肌の弾力やハリを保っています。これらの成分は保湿力に優れていて、肌の表面で水分を長時間キープして潤いを与えてくれます。肌が乾燥しているときはいくら水分を補給してもすぐに蒸発してしまいます。乾燥を改善するには保湿保持力を上げてくれるこういった成分がお勧めです。
・スクワラン
オイルでおなじみのスクワランの材料となるスクワレンは、皮脂膜にも含まれている成分です。乾燥から肌を守り、柔らかな肌を維持してくれます。スクワレンは酸化しやすい為、化粧品ではスクワレンに水素を添加したスクワランが使われています。スクワランは肌の表面を薄く覆って、水分の蒸発を防いでくれます。年齢を重ねると皮脂の分泌が減少して乾燥しやすくなるので化粧品から補ってあげましょう。
・リピュジュア
リピュジュアは医療現場で開発された成分で、ヒアルロン酸の2倍の保湿力があるといわれています。角質層にある細胞間脂質と構造が同じなので肌馴染みが良く、肌の奥までしっかりと浸透してくれます。また、水洗いをしても潤いがキープされるという驚きの特徴を持つ新成分です。【美白に効果的な成分】
・アルブチン
アルブチンは厚生労働省が認可している美白成分(薬用美白成分)で、メラニンの生成を抑えてシミを予防します。肌への刺激も少ないので、安心して使用することができます。しかし、シミを作らせない予防効果は期待できますが、すでにできてしまったシミを薄くする効果は低い為、シミができる前から使うことが大切です。
・トラネキサム酸
トラネキサム酸は肝斑の改善に有効な成分として有名ですね。女性ホルモンや紫外線などの刺激によってメラノサイトが活性化すると、プラスミンという情報伝達物質が発生します。トラネキサム酸はこのプラスミンを抑制してシミの元となるメラニンシミを作らせないようにするんです。トラネキサム酸やアルブチンは還元、代謝促進作用のあるビタミンCと一緒に使用すると更に効果がアップします。
・ビタミンC誘導体
ビタミンCはシミの元となるメラニンの生成を抑えたり、出来てしまったメラニンを還元して、なかったことにしてくれる作用があります。しかしビタミCは酸化しやすく、肌への吸収率も悪い為、ナトリウム塩やマグネシウム塩と化合させたビタミンC誘導体がお勧めです。ビタミンC誘導体はビタミンCの効果はそのままで酸化に強く、肌に浸透しやすくなっています。
【アンチエイジングに効果的な成分】
・プロテオグリカン
プロテオグリカンは優れた保水性だけでなく、抗炎症作用や、EGF様作用などがある注目の美容成分です。EGF様作用とは、EGF(上皮成長因子)に似た、細胞の成長や衰えた機能を回復する作用のことです。加齢によって衰えた代謝をアップして、新しい肌細胞がつくられるのを促進する効果があります。また抗炎症作用で紫外線からのダメージから肌を守ってくれます。
・プラセンタ
プラセンタは肌のターンオーバーを促して肌細胞の生まれ変わりを促進したり、活性酸素を除去する作用もあります。代謝が活発になることでくすみやシミを排出して、更に抗酸化作用によってシミができるのを防いでくれます。またコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、肌のハリや弾力を作りだしている繊維芽細胞を活性化する効果があるので、肌の弾力改善にも効果的です。
・コエンザイムQ10
2004年に日本で化粧品への使用が認可された当時は大ブームとなったコエンザイムQ10 。 代謝を活発にしてターンオーバーを促してシミを薄くしたり、肌の水分量を増やしたり、抗酸化作用も期待できます。もともと肌に存在する成分ですが、年齢とともに減少していきますので化粧品で補ってあげると良いでしょう。
【抗酸化力に優れたアンチエイジング成分】
アンチエイジング化粧品に、よく配合されている抗酸化力のある成分。活性酸素を抑制してシミやしわなどの老化現象の進行を遅らせます。
ここでは特に抗酸化力が期待できる成分をご紹介しましょう。
・フラバンジェノール
フラバンジェノールはフランス海岸にある松の樹皮から抽出された成分で抗酸化力があります。ビタミンCの600倍ともいわれている高い抗酸化力で、シミやシワを防いでくれます。保湿効果も期待できるので乾燥肌や年齢肌にお薦めの成分です。・アスタキサンチン
アスタキサンチンは鮭やカニ、エビなどの赤い色をした魚介類に多く含まれている成分で、高い抗酸化作用があります。抗酸化作用のある成分は水溶性と脂溶性があり、それぞれ効果の発揮できる場所が決まっています。しかしアスタキサンチンはこの両方の部分で有効なので、細胞全体を酸化から守ることができるのです。
・フラーレン
フラーレンもアスタキサンチン同様に高い抗酸化作用が期待できます。活性酸素にはいくつかの種類があり、種類によって効果のある成分が決まっています。しかしフラーレンの場合はほとんどの種類の活性酸素に作用するんです。また、長く肌に留まってくれるので一度つけると長時間効果を持続します。
モロモロが出る!オールインワンを上手くつけるコツとは!?
オールインワンゲルを塗るとピーリングした時にでるような、細かい消しゴムのようなカスが出る時があります。オールインワンゲルをつけたあとにファンデーションを伸ばしているとモロモロと出てきたりして、これが無ければもっと使いやすいのにと感じた事はありませんか。
他の化粧品でも出てくることがありますが、オールインワンゲルを使っている方の口コミには特に多くみられます。手軽につかえるオールインワンゲルですが、つける時に実はちょっとしたコツがいるんです。
以下にモロモロがでない、オールインワンゲルの付け方をご紹介します。
・肌につける時に擦りすぎない
オールインワンゲルをつける時はまず手の平に広げて、優しく包み込むようにプッシュしてください。擦りすぎるとゲルの性分が固まってモロモロになります。・一度に沢山の量を塗らない
一度に沢山つけると浸透せずに肌に残ってしまいます。これが次にファンデーションを塗った時にモロモロとなって出てくる事があります。沢山付けたい方は少量を何回かに分けて付けましょう。・オールインワンゲルを塗って直ぐにファンデーションを塗らない
ゲルが乾く前にファンデーションを塗るとモロモロがでる事があります。塗ったあとは数分間を置いてから次の工程に入りましょう。・カルボマーの入っていないゲルを選ぶ
カルボマーが配合されていると、摩擦によってモロモロが出やすくなるようです。気になる方はカルボマーが配合されていない物を選びましょう。モロモロの原因?カルボマーとは・肌への影響は?
先程の章でもご紹介したカルボマーは、沢山のオールインワンゲルに配合されている成分で、摩擦を加えるとモロモロになりやすい性質があります。
カルボマーとは、一体どんな成分なんでしょうか?
カルボマーはゼラチンやヒアルロン酸などと同じ水溶性の成分で、水に溶けると高い粘性を発揮します。ゲル独特の粘性を出すためにほとんどのオールインワンゲルには、カルボマーなどの増粘剤が配合されています。
中にはカルボマーに余り良いイメージを持たない方もいるのではないでしょうか。それは、カルボマーがシリコンやラップと同じ合成ポリマーに分類されているのが原因です。その為毛穴を詰まらせたり、肌に密着して洗顔してもなかなか落ちないなどといわれています。
しかしそれは合成樹皮の性質であって、水溶性のカルボマーには当てはまりません。水溶性のポリマーであるカルボマーには密着性はなく、また水溶性ですから、簡単に水で洗い流せます。
カルボマーはゲル化して使いやすくする為に配合された成分ですので、肌に有効なわけではありませんが、肌に悪い成分でもないのです。またアレルギーや、肌に刺激を与えると言う事もありませんので、特に気にする必要はないでしょう。
どうしても避けたい方はカルボマーが配合されていないゲルもありますのでこういった商品を選びましょう。
すべてのタイプに共通するオールインワンゲルのメリットとは
全てのオールインワンゲルに共通するメリットと言えば肌への摩擦を減らせることでしょう。
通常のスキンケアでは化粧水、乳液、クリームと化粧品をつけるたびに肌に摩擦を与えてしまいます。朝晩と毎日化粧品をつけるたびに少しずつではありますが摩擦の負担を与えてしまっているのです。
特に日焼け後や、加齢によって水分量や皮脂量の低下している肌などはちょっとした刺激でも炎症を起こしたり、色素沈着を起こしてしまいます。
オールインワンゲルなら、洗顔後に肌に触れる機会を劇的に少なくしてくれますので、バリア機能の低下した肌にお勧めです。
オールインワンゲルを選ぶときには自分の肌の悩みにあった成分が配合されている事、また保湿はスキンケアの基本ですので、保湿力の高いものを選びましょう。
いくつか気になる商品が見つかったら、トライアルセットを取り寄せてみましょう。先ほども紹介したモロモロは前後に使う化粧品との相性も関係しているともいわれています。
オールインワンゲルを選ぶ際には必ず使い心地がじっくり試せるトライアルセットを使ってからにしてくださいね。